奄美大島が世界自然遺産に2021登録決定!その理由は絶滅危惧種を守るため⁈
国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会は、2021年7月26日、鹿児島県の奄美大島と徳之島、それに沖縄県の沖縄本島北部と西表島にある森林などを、世界自然遺産に登録することを決定しました。イリオモテヤマネコ、アマミノクロウサギなど、世界自然遺産に指定された4島世界自然遺産の登録区域は、沖縄県の本島北部と西表島、鹿児島県の奄美大島と徳之島の
4島にまたがる陸域の計約4万3千ヘクタールで、大部分が森林です。かつて大陸とつながっていたこの地域は海面上昇で島となり、動植物はそれぞれの島で独自の進化を遂げて、イリオモテヤマネコ、ヤンバルクイナ、アマミノクロウサギなど、多くの固有種が生まれたのです。