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葛城古道のパワースポット 高鴨神社 葛城一言主神社 笛吹神社 高天彦神社

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大和平野の西、
葛城連山の麓を通る葛城古道は、
古代のロマンを満喫できるパワースポットです。

古代豪族が築いたという
『葛城王朝』ゆかりの古社が点在します。

神さびた雰囲気の古社、
高鴨神社や葛城一言主神社、
笛吹神社(葛木坐火雷神社)や高天彦神社の、
秘められた葛城古道の歴史をご案内します。

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葛城古道のパワースポットと葛城王朝

葛城王朝についてはいろいろな説があります。

古事記・日本書紀の記述からすると、
神武天皇が即位してからの欠史八代と呼ばれる、
第九代開化天皇までの期間、
奈良・葛城を中心として、
また、古代豪族葛城氏と姻戚関係にあった大王が、
統治していたのが『葛城王朝』とあります。

その後十代崇神天皇から十四代仲哀天皇までを『三輪王朝』、
神功皇后以降を『河内王朝』として、
それぞれ異なった王朝が存在していたのではないかという説です。

しかし、これには物的証拠や記録は何一つないのです。

出土品も非常に少ない時代で、机上論から脱せないのですが、
神武天皇記と崇神天皇記の事跡が同じであることや、
二代から九代の天皇記が、古事記や日本書紀ともに、
名前と関係、宮、皇后の名、没年程度しか記述していないという、
不思議な一致だあることです。

一方で、神武天皇記には二年に倭国造(やまとくにのみやつこ)と、
葛城国造(かつらぎのくにのみやつこ)の二つを設けた記述があります。

これらのことから、二代から九代の天皇は、
『三輪王朝』の崇神天皇と異なった大王の存在を、
表しているのではないか?という説です。

三輪王朝から河内王朝への変換は、
忍熊王の反乱をはじめ数回の反乱が記述されていて、
大きな武力闘争があったことは明白ですが、
葛城王朝の王は記述も出土品もないために、
何とも言いようがないということです。

ただ、古代の大王家と古代豪族の葛城氏との関係から、
欠史の天皇の記述は必要であったのではないかという説は、
有力説としてあります。

葛城王朝と邪馬台国がほぼ同時期として重なるという矛盾も、
解き明かされていません。

葛城氏は葛城襲津彦を祖とする大和地方でも、
西側の大阪寄りを勢力範囲とする豪族で、
勢力範囲からするとひとつの国を形成していたとも考えられますが、
大和朝廷に従うようになったと考えられます。

記紀からは葛城王朝の情報は少ないのですが、
雄略天皇(幼武皇子)は、
葛城の王(一言主神)と出会ったという記述もあります。

また、物部氏や蘇我氏が天皇と密接な関係になる前は、
葛城氏が天皇家に妃を嫁し、天皇と密接であったようです。

たとえば、
仁徳天皇の妃は襲津彦の姫である石之日売命だということや、
現在でも残されている物的証拠に、
五世紀に作られた巨大古墳・馬見古墳群他が多数存在します。

大王クラスの古墳も多く、宮内庁管理の物もあり、
その時代は古墳が権力の象徴だったので、
大きな勢力が葛城地方にあったことをうかがいさせます。

葛城古道のパワースポット ゆかりの古社 高鴨神社

畿内に大和王権が生まれる遥か昔、
葛城山脈の麓に、強大な力を持つ豪族が複数存在し、
『葛城王朝』を築いていたといいます。

なかでも弥生時代に遡るほどの歴史を持ち、
山を支配し、製鉄や農耕技術に長けていた技術集団が鴨氏です。

高鴨神社は、別名『迦毛大御神(かものおおかみ)』と呼ばれ、
鴨氏一族の祖先神をお祀りしている神社です。

総ヒノキ造りの拝殿は、2018年に再建され、
全国の鴨氏の総社に相応しい立派な佇まいです。

大和平野を一望する高台にある神域は、
太古の森や池に抱かれた静寂の地です。

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鴨氏の『カモ』は『カミ』語源とされ
“気”や“万物”を醸す源として、
蘇りや気力回復のご利益も満点のパワースポットです。

高鴨神社

奈良県御所市鴨神1110
0745-66-0609

境内の散策は自由で、授与所は8:00~17:00
駐車場は約30台

葛城古道のパワースポット ゆかりの古社 葛城一言主神社

葛城山の東麓、
田んぼの真ん中からのびる参道をのんびり歩いて行くと境内に。

鴨氏と並ぶ古代の有力豪族・葛城氏が信奉し、
凶事も吉事も一言で言い放つ託宣の神様をお祀りしています。

地元では「一言さん」の名で愛され、
一言であればどんな願いでも聞いてくださると言われています。

『一言さん』を詣でるときは、
願いごとは短く一言で伝えましょう。

樹齢1200年の大銀杏も圧巻で、
乳房のような木根の形から『乳銀杏』とも呼ばれる御神木は、
子授けや乳の出が良くなるご利益があると言い伝えられ、
晩秋の黄金色のじゅうたんも美しいところです。

葛城氏の没落後は、
御祭神が醜い顔だと吹聴される時代もありました。

しかしそんな歴史こそが、
かつて強大な神域を有していた証とも言えるのではないでしょうか。

葛城一言主神社

奈良県御所市森脇432
0745-66-0178

境内の散策は自由で、授与所は9:00~15:00
駐車場は約50台

葛城古道のパワースポット ゆかりの古社 笛吹神社(葛木坐火雷神社)

風雅な歴史を受け継ぎ、音楽家たちの参拝も多い、
笛吹神社こと、
『葛木坐火雷神社(かつらきにいますほのいかづちじんじゃ)』は、
その昔、
鉄生産の技術を持って渡来した忍海氏(おしみし)の本拠地です。

旧忍海郡に佇む古社で、
御祭神の『火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)』は、
火と宮中の食事を司る神様で、
もう一柱の『天香山命(あまのかぐやまのみこと)』は、
代々この地で笛を奏で、
祭祀を行ってきた笛吹連(ふえふきのむらじ)の祖神です。

驚くことに現在の宮司で八十五代目です。

音楽の神としての信仰が深く、奉納演奏も絶えないというのです。

笛吹神社の社殿裏には円墳があり、
背後の御神体山には、約八十基もの古墳群もあります。

ここに眠る被葬者は、
笛吹連のご先祖様たちなのでしょうか?

想像するだけでも胸が高鳴ってくるパワースポットです。

笛吹神社には、石垣の上に築かれた社殿や、
日露戦争後に政府から奉献されたロシア製の大砲が残り、
県史跡の円墳には、家形石棺が安置されています。

笛吹神社(葛木坐火雷神社)

奈良県葛城市笛吹448
0745-62-5024

境内の散策は自由で、駐車場は約10台

葛城古道のパワースポット ゆかりの古社 高天彦神社(たかまひこじんじゃ)

高天彦神社は神話のふるさと、
高天原の入り口に佇む古社です。

日本神話の冒頭に登場する、
天と地を拓いた神々が住む天界『高天原』

高天彦神社が坐す高天集落は、
その伝承地のひとつとされています。

美しい円錐形の御神体山、
白雲岳の麓に広がる境内の入り口には、広大な台地が広がり、
まほろばの奈良盆地を悠々と見渡すことができます。

御祭神は三代にわたり天皇の外戚となるほどの力を有した、
葛城氏の祖神で、高天原に住む、
『高皇産霊尊(たかみむすびのみこと)』

樹木に宿る神でもある故か、参道には樹齢数百年を超える、
神秘的な森が広がるパワースポットです。

高天彦神社

奈良県御所市北窪158
0745-62-3346

境内の散策は自由で、駐車場は約20台

あとがき

大阪と奈良の県境にまたがる葛城連峰、
その麓を南北に沿って葛城古道はあります。

神話に出てくる物語とリンクするような神社が点在し、
その当時、勢力を振るっていた豪族たちの古墳も、
たくさん見つかっています。

どの神社も創建は不詳なのに、
いくつもの物語が今に伝えられています。

知れば知るほど、神話と史実がごっちゃになってしまいますが、
ロマンあふれる世界に引き込まれます。

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