週末は、
普段できないところを掃除するのが我が家の少ないルールの中の一つ。
（午前中に片づけて午後からはのんびりしたい。）
私の担当は水回り。
１００円ショップで買った粉末のクエン酸を水に溶かして、
シンクやお風呂の鏡を掃除すると、
がんこについた水垢がみるみるとれてもうピッカピカ！
単にこするだけではびくともしない、
一週間たまりにたまった水垢たちも、
このクエン酸水に触れるだけで圧倒的にきれいになるこの感じ。
いけてる！いけてるよクエン酸水！
「おっ家にこんなのあったんだ？」
休みだからってゆっくり起きてきた旦那の第一声。
「これって飲めるのかなー？疲れが取れるんだっけ？？」
手に取っているのは、
私が１００円ショップで買った粉末のクエン酸でした。
いやいや！まてまて！
いくら寝起きでお腹が空いているからって、
掃除に使うものが食べれるわけがないでしょうに・・・
「あー掃除用って書いてあるなぁ。じゃあだめかぁ…」
まだ言うか…
「最近疲れやすいしなぁ…ちょうどいいと思ったのに…」
大きな独り言はこの際大目に見よう・・・
だけど話の中身がいただけない。
食べちゃいけないものを食べられて体を壊されたらたまったもんじゃない。
動けなくなった大きなあなたを運ぶのは、このか弱い私なんだぞ(！)。
よしわかった。
あなたが納得いくよう調べてあげよう。
水垢がスッキリ綺麗になるくらいクエン酸水が健康にいいものなのか？
それまではトーストとカップスープでよろしく！
美容や健康にいいクエン酸水を飲むとどんな効果があるのか？
クエン酸と書かれると難しい印象をもちますが、
実は身近な食べ物の中に多く含まれています。
例えば、
レモンやミカンなどの柑橘類のものや、
梅干しなんかにも入っている自然由来のもの。
口にいれると酸っぱい！と感じるおなじみの食品ばかりですね。
クエン酸は、
ミネラルの吸収を助ける「キレート効果」と呼ばれる性質を持っています。。
体を構成する上で大切なミネラル分は、
非常に吸収しにくい栄養素の一つです。
特にサプリメントとして薬局でよく目にする
「カルシウム」「鉄」「亜鉛」などは不足しがちなものです。
クエン酸はこれらの栄養素に働き、小腸からの吸収を助けます。
そして、人間の体内でも作られたりするこのクエン酸。
「クエン酸回路」と呼ばれる、
体内のサイクルの中で生成され血液の酸化を抑えて、
血流をサラサラにしてくれると考えられています。
また、
疲労は細胞が酸化ストレスによってダメージを受けた際に生じます。
疲労から回復するには、
このダメージを受けた細胞を直してあげる必要があるのですが、
そのエネルギー源を作り出す要素として、
クエン酸が役立っていると考えらえています。
夏バテ予防に、
クエン酸が多く含まれる梅干しなんかを積極的に食べよう！、
なんてお話しはこういった理由からかもしれません。
痛風に対してクエン酸は、
尿をアルカリ性に変える性質があり、
痛みの要因の尿酸を溶かして、排出しやすくするといわれています。
また、体内の新陳代謝をよくするため、
お肌にも良く食欲増進も期待できます。
美容や健康にいいクエン酸水を飲むときの量はどれくらい？
水：250ml
クエン酸：2.5g（注：お掃除用ではないもの）
これを標準のワンセットとします。
水は、水道水だと塩素などの成分が含まれているため、
ミネラルウォーターなんかがいいでしょう。
ペットボトルの水に適量を加えて作っておくとよいかもしれません。
また、クエン酸の量ですが、
１日の疲労回復目的での摂取量は15g程度といわれていますが、
クエン酸の効果は２時間程度といわているため、
小分けにして飲むことがいいのかと。。。。
簡単で美味しいクエン酸水の作り方は？
クエン酸と水だけの組み合わせだけだと、
初めての人は特に強く酸っぱいと感じてしまうと思います。
そこでちょっとした甘みとして、
はちみつや黒砂糖などを加えるとグッと飲みやすくなります。
あと注意点として、
クエン酸は、歯のエナメル質を溶かす成分を含んでいますので、
大量の摂取には注意が必要です。
気になるかたは、歯に直接触れにくいよう、
ストローなんかで飲むのもよいかもしれません。
また、
代謝が増えてダイエットにつながるといわれることもありますが、
食欲増進効果のためか、
むしろ体重が増えてしまったという話もあり、
目的に合わせて、自分の体質として、
あっているのか経過をみていくことも大切です。
最後にお掃除についてですが、
水回りの水垢よごれの正体は水道水に含まれるカルシウムです。
クエン酸はこれと仲良く結合する性質があるため、
少しの手間で綺麗になるというからくりでした。
（使ってて知らなかった私）
あとがき
いかがだったでしょうか？
クエン酸水は、
色々な面で体に良い効果をもっていることがわかりました。
ただし取り過ぎは禁物。
ペースを守ってバランスの良い程度に収めましょう。
ごめんよ旦那。
掃除するために使うほうが、むしろイレギュラーだったみたい？
希望通り我が家でも食用のクエン酸を買っておくことにするよ。
