正月に葉牡丹を植える意味は?いつまで飾って成長したらどうする?


葉牡丹は、
夏にタネをまいて育て、
寒くなるとともに色づく葉を
冬から春にかけて観賞する植物です。

キャベツの仲間である
非結球性ケールから改良されたと考えられています。

日本には江戸時代に食用として渡来しましたが、
その後は観賞用として改良されてきました。

お正月に欠かせない葉牡丹について調べてみました。

正月に葉牡丹を植える意味はなぜ?


葉牡丹がお正月に飾られる理由は、
縁起のよい植物
「牡丹」に花姿と旬の時期がよく似ているからです。

昔は「牡丹」を飾ることでお正月を迎えていましたが、
牡丹よりも丈夫で育てやすく、
安価なことから、
葉牡丹の人気が高まり、普及したといわれています。

■葉牡丹の歴史

葉牡丹の祖先はケールです。

ケールは、
ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ、コールラビ、
黒キャベツ、ハボタン(葉牡丹)などの原種で、
紀元前から自生していたともいわれています。

このケールが初めて日本に伝えられたのは、
18世紀の江戸時代初期頃です。

野菜としてのケールではなく、
園芸用として品種改良された、葉牡丹が広まり、
観賞用として栽培され品種改良が盛んに行われました。

江戸時代に広まり、
品種改良などが盛んに行われていたハボタン(葉牡丹)は、
古典園芸植物(こてんえんげいしょくぶつ)といって、
江戸時代に日本で独自の発展を遂げ、
明治時代以降もその美しさを基準に、
栽培、育種されてきた植物の一つです。

現在では、
海外でもハボタン(葉牡丹)が栽培されている
「日本発信」の植物です。

■葉牡丹の種類

★ブラック系葉牡丹

モノクロの世界を思わせるブラック系の葉牡丹です。

同じブラック系でも、
艶のあるもの、
逆に艶を消したメタリックカラーのシルバー系、
葉の形が従来の丸葉やちりめんの葉型ではない
ケール系の多彩なブラックが揃います。

★ケール系葉牡丹

葉の形状がケール型の葉牡丹です。

モコモコとした葉の形は、
1つだけでもボリューム感が増します。

★ミニミニ葉牡丹

とても小さな葉牡丹は、
小さいサイズの寄せ植えにぴったりです。

とても可愛らしい葉牡丹です。

★大型葉牡丹

他の花では想像もできないような
大きさのバリエーションの葉牡丹です。

ミニサイズの葉牡丹と比べると10倍以上の大きさの違いです。

★丸葉の葉牡丹

葉牡丹の品種改良で代表的なものの一つが
この丸葉のハボタン(葉牡丹)です。

★ちりめんの葉牡丹

葉が縮れているちりめんの葉型です。

とてもダイナミックな印象です。

お正月の花壇で、
丸葉の型のハボタン(葉牡丹)と共に
植えつけられているのをよく目にします。

■葉牡丹の花言葉

葉牡丹の花言葉は

・利益
・祝福
・物事に動じない
・慈愛

葉牡丹の花言葉には、「利益」という言葉があります。

「利益」という花言葉は、
商売で儲かることを祈り、
取引先などに正月の葉牡丹と一緒に贈りたい言葉です。

また、葉牡丹には、
「祝福」という良い意味の言葉もあります。

同様に、
正月というおめでたい席にピッタリの言葉だと言えます。

もちろん、誕生日祝いなどにも向いている言葉です。

「物事に動じない」という花言葉は、
いつも頼りにしている人に贈ると良いでしょう。

そして、
「慈愛」という花言葉は、愛する人に贈りたい言葉です。

どの言葉も縁起の良い言葉ばかりなので、
人に贈る花言葉としては、
とても良い部類に入ると思います。

正月の葉牡丹はいつまで飾るのか?

ここで、お正月飾りについて触れたいと思います。

お正月飾りは、
お正月に家々を訪れる年神様(としがみさま)を
お迎えするための目印であり、
神様に滞在していただくための「依り代(よりしろ)」です。

年神様は一年の初めに訪れて、
ひとりひとりに1歳分の年齢と、
その年の幸運を授けてくださる神様です。

また、穀物の神様でもあるのです。

お正月飾りにはいろいろな種類がありますが、
以下の3点セットが代表的です。

■門松(松飾り)

年神様が家々に降臨するときの目印になるのが門松。

門松といえば斜めに切った竹のイメージですが、
もともとは「松飾り」といい、
松の枝だけで作ったものもありました。

松は、
冬にも緑を失わない生命力の象徴。

竹も、成長が早くすくすくと伸びることから、
長寿、繁栄を表すものとされています。

■しめ飾り

しめ飾りは神社のしめ縄と同じように
「神域と現世をへだてる結界」という意味があります。

しめ飾りを飾ることで、
年神様が安心して降臨できる神域を作り、
お迎えするのです。

■鏡餅

鏡餅は、年神様へのお供えものでもあり、
神様が宿る依り代でもあります。

一粒一粒に霊力が宿ったお米を、
さらに撞き固めて作るお餅は、
強い霊力が宿る神聖な食べ物と考えられてきたのです。

お正月期間が過ぎて、
年神様をお見送りしたあとに、
鏡餅を下げてみんなで食べ、
神様の力を分けていただくのが「鏡開き」です。

■お正月に飾る花

・松竹梅
・千両・万両・南天
・菊
・葉牡丹
・福寿草
・水仙
・蘭

等があります。

■お正月飾りはいつからいつまで飾る?

★飾り始める時期

正月事始めと言われる12月13日以降なら、
いつ飾り初めてもよいとされています。

「やってはいけない日」とされるのは、以下の2日間。

・12月29日
「二重苦」につながるので避けましょう。

・12月31日
「一夜飾り」になって、縁起が悪いと言われています。

最近は、
クリスマスを過ぎた26〜27日ごろから
飾り始めるのが一般的。

28日なら、末広がりの「八」で縁起が良い日です。

30日もキリが良い日なので、
28日までに間に合わない場合は30日に飾りましょう。

★片付ける時期

「松の内」が過ぎたら片付けます。

松の内の期間は地方によって少し違いがあるのですが、
多くは以下の2パターンです。

・1月7日
東北、関東、九州など多くの地方

・1月15日
関西地方を中心としたエリア

もともと松の内は、
全国的に1月15日までだったのですが、
江戸時代に
明暦の大火(1657年:明暦3年の旧暦1月18日〜20日)が起きたあと、
「燃えやすい松飾りを早く片付けるように」と、
幕府が1月7日までとさだめた…という説があります。

最近は、
「七草がゆ」と同じ7日までという認識が
一般的になりつつありますが、
地域の習慣に合わせるのがいいでしょう。

■お正月飾りのお花はいつまでかざる?

正月花も、正月飾りの一つと考えれば、
「松の内がすんだら撤去」という考え方が、
一番厳格な解釈です。

ですが、
1月7日に、まだお花が元気な場合、
元気なお花を片付けるのは忍びないので、
お正月花とは別な路線の花に生け変えて、
松を最後まで有効利用してもいいでしょう。

正月に葉牡丹を飾って成長したらどうする?

ハボタンもアブラナ科ですから
菜の花のような花が咲きます。

これを、とう立ちといいます。

しばらくして花が咲き終わったあと
葉っぱを少し残して切ってしまって
夏そのままに育てると
秋になって「踊りハボタン」となります。

■葉牡丹のとう立ち

葉牡丹は冬の寒さに当たると、
春にとうが立ち、黄色い花を咲かせます。

寒さ以外にも、
水不足、日照不足、温度不足などの環境悪化により、
花芽が上がることがあります。

つまりハボタン(葉牡丹)は、
冬から春にかけて葉の形や色を楽しみ、
春には黄色い花菜を楽しむことができるのです。

■踊り葉牡丹

花を楽しんだ後は、花茎を切り取りましょう。

そうすることで新しい枝が伸びて、
次の年に踊りハボタンとして
一つの株から数個のハボタン(葉牡丹)が生えてきます。

葉牡丹が、踊っているような形になります。

あとがき

お正月飾りとして、縁起のいい「葉牡丹」。

新型コロナウィルスで、
家で過ごすことになそうな、2021年のお正月です。

葉牡丹や、
他のお正月飾りにチャレンジしてみるのも
楽しいかも知れませんね。

心豊かな、お正月を過ごしましょう。


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