平熱は何度から何度まで?微熱は何度が基準で平熱から何度上がった ら発熱?

平熱とは何度から何度までで、
微熱は何度が基準とされていて、
平熱から何度上がったら発熱していると言えるのでしょうか?

自身の体調管理をするとき、
体温の測定は、身体の重要な情報を得る手段です。

よく
「私、体温が35℃台で体温が低いから、36台だとしんどい」
という言葉を耳にしますが、

そういう人が、36℃台でも熱があると思い受診しても、
「熱はないですね」と言われるようです。

では、平熱の基準は何度で、
何度上がったら発熱なのでしょうか?

その基準はどうなっているのか、
気になっていた事なので、調べてみました。

平熱は何度から何度まで?

体温は測定する部位や、測定する時間、
測定する体温計の種類によって、
結果が違うことをご存知でしょうか?

わきの下で測定することが多いと思いますが、
そのほかに口腔(舌の下)、
鼓膜、直腸などで測定します。

そして、
わきの下<口腔、鼓膜<直腸の順に温度が高くなります。

さらに、朝に一番体温が低く、
夕方が一番高くなり約 0.5℃位の差が出ます。

朝 36.0℃だと夕方は 36.5℃位になります。

体温計も、
以前は水銀計が多く使用されていましたが、
最近は電子体温計が主流です。

この電子体温計も、予測式と実測式があります。

おそらく短時間で結果のでる予測式が、
多く使用されていると思いますが、
この場合、
正確に測定できていないと結果の信頼性が怪しくなります。

まとめると、
体温について語る場合、
“今朝、わきの下の実測式の体温計での測定で 37.2℃でした”
と伝えると非常に正確に伝わります。

平熱は個人差があり、
上で述べたように、
測定時間でも違うので話がややこしくなります。

平熱は 36.89、プラスマイナス0.34℃とい言われています。

かなり高めですね。

平熱や微熱は何度が基準?

一般的な平熱の体温(35℃~37℃未満)が、
発熱によって、
37.0~38.0℃になった状態を微熱といっています。

37℃台の微熱は、
風邪のときによくみられる症状ですが、
何日も熱が下がらず、
微熱が続くようなときには、
風邪以外の疾患が隠れている場合があります。

考えられる原因はさまざまですが、
微熱を発症する病状は下記の通りです。

■風邪

風邪はウイルスの感染によって、
鼻やのどに急性の炎症を起こす疾患です。

鼻水やくしゃみ、のどの痛みからはじまり、
発熱や頭痛、寒気、全身のだるさを感じます。

39~40℃近い急な高熱や全身の関節痛、
激しい頭痛をともなう場合は、
インフルエンザの可能性があります。

■肺結核

結核菌という細菌に肺が感染して起こります。

せき、たんや、
肉眼では確認できない微量の血が混じったたん、
微熱などの症状が2週間以上続きます。

結核菌は、
せきなどによって感染が広がる可能性がありますが、
初期症状が軽いため、感染に気付かないこともあります。

感染者数は一時減少したものの、
最近では療養施設等でのお年寄りの集団感染や、
新しい結核菌の登場によって再び増加しています。

■慢性胆嚢(たんのう)炎

腸内の大腸菌などが胆嚢に入り、
胆嚢の粘膜に繰り返し炎症を起こした状態です。

みぞおちから右側の上腹部にかけて、
不快感をともなう痛みを感じるとともに、
38℃近い微熱が続き、
吐き気、嘔吐などの症状もあらわれることがあります。

もともと胆石をもっている人がかかりやすく、
暴飲暴食や、
脂肪分の多い食事をとった場合に再発しやすくなります。

■虫垂炎(盲腸炎)

盲腸の先についている虫垂に炎症が起こる病気で、
盲腸炎とも呼ばれます。

突然急激な腹痛が起こると同時に、
37~37.5℃くらいの微熱が続き、
吐き気や嘔吐をともないます。

腹痛は、最初からへその右斜め下辺りが痛む場合と、
みぞおちから徐々に右下腹部へと、
痛みが移行していく場合があります。

■慢性上気道炎(慢性副鼻腔炎、慢性扁桃[へんとう]腺炎)

慢性副鼻腔炎は、
ウイルスや細菌による感染が繰り返されると、
副鼻腔という鼻の周囲の空洞に膿が溜まります。

蓄膿症とも呼ばれ、粘り気を帯びた鼻水が出て、
頭痛や微熱、
集中力の低下などの症状がみられます。

慢性扁桃腺炎は、
扁桃腺炎を繰り返すうちに慢性化する場合が多く、
急性ほどの高熱に至らない微熱が続き、
のどの不快感やツバを飲み込む時の異物感、
体の倦怠感などの症状があらわれます。

■慢性膀胱炎

膀胱内に細菌が侵入して炎症を起こすのが膀胱炎です。

膀胱炎は非常に再発しやすく、
慢性化することが多くあります。

トイレが近くなり、排尿時の痛み、
尿のにごりや血尿など急性膀胱炎と同じ症状があらわれます。

さらに、
微熱、尿が溜まったときの膀胱の痛みに、
悩まされることも少なくありません。

■慢性腎盂(じんう)腎炎

腎臓の中にある、
尿を溜める腎盂が細菌の感染を繰り返すと慢性化します。

急性では悪寒をともなう高熱が出ますが、
慢性化すると微熱が続くようになり、
尿の濁りや血尿、
背中から腰にかけての痛みや吐き気、嘔吐が起こります。

さらに進行すると腎臓の機能が徐々に低下し、
腎不全に陥ることもあります。

腎盂腎炎の主な原因は、
下半身の冷えによるもので、
この悩みを抱える女性に多くみられる疾患です。

10日以上続くような微熱は、
重大な疾患が隠されていることもありますので、
必ず医師の診察を受けましょう。

なお、病院へ行くときは、
いつから、どのくらいの熱がでて、
どう続いているか。

微熱以外で感じている、
体の症状を説明できるようにしておきましょう。

それから、
子どもやお年寄り、女性特有の微熱の目安があります。

子どもの場合
体温の平均値は成人よりも高い方に偏っているため、
他に症状がなければ、
37.4℃くらいまでは平熱とみるのが一般的です。

一方、お年寄りの場合
加齢とともに体温を維持する力が弱まるため、
成人よりも平熱が低い(36.0~37.0℃前後)傾向があります。

また女性の場合は、
排卵から生理までの時期に、
低温期の平熱より0.5~0.7℃ほど基礎体温が高くなりますが、
これは疾患ではありませんので心配はいりません。

平熱から何度上がったら発熱?

医者から「熱は出ましたか?」と聞かれて、
「36.8℃でしたが平熱が35℃台なので熱があると思います」
と答え、
医者から怪訝な顔をされたことはありませんか?

実は平熱が何℃であれ、
36℃台では発熱とはみなさないのです。

先ほども述べましたが、
一般的な平熱の体温(35℃~37℃未満)が、
発熱によって37.0~38.0℃になった状態を微熱。

そして、38℃以上を高熱といっています。

平熱は?(普段の健康なときの体温)と質問すると、
「35℃台です」という返事がよく返ってきます。

実際に平熱が35℃台の方はいますが、
そんなに多くないと言われています。

その多くの方が、
正しく体の中心部の温度(中心体温)を、
測定していないのではないかと言われています。

★体温はどこで測るか? 

先ほども触れましたが、
体の中心部の温度(中心体温)を測定するのが理想ですが、
実際は難しく、
そこで一般にはわき、口腔内、肛門(おしり)、耳(鼓膜)
などで測られています。

日本では習慣として、
「わき」で測ることがよく行われています。

わきで体温を測定するのが主流となっている国は、
世界中で数ヵ国しかなく、
欧米では口腔内、あるいは直腸で測定されています。

★体温計の種類  

水銀体温計:一番正確ですが、
5~10分以上しっかりと、
以下に述べるような方法で、はさんでおく必要があります。

電子体温計:実測式と予測式の2種類があります。

1分半で測れる予測式電子体温計はとても便利ですが、
測り始めてから90秒間の体温上昇カーブから、
10分後の値(平衡温)を予測して表示するものなので、

以下に述べるような方法で、
しっかり挿入して固定しておかないと、
水銀体温計より高めにでたり、低めにでたり、

また測る度に値が異なったり、
毎回エラーが表示されるなどの事態が生じます。

★耳式体温計

鼓膜から発せられる赤外線を検知することにより、
鼓膜温を測定する体温計です。

1秒程で検温できて便利ですが、
小児での使用には問題があります。

乳幼児の細く、曲がって個人差の多い外耳道や、
耳垢の多い外耳道に対して、
現行の耳式体温計が、
はたしてどれだけ正確に、
その奥の鼓膜からの赤外線を捕えられるかが疑問です。

個人で使用するのでしたらまだしも、
外来待合室などで、
不特定多数の患者さんに使用するのには、
適さないと考えられています。

★わきで測るときの注意点

中心体温に近い脇の下の動脈のそばの体温を測定しましょう。

そのためには

1.脇の下の中央のくぼみの奥に体温計の先端を深く挿入し、

2.かつ、音が鳴るまでその位置を動かさないように固定する、

この2点が重要です。

体温計を脇にはさんだだけでは不十分で、
体温計の先端を脇の中央の奥に押し上げるようにして、
その位置をキープすることがポイントです。

あとがき

いつ何度ぐらいあったかは、
重要な情報です。

忘れないでメモして、受診時に伝えましょう。

体温の変化をグラフにすると、
大変わかりやすいと思います。

そして、平熱がどのくらいか知っておきましょう。

元気なときに、
1日4回(朝、昼、夕方、寝る前)
食事前の安静な状態で体温を測ってみてください。

体温は1日中同じ温度ではありません。

朝は低めで、夕方は高くなります。

食事や運動で体温は高くなります。

体温計・体温測定のこつをよく理解して、
正確な体温を測定しましょう。


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