私も、厄年は経験しています。
その時に、何が起きたのかと思い出してみると
これといった事はなかった様に思いますし、あったような気もします。
厄年に、どんな事が起きるのか、由来は?
その辺りからお話してみようと思います。
まず、厄年と言われる年齢ですが。
男 性 女 性
25歳 19歳
42歳 33歳
61歳 37歳
61歳
※この年齢は、数え年です。
今の年齢にプラス1(満年齢)をした歳になると
考える方もいらっしゃるようです。
本厄の前兆(前厄)や余韻(後厄)などもあって
3年間は注意が必要だと言われています。
厄年の由来ですが、平安時代と、江戸時代で違うみたいです。
厄年って平安時代からあったんですね。
厄年と聞いて、あまり良いイメージは沸きませんよね。
厄年は『災難、災厄などが降りかかり易い年齢』
この様な、意味をもつ年齢だど言われています。
これは、陰陽道で
『厄難にあいやすく、諸事に慎み深く振舞わなければならない年齢』
とする、年齢という考えからこの考えが広まったようです。
平安時代には厄年という考えがあったようですが、
実際に広まったのは江戸時代とも言われています。
また、江戸時代で考えられていた厄年の年齢は、
平安時代のものとは違っていたとも言われているようです。
さらにいうと、
この「厄年」という言葉自体も誰が言い出したのかわからないという、
なんともあいまいな由来になっています。
今もけっこう根強く残っている厄年ですが、
その由来はあまりハッキリとしたことがわからないようです。
仕事がうまくいかないのは厄年のせいなのだろうか。
私も厄年の時に、仕事の状況や職場環境は最悪なモノで、
うまくいかない!なんて生易しい状態ではなかったのを思い出します。
10年以上勤めていた会社だったんですが、
残業残業の毎日、
朝は自主的に6時半くらいに会社に行って作業しなければ間に合わず、
帰れるのは夜の22時なら早い方で、
ほぼ毎日、夜中の1時を過ぎてました。
後々考えてみると、
前厄の年からそれとなく色々始まっていたと思います。
前厄の年の春、社長が定年退職し、
新たに親会社からリストラされてきたような人間が社長に就任してから、
働きやすかった今までの環境がウソのように崩れていったんです。
それでも、その年は何とか乗り越えたんですが、
厄年の年はさらに酷くなり、
今までは定年退職者も、
継続して働きたければ嘱託職員として会社に残れていたんですが…
それも新しい社長によって廃止。
さらには現場で三分の一を占めていた派遣社員の半分以上をリストラし、
私たち正社員は、万年人手不足の環境で働かなければなりませんでした。
この様に、
厄年には仕事が上手くいかなかったという人もよくあるようです。
だけど、
厄年の人全員が、仕事が上手くいかなくなるのでしょうか?
仕事でミスをしてしまうのは厄年のせいなのだろうか。
仕事がうまくいかないのは厄年のせい?
人によっては、厄年など全く気にせず、
働いてもいる方もおられます。
仕事が上手くいかなかった方は、
積もり積もったストレスが爆発したタイミングが
厄年だったと感じます。
厄年だから、
仕事が上手くいかない…これはイコールではない気がします。
先ほどの、お話と重複してしまいますが、
厄年に仕事のミスが多くなるとは一概に言えない気がします。
厄年は、誰が決めたのか、その由来もハッキリしてないものなので、
もし、厄年だからミスをすると感じるのなら、
お祓いをして、気持ちを切り替えるのも一つの方法かもしれませんね。
突然異動を命じられたのも厄年だったからなのか
私は、転勤や移動を経験していないので、
この辺りのお話はよく分からないのですが。
突然、移動を命じられるって辛いですよね。
会社で働いていると、
こういう、人事に関する事は避けて通れないと、
友人が話していました。
その友人は、
一年ごとに、九州から山口県へ、山口県から徳島県へ
そして、岡山県に移動になりました。
「次は、どこかしらと」と笑っていましたが、
彼女の、場合も厄年とは関係はなかったみたいです。
転勤ではなくても、
会社内で移動になった人もいます。
人事課から、総務課へ移動になり、
その方も残念だと言っておられました。
この方も、厄年との関係はなかった様です。
あとがき
厄年についてお話させて頂きましたが、
厄年には、大厄といって、
男性は、42歳 女性は 33歳で、
最も、注意しなければならない厄年だそうです。
私は、19歳の時に体調を崩し、
自分の思うようにいかないなと感じていて、
それが過ぎてから19歳は厄年だと知りました。
その時は、
「やっぱり、厄年だったんだ、それで上手くいかなかったんだ」と
思いました。
それから、今まで生きて来て、
「人生って思い通りにはいかない」という事を知って、
たまたま上手くいかなかったんだと思う事にしました。
ですが、厄年の時に災難にあったという方もおられます。
感じ方は、人それぞれですが、
気になる方は、神社でお祓いしてもらうのが良いと思います。
始めに、満年齢(数え年にプライス1)と言いましたが、
神社やお寺によって年齢が少し変わってくる場合もあります。
なので、厄年の由来で話させてもらった様に、
ハッキリした事は分かっていないようです。
実は、厄年は、特に根拠のないものだという考えも強い様です。
ただ、男性は42歳、女性は33歳(数え年で)という年齢だと、
体調面の変化や、環境の変化などが起きやすいのかも知れませんね。
厄年になると不運になるというのは、科学的に根拠はないのです。
人生いろいろですので、
厄年以外で災難があったけれど、
厄年に、あった災難は特に敏感になるのかも知れません。
厄年自体に根拠はないと言われていますが、
それを信じて厄払いをしたり、
普段の生活態度を改めるなどすることはいいことだと思います。
それが心の部分でプラスや安心になるのなら、
厄年もあながち悪いものではないかもしれません。