おもちゃ映画ミュージアムinKYOTOのストップモーション アニミズム展はいつ?

エンタメ

おもちゃ映画ミュージアムinKYOTOで開催される
ストップモーション アニミズム展は、
東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻、
立体ゼミ 伊藤有壱+ゼミ修了生有志による、
立体アニメーション展です。

西日本初の正式巡回展となる貴重な機会です。

アニメーション作品に実際に使われたパペットや素材、
平面・立体作品や資料なども展示されます。

ストップモーション アニミズム展参加作家によるトークショーや、
自分だけのアニメーションを作る『体験ワークショップ』もあります。

ストップモーション アニミズム展が開催されるのは、
京都の中京区、三条商店街の少し南へ行ったところにある、
『玩具映画博物館』です。

2015年5月18日(月)にオープンした『玩具映画博物館』は、
古民家をリノベーションした小さな町家で、
大正時代の無声映画を、家庭で見られるようにした『玩具映画』の映写機や、
フィルムなどの貴重な史料が保管されています。

  

おもちゃ映画ミュージアムinKYOTOストップモーション アニミズム展

ストップモーション アニメーション(Stop Motion Animation)は、
対象物に変化を与え、

1フレームずつ撮影した画像の、
連続再生によって『動き』を創出する、
アニメーションの表現(Stop Motion Animation)という視点から、

この表現を捉え直し、『生命を吹き込む』と言われる背景に、
映画誕生以前から人類が感じてきた『アニミズム(Animism)-汎霊説ーへの、
憧憬に迫るアクションとして、
Stop Motion Animism ストップモーション アニミズムを宣言するものです。

その第一歩として、2008年にスタートした国立教育機関、

東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の、
『立体領域』が輩出した修了生の学生時代の作品と、
その現在の才能にスポットを当てます。

制作環境やアナログ技術の特殊性から、
希少性ばかりに目が向けられた時代から、

誰でも創ることが可能な表現へと、
変貌を遂げた『ストップモーション アニメーション』の現在と、
その未来を感じ取ってください。

ストップモーション アニミズム展 メイン上映=プログラムA

【東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻在学時の作品】

・「賢者の贈り物」2010年 石井寿和

・「約束」2011年 河野亜季

・「creator」2011年 河野宏樹

・「さまよう心臓」2011年 秦俊子

・「かくれん坊」2012年 白石慶子

・「やみのけ」2013年 餅山田モチ世(仲本有里)

・「失われた空の下で二人」2013年 廣安正敬

・「キドモモドキ」2013年 宮崎しずか

・「パモン」2014年 当真一茂

・「Decoretions」2014年 宮澤真理

・「コーポにちにち草のくらし」2014年 若井麻奈美

・「その家の名前」2015年 坂上直

・「THE FALL」2014年 武田浩平

・「I think you’re a little confused」2016年 小川育

・「Brick Games」2016年 林文薏

・「Mind Room」2017年 栗原萌

Home | sma2018

ストップモーション アニミズム展 プログラムB

【伊藤有壱監督作品+修了後の作品、映像プロジェクトなど】

・「HARBOR TALE」2011年 伊藤有壱

・「Rolling」 坂上直

・ MV「どっぴんしゃーらー」 河野亜季

・「パカリアン」「映画の妖精 フィルとムー」 秦俊子

・NHK ヒバクシャからの手紙「ホウセンカおじいちゃん」 
 三陸国際芸術祭2017「空とぶさんま」 白石慶子

 そのほかの上映作品もあります。

ストップモーション アニミズム展 開催場所と開催日程

ストップモーション アニミズム展は、

2019年3月23日(土)~4月7日(日)まで開催されます。

開催初日の3月23日(土)は、午後2時からの開館で、
最終日の4月7日(日)は、午後3時までとなっています。

その他の日は、
開館時間が、午前10時30分から午後5時までとなっています。

休館日は、祝日を含め毎週月曜日と火曜日です。

入館料は、高校生・大人 500円 イベント開催時 1000円
     中学生 300円  小学生以下は無料です。

★『参加作家によるトーク』トークショー&懇親会

NHKプチプチアニメ『ニャッキ!』の作家でもある、
伊藤有壱氏を迎えてのトークショーや懇親会、
複数の作者によるトークステージがあります。

制作者ならではの視点で作品を語ります。

トークは、各回1時間程度で、
終了後は、懇親会が予定されています

3月23日(土) 午後5時~
4月7日(日) 午後1時~

★『体験ワークショップ』

35㎜フィルムに絵を描いて、上映会!
自分だけのアニメーションを作ろう。

ワークショップ開催日は、3月30日(土) 午後2時30分~

参加対象は、小学校高学年以上が推奨

定員は、先着10組

材料費は、500円

ワークショップの申し込み方法は、
お電話、もしくはメールにてお申し込みください。

電話:075-803-0033

mail:info@toyfilm-museum.jp

おもちゃ映画ミュージアムへのアクセス

『ストップモーション アニミズム展』が開催されるのは、
おもちゃ映画ミュージアム(一般社団法人 京都映画芸術文化研究所)

〒604-8805
京都市中京区壬生馬場町29-1

URL:http:// toyfilm-museum.jp

三条商店街の入り口、千本三条から四条大宮へ通じる後院通りを、
千本通り沿いに南へ200mほど行ったところに、
見落としてしまいそうな小さな路地があります。

路地の向かい側には『剣詩舞教室尚誠館』という看板が上がっているので、
それを目印に、反対側の路地を10mほど東へ入ると、
『玩具映画博物館』があります。

市バスの停留所は、
『壬生操車場前』から北へ70m
または『千本三条』より南へ150m

JR二条駅より、南へ徒歩8分ほど、
阪急四条大宮駅より後院通りを北へ10分ほどのところです。

あとがき

京都と映画には古いつながりがたくさんあります。

京都で映画と言えば太秦が有名ですが、
昔は下鴨にも撮影所があったり、
俳優さんもたくさん住んでおられました。

映画にかかわるお仕事をされていた方も多く、
今でも街のあちこちがロケ地になったりもします。