九州国立博物館で京都醍醐寺真言密教の宇宙が開催 国宝32件一挙公開!

神社仏閣

九州国立博物館で
京都醍醐寺真言密教の宇宙が開催されます。

世界遺産 醍醐寺に伝わる寺宝の魅力を、
九州国立博物館で堪能することができます。

九州国立博物館で開催される
『京都 醍醐寺-真言密教の宇宙-』展の、
開催日時や展示される寺宝についてご紹介します。

  

九州国立博物館で京都醍醐寺真言密教の宇宙の開催日時と観覧料

九州国立博物館で京都醍醐寺真言密教の宇宙が開催されます。

『京都 醍醐寺-真言密教の宇宙-』は、
東京のサントリー美術館で、2018年9月19日~11月11日まで公開され、
たくさんの人が訪れ感動しました。

『京都 醍醐寺-真言密教の宇宙-』九州国立博物館では、
2019年1月29日(火)~3月24日(日)まで開催されます。

開館日:日火水木 9:30~17:00 入館は16時30分まで。
開館日:金土 9:30~20:00 夜間開館 入館は19時30分まで。
休館日:月 月曜日が祝・振替休日場合は翌日
観覧料:一般:1600円 前売り1400円
   高校生・大学生 1000円 前売り800円
   小学生・中学生 600円 前売り400円

京都市の南東に位置する醍醐寺は、
千百年以上の歴史を持つ、真言密教の名刹です。

その歴史は、平安時代・貞観十六年(874年)、
理源大師聖宝(832年~909年)が醍醐味の水が湧き出るという笠取山に、
草庵を結んだことに始まります。

開創以来、人々の願いを叶える祈祷や修法と言った実践を重視する寺として発展し、
ときの権力者たちの篤い信仰を集めてきました。

こうした歴史を物語るように、
醍醐寺には数多くの仏像や仏画、経典類が伝わっています。

『京都 醍醐寺-真言密教の宇宙-』展では、
密教美術の宝庫ともいえる醍醐寺から、
薬師寺のご本尊である薬師如来および両脇侍像(国宝)をはじめ、
国宝や重要文化財を多数含む珠玉の仏教美術が紹介されています。

加えて、豊臣秀吉による『醍醐の花見』ゆかりの品々や、
俵屋宗達らの華やかな近代美術も見どころです。

密教美術の頂点ともいえる名品の数々がご覧いただけます。

~~~関連イベント~~~~~~~~~~~~~~~~~
★総本山醍醐寺 声明コンサート

日時:2019年1月29日(火) 午後2時~午後3時(午後1時開場)
会場:九州国立博物館1Fミュージアムホール
定員:280名
料金:3000円

★リレー講座『醍醐寺展をより楽しむための醍醐味講座』

日時:2019年2月9日(土)
会場:九州国立博物館1Fミュージアムホール
定員:280名
①午後1時30分~午後2時15分
『じっくり味わう醍醐寺の仏画』
②午後2時15分~午後3時
『ホットでクールな醍醐寺の彫刻』

★節分 限定イベント

日時:2019年2月3日(日)
『京都 醍醐寺-真言密教の宇宙-』展御観覧者の方、先着1000名様に、
縁起物としても人気の『五色豆』をプレゼント

★『京都 醍醐寺-真言密教の宇宙-』展オリジナル手ぬぐい付きチケット

オリジナル手ぬぐいと『京都 醍醐寺-真言密教の宇宙-』展の観覧券1枚が、
セットになったお得なチケットです。

料金:2000円
200枚限定 限定数に達し次第終了
販売場所:セブンイレブン

九州国立博物館で京都醍醐寺真言密教の宇宙 展示される寺宝

九州国立博物館で展示される『京都醍醐寺真言密教の宇宙』の寺宝

★平安仏の最高峰

国宝 薬師如来および両脇侍像 平安時代 十世紀

★無敵の五人組

重要文化財 五大明王像 平安時代 十世紀

★縦3.5メートル!規格外の迫力!(展示期間2月26日~3月24日)

重要文化財 太元師明王像(三十六臂)
太元師法本尊像のうち(部分) 鎌倉時代 十四世紀

★炎めらめら!みなぎる密教パワー(展示期間1月29日~2月24日)

国宝 不動明王像 (五大尊像のうち) 鎌倉時代 十二~十三世紀

★密教修法(みっきょうすほう)の必須アイテム

重要文化財 金銅五鈷鈴  鎌倉時代 十三世紀

★日本最古の絵巻物 (展示期間中 巻き替えあり)

国宝 絵因果経(部分)  奈良時代 八世紀

★後醍醐天皇 最晩年の筆跡 (展示期間 1月29日~2月17日)

国宝 天長印信(てんちょういんじん)(部分)
後醍醐天皇筆 南北朝時代 延元四年(1339年)

★まばゆく光る慈愛のほほえみ

重要文化財 如意輪観音坐像  平安時代 十世紀

✿醍醐の花見

歴史上有名な花見と言えば、豊臣秀吉が行った『醍醐の花見』
慶長三年(1598年)の春、豊臣秀吉は花見に際して七百本の桜を植え、
盛大な宴を開きました。

このことにならって、醍醐寺では毎年四月の第二日曜日に、
『豊太閤花見行列』が開催され、終日 境内は賑わいます。

★豊臣秀吉愛用の金の茶碗

金天目 および金天目台  安土桃山時代 十六世紀

★醍醐寺を支えた天下人

豊臣秀吉像 江戸時代 十八世紀

九州国立博物館 太宰府天満宮からのアクセストンネル

『京都醍醐寺真言密教の宇宙』展が開催される九州国立博物館は、
菅原道真公がお祀りされていることで知られる『太宰府天満宮』のお隣です。

●西鉄福岡(天神)駅からのアクセス
大牟田方面からは、
西鉄天神大牟田線(天神方面行き)で、
「西鉄二日市」駅で乗り換え「太宰府駅」へ

●JR博多駅からのアクセス
JR鹿児島本線 快速で15分 西鉄に乗り換え
熊本、佐賀、大分方面からはJR「二日市」駅で下車
西鉄二日市までは徒歩12分 またはにしてつバス
「西鉄二日市」駅で乗り換え「太宰府駅」へ

太宰府駅から天満宮参道 虹のトンネル経由で九州国立博物館へ
太宰府天満宮の裏手にある巨大なエスカレーター+動く歩道で、
九州国立博物館につながっています。
ベビーカーや車椅子の方も、
エスカレーターに併設されているリフトを使って上がれます。

太宰府天満宮参拝後に九州国立博物館にも立ち寄れます。

●車を利用する場合、
太宰府ICもしくは筑紫野ICから約20分
駐車場(有料:一日500円)台数には限りがあります。

九州国立博物館

〒818-0118 福岡県太宰府市石坂4丁目7−2
092-918-2807

あとがき

『京都醍醐寺真言密教の宇宙』醍醐寺と言えば、
豊臣秀吉の醍醐の花見が有名ですが、
秀吉は京都の北野天満宮でも花見を催していました。

その北野天満宮と太宰府天満宮は、
菅原道真公をお祀りするゆかりの深い神社です。

その太宰府天満宮のお隣『九州国立博物館』で開催される、
京都 醍醐寺 真言密教の宇宙展は、
桜の咲く少し前まで開催されています。