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八坂神社の歴史と祇園祭の御祭神はどんな神様?祇園祭の起源はいつから?

投稿日:2018-04-16 更新日:


京都四条 東の突き当りに八坂神社の朱色の門が見えます。

そして祇園祭の鉾は、
八坂神社から少し離れたところに建てられます。

なぜ、八坂神社の近くに山鉾が建たないのかと、
京都を訪ねてきた人に訊かれました。

八坂神社の近くも遠くも、
祇園さんは京都の町ぜんぶのお祭りどすよって、
そんなん 関係あらしまへん!

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八坂神社の歴史と祇園祭

八坂神社は、
慶応4年(1868)5月30日付の神衹官達により八坂神社と改称するまで、
感神院または祇園社と称していました。

創祀については諸説あるのですが、
斉明天皇二年(656年)に、高麗より来朝した使節の伊利之(いりし)が、
新羅国の牛頭山に座した素戔嗚尊を、
山城国愛宕郡八坂郷の地に奉斎したことに始まるといわれています。

また、一説には貞観十八年(876年)、
南都の僧円如が建立の時、堂に薬師千手等の像を奉安し、
その年6月14日に天神(祇園神)が東山の麓、
祇園林に垂跡したことに始まるともいわれています。

八坂神社の御祭神は、

素戔嗚尊(スサノオノミコト)
櫛稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)
八柱御子神(ヤハシラノミコガミ)

この御柱とされています。

かつては牛頭天王(ゴズテンノウ)を祀り、
『祇園社』とか『祇園感神院(ギオンカンジンイン)』と呼ばれていました。

八坂神社と呼ばれるようになったのは、
明治元年の神仏分離によって改められた呼び名なのです。

このあたりに八坂造と称した高句麗からの渡来人が住んでいたので
『八坂』という地名となり、
そこで明治になって「八坂神社」となったようです。

八坂神社 祇園祭の御祭神は?

牛頭天王とは、
インドでは釈尊の祇園精舎の守護神、
中国では道教の神、
朝鮮半島では、
熱病に効く栴檀(センダン)を産した『牛頭山』の神とされています。

ではなぜ、
八坂神社の御祭神が、牛頭天王から素戔嗚尊になったのでしょう?

実は、御祭神が替わったのではなく、
素戔嗚尊と牛頭天王は、同一神とみなされているのです。

『日本書紀』には、
素戔嗚尊は朝鮮半島の新羅国(しらぎのくに)にあまくだり、
『ソシモリ』のところにいる、という記述があって、
ソシモリとは韓国語で『牛頭』を意味するのだそうです。

そのため、牛頭山の神である牛頭天王が、
「牛頭」の地にいる素戔嗚尊と同一視されたということです。

二人とも荒ぶる神様ですが、きちんとお祀りして味方に付ければ、
強力なご加護が頂ける神様なのです。

また、
武塔(ムトウ)神とも習合されます。

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日本固有の神道と、インドで成立した仏教、
中国の道教などが習合した祇園の神様は
『インターナショナルな神様』といえます。



八坂神社の祇園祭 始まりの起源は?

ところで祇園祭は、
もともとは祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)と呼ばれていました。

この御霊会とは、
この世に恨みを遺して亡くなった怨霊の神様の事なのです。

世の中に起こる災い、つまり天災や疫病などは、
荒ぶる御霊(みたま)である御霊が祟りをなしたものだと考えられていました。

この御霊を鎮めれば、災いを除けることができるという、
『御霊信仰』がもとになっています。

貞観五年(863年)疫病の流行により、神泉苑で初めて御霊会が行われました。

さらに、貞観十一年(869年)、
都をはじめ全国に疫病が流行したとき、
広大な庭園だった神泉苑に当時の国の数(66か国)に因んで、
66本の矛が立てられました。

祇園社の神様をお祀りし、
さらに三基の神輿を出して、悪疫退散を祈ったという記録があり、
これが祇園祭の始まりだと言われています。

京の都を焼き尽くした『応仁の乱』により、
応仁元年(1467年)祇園祭は中止となりました。

明応九年(1500年)、三十三年ぶりに祇園祭が復興し、
山鉾三十六基が町衆の力によって華麗な祭礼となりました。

昭和十八年(1943年)、
太平洋戦争のため、以降四年間、山鉾巡行が中止されました。

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あとがき

毎年、梅雨明けを「まだ梅雨あけへんの~?」と心待ちにし、
たいてい宵山ぎりぎりになって梅雨明けします。

山や鉾の豪華な前懸けや見送りが濡れへんか心配になります。

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