花粉症の症状を緩和させる食べ物と悪化させる食べ物 食生活で体質改善できる

美容と健康


鼻がグシュグシュ、目がショボショボ、
花粉症の症状はホント辛いです!

そんな花粉症の辛い症状が、食べ物で緩和できることをご存知ですか?

でも、食べるものによっては、
花粉症をさらに悪化させるものもあります。

どのような食べ物が花粉症の症状緩和に良くて、
症状を悪化させる食べ物はどういうものかということをまとめました。

眠気に襲われたり、集中力を欠くような副作用がある薬に頼らず、
食生活に注意することで、辛い花粉症の症状が緩和されるのなら
是非とも取り入れたい方法ですよね。

  

花粉症の症状を緩和させる食べ物は

花粉症の症状が辛い時には、 
そうした症状を少しでも和らげてくれるのであれば、
とりあえず色々と試してみたくなるものです。

花粉症の症状緩和に効くと言われる“シソ”

ここでは花粉症に効く食べ物として“シソ”を紹介します。

シソの葉に含まれているポリフェノールの中には、
<ロズマリン酸>というものがあります。

このロズマリン酸は、炎症を和らげる作用があると言われており、
花粉症で傷んだところに効くとされています。

一時期テレビなどで、
花粉症に効くシソジュースなどが話題になったことを、
ご記憶の方もいらっしゃるかもしれません。

食べ物による花粉症対策は食べ物が体に吸収されて、
効果を発揮するまでに時間がかかるため、 
なかなか長続きしないようですが、

花粉症の症状が緩和するのであれば、
ちょっと根気を出して続けたいところです。

実際の使い方ですが、
花粉症の時にはシソの葉を1日14mg、
だいたいシソの葉約6枚~10枚ていどを食べるか、
ジュースにして飲むと良いと言われています。

シソには青じそと赤じそがありますが、
赤じその方がポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれていて、
さらに青じそに比べて炎症に効くという、
ロズマリン酸自体も多く含まれています。

花粉症予防には食物繊維を多く含む食品を

花粉症予防に効果があると言われている食物はたくさんありますが、
ここではその中でも、
食物繊維を多く含む食品について紹介していきます。

花粉症予防に効く食事を作るには、 
食物繊維を多く含むものを取り入れると良いと言われています。

また、食物繊維を多く含む食事は、花粉症予防に良いというだけではなく、
たとえば多くの女性が悩まされる便秘にも効果がありますし、
油分の多い食生活を送っている人にとっては、
体内の脂肪分を吸収して、
体外に排出する手助けをしてくれる食べ物としても効果があります。

花粉症をはじめいろいろな体の不調に効果がある食物繊維ですが、
どのような食品に多く含まれているかはご存知でしょうか。

食物繊維を多く含む食品として知られているのは、
“海藻類・きのこ”などです。

海藻類の中には寒天も含まれます。

海藻類やきのこはいろいろな調理法があるので、
飽きずにたくさん食べられますね。

花粉症の症状緩和や、
花粉症予防に効果がある食事を作ろうと考えている方は、
ぜひ、食物繊維をたくさん含む食事を作るように心がけてみてください。

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花粉症の人はなぜヨーグルトを食べると良いのか

まず、なぜヨーグルトが花粉症に効果があるのかを知るために、
花粉症の仕組みを知る必要があります。

花粉症はアレルギー症状の一つです。

アレルギー症状は、 
人間の体の中にある免疫系という仕組みの働きによって引き起こされます。

免疫系というのは、 
人間の体の中に入ろうとする異物を排除するために備わっているもので、
通常、
ウイルスや細菌、寄生虫などを撃退することを目的として活動しています。

アレルギー症状というのは、 
この免疫系がある特定の物質に対して過剰に反応することで起こります。

花粉症でいえば、
特定の花粉を吸い込むことで、過剰反応が起こるということです。

ヨーグルトは、 こうしたアレルギー症状を起こす免疫系をはじめとする、
体内の環境を整える作用があると言われています。

たとえば、
身体の中で最も細菌がたくさんいると言われる腸に、
ヨーグルトに含まれる乳酸菌が到達することで、
余計な細菌をやっつけてくれるという研究結果が出ています。

花粉症にヨーグルトが効果があると言われるのは、
つまり、ヨーグルトによって体内の環境が整うことで、
花粉症に過剰反応しないようになるためだということです。

ヨーグルトを食べることで、腸の調子も良くなって、
花粉症以外にも嬉しい効能効果がいっぱいです。

花粉症に効くとされる玉ねぎの効果

花粉によるアレルギー症状というのは、
人間の体の中に入ろうとする異物を排除しようとする仕組みです。

つまり、
花粉症の症状は、身体の防衛本能ということです。

しかし、時として免疫系は過剰に反応することがあり、
それが花粉症の症状である止まらないくしゃみや涙、
鼻水といった症状として出てきます。

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さて、
そうした花粉症の症状を抑えるためには二つの方法があります。

一つは、免疫系が働かないように刺激を避けること。

つまり、花粉を吸い込まないことです。

もう一つは、免疫系が過剰反応しないように免疫力を上げることで、
ちょっとくらいの花粉では過剰反応しないようになることです。

これは、耐性をつけるということです、
玉ねぎは、この後者の免疫力をつけるという点で効果を発揮します。

玉ねぎは、花粉症の原因である花粉の通り道になる肺と気道を、
きれいにしてくれます。

また、花粉症で起こる喉や鼻の炎症を抑制し、
鎮静作用によって痛みを和らげてくれます。

花粉症で苦しんでいるのであれば、
ぜひ、日々の食事に玉ねぎをたくさん使ってみましょう。

玉ねぎは、花粉症だけでなく生活習慣病全般に効果が期待されていて、
玉ねぎには血液をサラサラにしてくれるからです。

その他にも花粉症予防に効果があるとされる食べ物はたくさんあるので、
いろいろ組み合わせて、
自分なりのレシピを作るのもまた楽しみになりそうです。

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花粉症の症状を悪化させる食べ物

花粉症に洋食は良くない!

花粉症と洋食、あまり関係なさそうに感じますが、
昔から、花粉症の人は洋食を食べ過ぎない方が良いと言われています。

特に肉類を使った洋食には、脂肪を多く摂取することになり安く、
花粉症のようなアレルギー症状を、
悪化させる原因になると考えられているからです。

花粉症は体内にある免疫系という、
異物を排除する仕組みが花粉に反応して起こるものですから、
この免疫系の働きを刺激するような食生活をすることで、
花粉症が悪化するというのが背景にある考えです。

ではなぜ洋食が免疫系を刺激し、 
花粉症を悪化させるのかという仕組みを簡単に見てみましょう。

まず、洋食に多く含まれる肉類や脂肪分は消化するのに時間がかかるので、
体内に取り込まれずに腸まで残ることが多くあります。

そのため、体内で栄養分ではなく異物として認識され、
免疫系の働きを活発化させることになります。

免疫系は一度活発化して抗体を作り出すと、
しばらくその抗体の数は増え続けます。

つまり、体に入った異物に対して、数多くの抗体が反応することになります。

症状としては、涙が止まらなくなったり、 
鼻水が止まらなくなったりといった過剰反応として表れます。

花粉症の人にとってお肉はNGな食べ物

ここでいう肉食というは、
動物性たんぱく質を多く含む食事のことをいいます。

花粉症の人がこうした動物性たんぱく質をたくさん摂ると、
花粉症を悪化させる可能性があるため、
食事の際には注意が必要だと言われています。

動物性たんぱく質は身体の中で消化されるのに時間がかかり、
消化器官の最後の方まで残ることがあるため、 
体内では栄養分としてではなく、異物として認識されることがあります。

そして、この異物として認識された動物性たんぱく質を撃退しようと、
体内では免疫系が活発になります。
 
また、肉の脂身に含まれる脂肪酸は、
アレルギー症状を悪化させる物質を作り出す元にもなります。

以上が、
肉食が花粉症を悪化させるメカニズムについての簡単な仕組みです。

花粉症を悪化させる“油分”

アレルギー症状は身体の中のタンパク質のバランスによって
症状が悪化したり良くなったりします。

肉の脂身に含まれる脂肪酸だけでなく、
花粉症を悪化させる油として知られているのは、
ベニバナ油・ひまわり油・コーン油 などの植物油です。

それらの植物油の中にはリノール酸という物質が多く含まれています。

このリノール酸は、 
体内に取り込まれるとアラキドン酸という物質に変わり、
このアラキドン酸は、ロイコトリエンという物質を作り出します。

ロイコトリエンという物質にはいくつか種類がありますが、
アラキドン酸から作られるロイコトリエンは、
アレルギー反応を悪化させることが知られています。

花粉症のメカニズムはまだ完全には解明されていませんが、
最近の研究では、
こうしたアレルギー症状を悪化させる物質との関係が分かってきています。

体の仕組みは複雑で、
さらに物質は身体の中に入ることで様々に変化するため、
何が影響しているのかを特定するのは難しいのですが、
悪いとされる成分を避けることで症状が緩和するのであれば、
食事の際に気をつけたいものです。

花粉症の症状を食生活で体質改善

花粉症になる人の食生活の傾向は

花粉症になる人の傾向というのは、
花粉症を悪化させるNG食品が好きな人に見られます。

花粉症はアレルギーの一種で、
アレルギーというのは体質によって反応が変わるものです。

つまり、花粉症になる人は、アレルギー体質だということで、
アレルギー体質は、食生活によって大きな影響を受けるので、
花粉症の症状を緩和するためにも、 
アレルギー体質になりやすい食生活を、
避けるようにする必要があるということです。

花粉症になりやすい食生活の代表は『油もの』です。

揚げ物やクリーム、バターなどの脂肪分を多く摂ることで、
アレルギー体質になりやすくなります。

なぜこうした食生活が花粉症になりやすい体質をつくるのでしょうか。

花粉症は、免疫系というメカニズムに関係していて、
免疫系は、体内に入ろうとする異物を排除する仕組みです。

油っぽい食事は消化に時間がかかるため、消化不良になりやすく、
それが腸内で異物として認識され、免疫系が働きやすくなります。

免疫系が活発になることで、 
花粉やその他のアレルギー物質にも反応しやすくなり、
結果として花粉症にかかりやすい体質になってしまうのです。

花粉症になりにくい体質になるためには、
こうしたメカニズムを理解し、
油ものを避け、健康的な食生活を送る必要があります。

花粉症の人は和食中心の食生活を!

花粉症のようなアレルギー症状の多くは、食生活に大きな影響を受けます。

花粉症のようなアレルギー症を持つ人は、
肉類や脂を多く摂らない方が良いと言われています。

肉類や脂には花粉症を悪化させるたんぱく質が含まれているため、
たくさん食べると良くないという結果が出ています。

一方で、 
花粉症の人は魚や野菜を中心とした和食をメインにした食生活を心掛け、
肉類の摂取を控え 脂分を摂りすぎないようにすると、
体質を改善することができると考えられています。

これが花粉症の人は、
和食をメインにした食生活をすると良いという理由です。

もちろん、花粉症を治すために好きな物を我慢するだけではなく、
バランスの良い食生活を送ることで、ストレスによる免疫力低下を避け、
かつ体質改善につながる王道です。

花粉症の人は甘い物の食べ過ぎに注意!

甘い物全般に含まれている白砂糖は、
花粉症をはじめとするアレルギーを悪化させることが知られています。

砂糖は体内で分解される時にビタミンB1を消費します。

砂糖をたくさん摂るとそれだけ多くのビタミンB1が消費され、
体内で他にビタミンを必要としているところにまで行き届かなくなり、
ビタミン欠乏を起こします。

ビタミン欠乏は、
花粉症などのアレルギー症状を悪化させるだけではなく、
イライラしやすくなったり、
落ち着かなくなったりする原因にもなります。

花粉症のようなアレルギー症状は、
体内の微妙なバランスに影響を受けるため、
花粉症の症状を和らげるためには食生活を見直すことが重要です。

食事は、身体の中に取り込まれることで様々な物質に分解されます

体内でどの物質がどの物質と結びつくのかということは、
まだ研究の過程ですが、
その中のいくつかの関係は既にかなり解明が進んでいます。

花粉症の症状を悪化させないためには、
甘い物を食べ過ぎないようにするというのも、
そうした研究の成果の一つです。

今後も、花粉症に関係のある食材について、
解明されることが期待されます。

そうは言っても、
甘いもの大好きな私にとって、 
甘いものを我慢しなさいというのは酷なことです。

しかし、花粉症がいよいよ辛くなってきたらほんとに辛いですから、
甘いものなんてどうでもよくなります。 

とにかく『カフンナントカシテ!』です。

花粉症の症状がひどくて悩んでいる人は、
食生活を見直してみてください。

症状を改善するきっかけが見つかるかもしれません。

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あとがき

花粉症。。。辛いですね!

私の場合、花粉症の人を見て「かわいそうだなー!」なんて言ってたのに、
おととしあたり『花粉症デビュー』してしまって、
今年はヒドイもんです。
特にクシャミが酷くて、もうすぐ腹筋が割れそうです?!