京都の漬物 千枚漬け人気の老舗おすすめ店ランキングベスト10をご紹介!

グルメ


京都の漬物・千枚漬けは、京都のお土産としても人気があり、
この季節になると、老舗の漬物店は千枚漬け作りに大忙しです。
千枚漬けは冬の味覚として販売される期間限定商品です。
千枚漬けで有名な老舗漬物店から、
おすすめのお店ベスト10をご紹介します。

  

京都漬物 千枚漬け人気の秘密

千枚漬(せんまいづけ)は、京都の冬を代表する漬物のひとつです。

現在千枚漬販売されているものはかぶ(蕪)を薄く切って、
昆布や唐辛子とともに酢漬けにしたもののことです。

京都では“かぶ”のことを“かぶら”と呼び、
千枚漬けにはこの京野菜の“聖護院かぶら”を使います。

蕪を千枚と言えるほど薄く切って作るのが名前の由来と伝えられていて、
蕪を薄く切り樽に漬け込みます。

もともと塩漬けして乳酸菌発酵をさせた聖護院蕪の漬物を、
御所の料理人であった大黒屋藤三郎が、慶応元年(1865年)に考案したとされています。

聖護院蕪をスライスし、塩漬をして余分な水分を取り除き、
その後、良質の昆布だけで本漬を行い乳酸発酵をさせる作り方は、
蕪本来の甘味や乳酸発酵の酸味、昆布の旨味もバランスのとれた漬物です。

第二次世界大戦後は砂糖、酢、調味料を使い、
大量生産できる現在の酢漬けの千枚漬が製造されるようになりました。

聖護院蕪は、8月のお盆すぎに種をまき、寒さが厳しくなる11月ごろが収穫時期で、
収穫に合わせて『千枚漬け』の漬け込みが始まります。

販売時期もこの期間に限定される旬のお漬物なのです。

季節限定というイマダケ感!だけでなく、
もう、“千枚漬けでお茶漬け”といったら、この上ない御馳走で、
何杯でもイケちゃいます。

まあ、少々お高いような気はしますが。。。。

「千枚漬」のほかに「すぐき」「柴漬」は、京都の三大漬物と呼ばれ、
京都みやげの一つとなっています。

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京都の漬物 千枚漬け人気の老舗おすすめランキングベスト10

大藤 麩屋町本店


 大藤の千枚漬け
 営業時間09:00~18:00
 3月~9月 木曜定休  
 10月~2月 無休(1月1日を除く。)
京都市中京区麩屋町通り錦小路下る
桝屋町510
TEL. 0120-02-5975
FAX. 075-256-5692
大藤 麩屋町本店

大安 本店(岡崎南御所町)


京都市左京区岡崎南御所町45
(平安神宮東)
電話(075)761-0281代
FAX(075)771-8756
営業時間
9:00~18:00 年中無休
大安 本店(岡崎南御所町)

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千枚漬 HS-36
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西利 本店(西本願寺)

洛中・西本願寺前
〒600-8581
京都市下京区西中筋通七条上る
菱屋町150-1
電話/(075)361-8181
営業時間/8:30~19:00
定休日/無休
西利 本店(西本願寺)

村上重本店(河原町)


冬季だけの千枚漬け
〒600-8019
京都市下京区西木屋町四条下る船頭町190
TEL 075(351)1737
営業時間 AM9:00~PM7:00
(土・日・祝日はPM7:30迄)
年中無休(元旦から3日を除く)
村上重本店(河原町)

赤尾屋 本店(三十三間堂西)


〒605-0981
京都市東山区本町七丁目21番地
TEL (075)561-3032
FAX (075)561-3849
営業時間 午前9時~午後6時
定休日 毎週木曜日
11月、12月は無休
但し12月30日、31日は休み
☆京都駅より京都市バス206・208系統「七条京阪前」下車 徒歩2分
☆京阪電車「七条駅」下車 東へ徒歩5分
赤尾屋 本店(三十三間堂西)

近為 京都本店(牡丹鉾町)


〒602-8475
京都市上京区千本通五辻上ル牡丹鉾町576
TEL:075-461-4072(代)
FAX:075-461-4770
営業時間 9:30~17:30
販売:年中無休(但し年始を除く)
お茶漬け席:12月1日~新年1月6日の間は休業
JR京都駅,阪急電車四条大宮駅から市バス
千本今出川停留所下車北へ徒歩5分
近為 京都本店(牡丹鉾町)

近清


〒604-8182
京都府京都市中京区堺町通三条上ル大阪材木町699-1F
TEL 075-257-7066 
FAX 075-241-0728 
営業時間  10:00~17:00
営業日 本社:月~金曜日10:00~17:00(お盆・年末年始・GW休有)
地下鉄「烏丸御池」下車 徒歩10分
地下鉄「京都市役所前」下車 徒歩10分
堺町通三条を北に徒歩1分。向かいのイタリア料理店イタリア国旗が、目印です。
近清

川勝總本家 本店(四条大宮)


京都市下京区大宮通五条上ル上五条町394
TEL:075-841-0131(代表)
フリーダイヤル:0120-0131-62
FAX:075-841-0645
E-mail:info@kawakatu.co.jp
  info@kawakatu.com(ご注文専用)
営業時間:9:00~18:00
営業日:年中無休(1/1~1/3除く)
川勝總本家 本店(四条大宮)

京つけもの もり


住所 京都市右京区太秦桂ヶ原町17-44 大映通り
TEL  075-802-1515
営業時間:9:00~18:00(年中無休)
毎月20・21・22日は、季節のおすすめ品を、月替わりで販売しております。
お車でお越し頂けるお客様には、専用ガレージを用意してお待ちしております。
京つけもの もり

志ば久


〒601-1241 
京都府京都市左京区大原勝林院町58
電話 075-744-4893
FAX 075-744-3022
営業時間:8:30~17:30 年中無休
京都駅から
地下鉄烏丸線 京都駅 → 25分 → 終点国際会館 下車 → 20分 → 
京都バス国際会館 → 終点大原にて下車 → 三千院参道徒歩7分
志ば久

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京漬物ではありません!私流千枚漬けモドキ超簡単レシピ

千枚漬けは、薄く切られた蕪に昆布の粘り気が絡まったお漬物で、
独特の甘酸っぱさが特徴です。

元々この酸っぱさは、塩漬けしたかぶらが乳酸菌によって発酵したために、
酸味が出てくるもので、
京都の三大漬物「千枚漬け・しば漬け・すぐき漬け」
どれも乳酸発酵の酸味が特徴なのです。

千枚漬けがほかのしば漬けやすぐき漬けより甘く感じるのは、
聖護院かぶら自身の甘みなのです。

ですが最近売られている千枚漬けは、
みりんなどで少し甘みを付けているものが多いようです。

千枚漬けは少し甘いのが特徴ということで、
かぶらを塩漬けして、寿しの粉と昆布茶をまぶし、
ジプロックに入れて、少し重しを掛けます。

この時だし昆布を入れておくと、千枚漬けみたいにネバネバができます。

鷹の爪も一緒に入れておくのですが、
辛いものが好きな私は、鷹の爪も多めに入れます。

塩分が気になる人は、昆布茶ではなく昆布のダシの素に換えて下さい。

甘みはいらないという人は、すしの粉を使わず、
ダシの素にお酢を少し入れて、かぶらの甘みを楽しんでください。

なんとか本物の千枚漬けに近づけようと悪戦苦闘しているわけですが、
千枚漬けの老舗で買うもよし!
自家製の千枚漬けで、ジャンジャン食べるのもよし!

千枚漬けのおいしさったら タマリマセン!

あとがき

千枚漬けがあるとドンドンご飯がすすみます。
上品な甘酸っぱさと聖護院大根の歯ざわり、
お昆布の味がよく効いていて、美味しさは最高です。
お使い物としてさし上げても、とても喜んでいただけます。