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冬の季節と行事

正月飾りの意味は?飾り物はいつからいつまで 片付け方の処分方法は?

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お正月の飾り物は習慣となって当たり前のように飾っていますが、
そのお正月の飾り物にある意味については誰もあまり追求しません。
しかし、古くからある風習には人々の幸せを祈る思いが込められています。
お正月飾りの意味についてまとめてみました。
お正月飾りの意味をしっかりと感じながら飾ってください。
そして飾り物が粗末にならない片付け方や処分方法を説明します。

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正月飾り 飾り付けの意味は?

正月は、一年の始まりで、五穀豊穣と安全を祈るお祝いの月です。

神道では、その年の新しい神様『年神様』が家々を訪れ、
一年の幸いを授けてくれると考えられています。

年神様は新しい年に実りをもたらし、人々に命を与えてくれる神様であり、
また、ご先祖様であるとも考えられてきました。

このご先祖様が早春には田の神に、秋の収穫後には山の神に、
そして正月になると年神様となって里に戻ってくるとされています。

正月という言葉は、中国から伝わったもので、
旧暦(太陰太陽暦)一月の別称です。

現在は、新暦(太陽暦)の一月を正月と呼んでいます。

正月を表す言葉として『迎春』『初春』などの祝辞が使われている通り、
旧暦の正月は春が始まる、まさに初春・新春の『立春』の頃に行われていました。

正月の一日は新年のはじまりの『元旦』
七日は七草粥をいただく『人日(じんじつ)』の節句で、
十一日は鏡開き、
十五日は小正月、
二十日は二十日正月(はつかしょうがつ)と、
古くから年中行事が最も多く行われてきた月です。

正月には新年を迎えるための飾り物ををします。
その飾り物には門松や注連縄などがあります。

正月飾りの種類

門松

新年を祝って家の門に飾られる『門松』には、
年神様が最初に降りてこられる“依代”の意味と、
玄関先を清めて悪鬼や邪気が家に入らないようにする意味があるので、
玄関わきに置きます。

三本組の竹を中心に、
若松を添え、藁や竹で巻き、一対で飾るのが一般的です。

常緑の松は神様が宿る木と考えられ、
その生命力から古く不老長寿や反映の象徴として
松はおめでたい樹木として正月に飾る習慣が根付きました。

また、のちに竹が長寿を招く縁起ものであるとして添えられるようになりました。

門の前に左右にそれぞれ立て飾り、
向かって左側を雄松(オマツ・男松)、右側を雌松(メマツ・女松)と呼びます。

注連飾り 注連縄(しめなわ)

注連飾り(しめかざり)は、神様を祀る神聖な場所であることを示します。

そのため神社や神棚には、正月に限らず注連縄が飾られています。

注連飾りで囲った内側を神域とし、
神社の周りや御神体、御神木、神棚などに張られます。

ご家庭で注連飾りをするときは、古い年の不浄を祓い清めるために、
玄関に飾るのが一般的で、
正月の注連飾りは新たな神様を迎える準備が整ったことを表します。

注連縄(しめなわ)は、『しめ飾り』『標縄』『七五三縄』『〆縄』と、
いろいろな表記のしかたがあります。

『標縄(しめなわ)』

万葉集に標(シメ)の説明記があり、それが由来しているといわれています。

*場所の領域を示し、立ち入りを禁止するための標。木や岩に縄を張る。
*山道などの道しるべとするためのしるし。草の葉や木の枝に縄を張る。
などの意味があるのですが、
いずれも一般の立ち入りを禁じており、
神社の境内にある木などでも見られるしめ縄にも、
「特別で神聖な場所」であることを示しています。

また、勝手に触れさせないように。という意味もあります。

『七五三縄(しめなわ)』

ロープ状のしめ縄にワラを3本、5本、7本とかけるタイプがあり、
そこから「七五三縄」とかかれるようになりました。

神社の建造で柱を立てるとき、縄をかけますが、
その際、「3回」巻いて、今度は逆に「5回」巻き、さらに逆に返して「7回」巻く
という方法があります。

この方法で柱を立てると、縄をある方向に引くだけでほどけます。

こういった技術の浸透から「七五三縄」という表記ができたともいわれます。

紙垂(しで)紙を折って作られたひらひら物)を垂らす位置が、
三番目・五番目・七番目とする説もあります。

『〆縄(しめなわ)』

「〆」はその場所を占めるという意味から由来されていると言われています。
“これより内は注意しなさい”という意味も含まれていて、
縄で神聖な場所と普通の場所を区別するために張ります。

しめ縄は、家の中が年神様を迎えるために清められた場所ですよ、
ということを示します。

もともとは神社と同じように、家にしめ縄を張り巡らしていましたが、
徐々に簡略化され、今はしめ飾りや輪飾りがよく使われています。
しめ飾りには、裏白(うらじろ)、ゆずり葉、橙(ダイダイ)などの、
植物があしらわれています。

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・裏白(うらじろ)
不老長寿・・・うらじろの葉の裏が白いことから、
白髪がはえても夫婦とも健康でいられる願いがこめられています。

・ゆずり葉
子孫繁栄・・・子孫が絶えず繁栄していく願いがこめられています。

・橙(ダイダイ)
家運隆盛・・・冬に熟れて春になりさらに大きくなっても、
落ちないダイダイのように親子代々(ダイダイ)の健勝を祈って、
おめでたいとされています。

玉飾りと輪飾り

「玉飾り」は、玄関や神棚の下に飾るもので、
注連縄を輪の形に結んだものに藁を垂らします。
「輪飾り」は、玉飾りを簡素のしたもので、
水道などの水回りに飾ります。

玉飾りには扇が飾られ、
これは末広がりとめでたく、家の繁栄を願うものであり、
藁は今年の豊作を感謝し、来年の豊作を願うもので、
収穫あとにできた稲藁を用います。

お正月の生け花

お正月には、家の中に花を飾りたいものです。

華道の心得がない方でも、お部屋の中に花があるのとないのでは、
心の安らぎが違うのではないでしょうか。

お正月の生け花に欠かせないのが 松・竹・梅 です。

一年中 葉を落とさない常緑樹の松は、永遠の声明を象徴し、
竹は正しい節目とまっすぐ伸びる姿が純粋さを思わせ、
梅は芳香を漂わせ高潔な花を咲かせるということで、
それぞれ縁起が良いとされています。

また、赤い実をつける千両・万両は名前も縁起が良く、
真冬でも美しい花を咲かせる水仙や椿も正月の生け花としてよく使われます。

高価なものや豪華なものに拘らず、
そっと一輪でもいいので、
花を飾ってみようかな?って思う心が大切だと思います。

お正月らしい雰囲気を演出するためにも、生け花を飾ってみてください。

センリョウは、千両箱の「千両」と書くことから、
金運に恵まれる縁起のよい木とされています。

お正月の生け花によく使われるハボタンも、
「利益」「祝福」というようないい花言葉ばかりです。

松もお正月の生け花に欠かせない木で、
一年中葉が落ちないので不老長寿の象徴とされており、
花言葉も「不老長寿」「永遠の若さ」という言葉がついています。

アオキも縁起がいい木で、
一年中葉っぱが青々としていることから生命力の象徴とされています。

正月飾りの飾り物はいつからいつまで

お正月飾りの飾り物は、いつ飾ればいいのでしょうか?

やはり新年を迎えるのですから、
年末の大掃除がすんでからということになりますが、
皆さんなかなかお忙しいので、
ぎりぎりまで大掃除が出来ないという方も多いことと思います。

それでも時間をやりくりして、
一般的に仕事納めといわれる二十八日くらいまでには、
新年を迎える支度を整えたいものです。

お正月飾りの習わしとしては、
門松や注連縄を飾るのは、十二月二十六日~二十八日くらいが良いようです。

二十九日は『二重苦』などにつながるとされ、忌み嫌われます。

大晦日の三十一日は『一夜飾り』と呼ばれ、
飾りつけを避ける風習があります。

つまりは、ちゃんと計画を立てて、バタバタすることなく、
新年を迎える用意をしましょうということですね。

正月飾りの片付け方の処分方法は?

お正月飾りをちゃんと飾って、新しい年を迎えることができれば、
その一年が無事過ごせそうな気がしますね。

いい新年を迎えることができましたら、
お正月のお飾りを、どのようにして片せばいいのか、ちょっと問題ですね!

正月の飾り物は、神様の依代ですから、
粗末な扱いをすれば、せっかく新しい年を無事に迎えたのに、
新しい一年が台無しになってしまいます。

適切な方法でお正月飾りをかたずけましょう。

お正月飾りは、松の内といわれる一月十五日まで飾るのですが、
地域によっては七日正月までというところもあります。

鏡餅の鏡開きは一月十一日ですが、
長く置いておくと、硬くなったりカビてしまったりするので、
七草粥の時に、鏡開きをして家族で食べるというところもあります。

注連縄などの飾り物は、神様が来られていた場所ですから、
普段のゴミに捨ててしまうようなことはしないでください。

近くの神社などで『どんど焼き』をされていないか、
調べてみるといいでしょう。

「どんど焼き」の由来は平安時代までさかのぼり、
宮中行事の一つとして御所の清涼殿・東庭で行われていました。

毬枝(ぎっちょう)と呼ばれる青竹三本を束ねて立てて、
その上に扇や短冊を置き、
陰陽師が謡いはやしながらそれを焼くという悪魔祓いの儀式で、
次第に民間に広がっていきました。

現在は氏神様の神社の境内や、収穫後の田んぼなどで行われるようになり、
一年の初めに穢れを祓い、
「無病息災」「五穀豊穣」を祈る行事になっています。

一月十四日の夜、もしくは十五日の朝に火を焚き始め、
立ちあがる火の中に正月飾りや正月に書いた書初めなどをくべて燃やします。

その火で焼いた餅を食べると、
その年の厄から逃れることができるなどといわれています。

もしも、どんど焼きをされているところが見つからない場合でも、
飾り物は、清めの塩を降ってそれだけを紙で包み、
家庭ごみとは別にして、地域のゴミの日に出すようにしましょう。

気持ちよく新年が迎えられたのですから、
片づけるときも最後まで気持ちよく行ってください。

あとがき

お正月はおめでたいのですが、『冥土の旅の一里塚』ともいわれます。
何十回とお正月を迎えましたが、
これからはお正月を一回一回しっかりと味わって過ごしたいいと思います。

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