ジブリの立体建造物展 あべのハルカス2017開催期間は?チケット前売りは?

冬の行事

ジブリの立体建造物展は、
いろいろなジブリ作品に出てきた建物が、
本物そっくりの立体模型で展示されていて、
映像で見た時とはひと味違う建物の面白さを感じられます。
現在日本一ののっぽビルあべのハルカスにある美術館で開催されます。
開催期間や入場料やチケット前売りについてご案内しています。

  

ジブリの立体建造物展が伝えること

スタジオジブリは1985年の創立以来、
多くのアニメーションが発表されてきました。

スタジオジブリのアニメ作品に登場する、
どこかに存在していそうな架空の建造物がテーマの展覧会です。

ジブリの立体建造物展では、その印象的な建物に注目し、
建築家 藤森照信氏の監修により紹介されています。

部分を見れば、全体が見れる

ジブリの立体建造物展では、出発点なった「風の谷のナウシカ」から
「思い出のマーニー」まで、
作品の中には、ドラマが起こる舞台として、
たくさんの『建造物』が登場します。

作品に登場する建造物の背景画や美術ボード、
美術設定といった制作資料約450点と、
代表作の立体模型も展示されています。

物語の舞台である、
空想的で現実的な空間へのこだわりに迫ります。

一般に、建物の持っている魅力とは何でしょうか。

その一つは建物と人との接点にあります。

人が住む建物は、人の暮らしに欠かせないものです。
しかし、
近年に見られる建物は本来の魅力から離れ、
人と建物に大きな距離があるように感じられます。

それは私たちが、一番近くにいるのに見落としているものの一つで、
ふと気づくと忘れてしまいそうなものです。

一方、スタジオジブリがアニメーションという架空の世界の中で創造してきた、
数多くの建造物たち。

「油屋」を始め、「カルチェラタン」、「ハウルの動く城」、「万福寺」、
「グーチョキパン店」、「草壁家」、「ラピュタ城」等々、
作品ごとに、
その作品を特徴づける個性的な建造物がいくつもデザインされてきました。

それらの魅力はアニメーションの世界だけに留まるものではなく、
どれも印象的で、どこかに実在していそうな存在感のあるものばかりです。

映画というもの、
とくにアニメーション映画は画面に映るすべての世界を
描き出さなくてはなりません

でも、見方を換えれば、
理想を映し出せる装置といえます。

この中で空想された建造物たちは、ただの空想とは違います。

現実の世界で注意深く観察した上で、登場人物の生活、時代などの想定、
検証を十二分に経てデザインされたものであり、
何より登場人物との関係性が建物としての魅力を高めています。

それは私たちが生きる、
現実世界でも同じことです。

あらゆる文化、あらゆる環境に合わせて建つ建物の中で、
あらゆる人が生活をしています。

ジブリの立体建造物展に展示される作品を入口として、
人と密接な関係を持つ、
建物の魅力を感じてほしいという思いが込められているようです。

空想的で現実的な建物

ジブリのアニメーションに登場する建物には、他とは違う特徴があり、
現実的であると同時に空想的です。

たとえば、

『千と千尋の神隠し』の湯屋も、『ハウルの動く城』も、
姿形はとても空想的なのに、間取りや構造や材料や細かい作りを見ると、
用途や力学を理解したうえで想像力を羽ばたかせていることがわかります。

お金と時間さえかければちゃんとできる…見る人にそう思わせる力があるのです。

もう一つの特徴は、

『となりのトトロ』のサツキとメイの家が、
洋館と和館の二つからできていることです。

少し難しくなりますが、人間の中には意識と無意識の二つの領域があり、
この家の場合、
明治時代にヨーロッパから新たに入ってきたオシャレな洋館は意識の、
伝統とともに長く長く生きてきた和館は無意識の、
それぞれ器となっています。

そして、子供にしか見えないススワタリがこの家に住み、
やがてトトロのところに移ってゆきます。

大人と子供、意識と無意識、人工物と自然、
そんな問題を考えながらジブリの建物を見ることが出来ます。

ジブリの立体建造物展 あべのハルカス2017開催期間

★会場

あべのハルカス美術館
大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16F 

★開催期間

2017年 12月2日(土) ~ 2018年 2月5日(月)

★開館時間

10:00~20:00(予定)
入館は原則閉館30分前まで。
ただし、会場の混雑状況により変更することがあります。

★休館日

12月4日(月)、11日(月)、2018年1月1日(月・祝)

★ あべのハルカスへのアクセス

あべのハルカスは、大阪の阿倍野区、元の近鉄百貨店あべの本店の場所に、
2014年グランドオープンした超高層ビルで、地上60階地下5階の複合ビルです。

あべのハルカスは、2017年現在、高さ300mを誇る日本で最も高いビルなのです。

★あべのハルカス美術館 開館時間
火~金  10:00~20:00
月土日祝 10:00~18:00
*入館は閉館30分前まで
★あべのハルカス美術館 休館日
一部の月曜日、展示替期間、年末年始
*開館時間 休館日は変更になる場合がございます。

★あべのハルカス美術館の所在地は
〒545-6016
大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
あべのハルカス16階にあります。

★あべのハルカス美術館 最寄駅

〇近鉄「大阪阿部野橋」駅 西改札
大阪阿部野橋駅 近畿日本鉄道 南大阪線

〇JR「天王寺」駅 中央改札
西日本旅客鉄道(JR西日本) 大阪環状線・関西本線(大和路線)・阪和線

〇地下鉄御堂筋線「天王寺」駅 西改札
大阪市営地下鉄 御堂筋線

〇地下鉄谷町線「天王寺」駅 南西/南東改札
大阪市営地下鉄 谷町線

〇阪堺上町線「天王寺駅前」駅 よりすぐ
阪堺電気軌道 上町線(天王寺駅前停留場)

★あべのハルカス美術館専用の駐車場はございません。
当館へお越しの際は、公共交通機関をご利用ください。

ジブリの立体建造物展の入場料とチケット前売り情報

観覧料金(税込み)

★当日券

一般:     1500円
大学生・高校生:1100円
中学生・小学生: 500円

★前売り券

一般:     1300円
大学生・高校生: 900円
中学生・小学生: 300円

前売り券は 10月6日(金)より発売予定です
団体は15名以上
障碍者手帳をお持ちの方は、ご本人と付き添い1名まで当日料金の半額

★早割り券・・・前売り券よりさらにお得です!

早割りペア券(大人2枚) :       2400円
早割り親子券(大人1枚+中・小学生1枚) :1500円

販売期間は、2017年7月8日(土)~10月5日(木)

販売場所は、ローソン・ミニストップ店内Loppi

0570-084-005 (自動音声対応)

 【Lコード】54432

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あとがき

ジブリの立体建造物展
となりのトトロや風の谷のナウシカに出てくる建物の模型、
見ているだけで、物語の中に立っているようで、
映画でお話を見た時とは、また違った感動に浸れますね