ブロッコリーの凄い栄養効果は最強!栄養を逃がさない食べ方と保存方法は?

グルメ

スーパーに買い物にいくと、
思わず手に取って『かわいい』と思ってしまう野菜があるんです。

その名は『ブロッコリー』

『大樹』をイメージさせるあの独特なフォルムと『モフモフ感』。

栄養がたくさん詰まっていそうな『濃いみどり色』。

私の妄想はさておき、
ブロッコリーは栄養価が他の野菜に比べて大変優れているってご存知でしたか?

今回は、見た目だけじゃない!
食材としても評価の高いブロッコリーについて
詳しくご紹介したいと思います。

  

ブロッコリーの凄い栄養効果が最強といわれるのは?

ブロッコリーは、
アブラナ科のアブラナ属の緑黄色野菜です。

イタリアの地中海沿岸が原産とされ、
キャベツの仲間だったものが、
品種改良の末に今のブロッコリーになったといわれています。

ちなみによく似た形の『カリフラワー』は、
ブロッコリーが突然変異で、
『花蕾(からい)』と呼ばれるところが白くなったものを、
ブロッコリー同様に品種改良を重ねて今の形になったのだとか。

小さい頃、どっちがどうなのかわからなくなったことがありましたが、
ルーツをたどればよく似た形もうなずけますね。

ブロッコリーの栄養価の中で、特に注目すべきは、
何といっても『ビタミンC』です。

ビタミンCといえば、
レモンをすぐに思い浮かべる方が多いと思いますが、
実はブロッコリーのほうが優れものなんです。

レモン100g中のビタミンCの含有量が約50mgなのに対して、
ブロッコリーは同じ100gでおよそ120mgの含有量。

その差なんと2倍以上です。

ビタミンCの効能として注目されている美容効果。

『しみ』や『そばかす』の原因となる、
メラニンの生成を抑制してお肌の状態をよりよく保つ効果が、
期待できるといわれていますね。

抗酸化作用によるアンチエイジング効果もあるのだとか。

しかしながらビタミンCは、
人間の体内では生成されないため外部から取り入れる必要があります。

効率よく摂取するために、
サプリメントとして薬局やコンビニなどでよく目にするようになりましたが、
身近な食べ物で取れるとしたらうれしいですね。

その他の栄養素として、
免疫力を高める効果のあるビタミンBや、
妊婦の方には積極的に取ることが推奨されている葉酸についても、
多く含んでいる食物です。

ブロッコリーの栄養を逃がさない食べ方は?

ビタミンCは熱に弱いから絶対過熱してはいけない!って
思っている方いらっしゃいませんか?

実は、
加熱自体はビタミンCの減少に対して、
それほど大きな要因ではないらしいのです。

問題は、ビタミンCが水に溶けやすい水溶性だということ。

ブロッコリーをゆでた場合は、
ゆで汁にビタミンCが溶け出してしまうわけですね。

ここがポイントです。
『煮る』や『ゆでる』といった調理方法だと、
ビタミンCは当初含まれていた量から半分以上が、
煮汁やゆで汁に流れでてしまうといわれています。

そこでビタミンCを守りたいと考えた場合は、
水分をあまり使わない調理方法が合っているということになります。

例えば、『炒める』『揚げる』といったものから『蒸す』といったものまで。

お手軽さでいえば電子レンジでの調理が一番お勧めです。

また、
ブロッコリーをゆでた場合においては冷水につけたりせずに、
そのままにしておくことで、
ビタミンCが水に溶けだすのをより少なくすることができます。

ブロッコリーの栄養を逃がさない保存方法は?

生のブロッコリーは、
収穫のその瞬間からビタミンCがどんどん減っていく状態となります。

状態が悪くなると、
ふさふさの部分が緑から黄色に変わっていってしまうのを、
ご存知の方も多いのでは・・・

ですので収穫後になるべく早く食べ切りたいところです。

野菜については、
植えられていた状態を再現すると比較的長持ちするといわれています。

適度に濡らしたキッチンペーパーなどでくるんで、
野菜室に茎を下にした状態で保存しましょう。

ゆでたものを冷蔵保存する場合は、
生の状態以上に日持ちがしませんので注意が必要です。

どうしても長く使わないということであれば、
冷凍がお勧めです。

生のままや軽くゆがいたものを小分けに切り、
フリーザーバッグ等に入れて保存しましょう。

あとがき

いかがだったでしょうか?

身近なブロッコリーが、
高い栄養価をもつ食べ物だということがわかりました。

また調理の工夫で、
栄養価の減少を抑えられる点も覚えておきたいところです。

ちなみに我が家では、
ふさふさの柔らかい部分もさることながら、
茎の部分も歯ごたえがあるということで人気だったりします。

マリネなんかにすると、
それも一品となっておいいしんですよね・・・