梅の実の効能で健康パワーといえば、
人間のカラダに必要なミネラルが豊富に含まれていることです。
梅の実に含まれるミネラルは、
ミカンやリンゴ、ブドウよりも多くなっています。
梅の実を美味しく食べることで、
カラダが元気になり、若返り効果もあるとなれば、
梅の実の秘密を知りたくなりますよね!
梅の実の効能で得られる健康パワーは、
骨や血管、細胞を若返らせるスゴイ効果の事なんです。
梅の実の効能で健康パワー美味しく食べてカラダを元気に
普段、何気なく食べている梅には、
カラダに良さそうなイメージがありますが、
実際のところはどうなんでしょうか?
朝起きてすぐや暑い日は、クエン酸で食欲増進
“梅”と聞くと、梅干しを連想する人は多いと思いますが、
梅は分類上はフルーツなんです。
海外では『ベッドフルーツ』といって、
枕元にフルーツを置く習慣があります。
また、日本には“朝の果物は金”という言葉があります。
これはいずれも、
朝起きてすぐに果物を食べることを勧める表現だと言われています。
科学的に見ても、果物にはビタミンやカリウム、
食物繊維などが豊富に含まれているので、
朝起きてすぐ、カラダを目覚めさせるのには良い効果があります。
朝、梅を口にしたい理由はもう一つあって、
それは梅の酸味です。
食物の酸味には主に、
クエン酸、リンゴ酸、酒石酸の3種類があり、
梅の酸味はクエン酸によるものです。
クエン酸の程よい酸味には、
食欲を増進させる働きが期待出来ます。
猛暑や激暑などといわれ、体温以上の気温が続く真夏は、
夜、寝苦しくて睡眠不足になったり、
日中の厚さで夏バテになって、あさイチから食欲が出ないというときは、
“梅”を朝食に積極的に採り入れて見てはいかがですか。
梅の実の効能で健康パワー キレート作用とは
梅の実の効能で健康パワーといえば、クエン酸の働きがあります。
梅の実のクエン酸の働きにあるキレート作用で、
カルシウムの吸収がアップします。
梅が持つクエン酸の働きには、
キレート作用といわれるものがあります。
このキレート作用とは、鉄やマグネシウム、カルシウムなどを、
体内に吸収されやすくする作用のことで、
実際に人でこの効果を確認したという研究結果も報告されています。
つまり、クエン酸と一緒にカルシウムや、
鉄、マグネシウムを多く含む食品を摂取すると、
体内に吸収されやすくなるということがわかったのです。
ヨーグルトに梅シロップをかけたり、
シロップ漬けの梅の実を、クリームチーズとあわせるなど、
工夫次第で梅を取り入れ、
梅のクエン酸によるキレート作用で、
カラダによい栄養素が吸収されやすくなるのです。
梅を牛乳やヨーグルトなどの乳製品と一緒に食べることで、
カルシウム不足が原因となっておこる、
骨粗しょう症の予防にも役立ちます。
骨を健康に保つためには
“クエン酸とカルシウム”がポイントです。
梅の実の効能で健康パワー 梅ポリフェノールとは
梅の実の効能 健康パワーで、
梅のポリフェノールは抗酸化作用も期待できるのです。
梅に含まれる梅ポリフェノールには、抗酸化作用があることが、
永年梅の生産高日本一で有名な、
和歌山県工業技術センターから報告されています。
抗酸化作用とは、活性酸素を抑える働きのことです。
体内でエネルギーを作り出すときに、酸素が栄養素と結びつきますが、
その過程で生じる活性酸素が細胞に損傷を与えて、
酸化させてしまいます。
その酸化から細胞を守ってくれるのが『梅ポリフェノール』なのです。
動物試験では、梅ポリフェノールで抗酸化作用のほかにも、
血圧降下作用が確認されているとのことです。
今後、梅ポリフェノールから、
もっとたくさんの人間の健康に役立つ新しい働きが、
発見されるかも知れません。
梅の実の収穫時期
梅の収穫時期は、梅雨に入る少し前の5月下旬から、
梅雨明け頃の7月中旬といわれています。
スーパーなどの店先に梅の実が並べられるのも、
青梅が5月下旬から6月上旬、完熟梅は6月中旬になります。
さすがに梅の雨と書いて“ツユ”というだけあって、
梅雨前後の時期です。
また、梅をどのように使うのか、
梅干しや果実酒にする場合と、
梅ジュースやシロップ、ジャムなどにする場合とでは、
収穫時期する時期、つまり、梅の実の熟成度が違うのです。
梅の実で作る梅調味料のレシピ
一年で今しか出回らない梅の時期、
梅の実が手に入るこのチャンスです。
梅の調味料づくりにトライして見ませんか?
食べる楽しみは少し後になりますが、
梅の実の季節に作り置きしておけば、一年中、梅の味覚を楽しめます。
★梅味噌ドレッシング
材料は、青梅500gと味噌500g それに氷砂糖300g
青梅を水で洗い、たっぷりの水に2時間以上つけてアク抜きをします。
キッチンペーパーや布巾でやさしく梅の実の水気を取り、
竹串などでヘタを取り除きます。
殺菌した容器に、味噌・青梅・氷砂糖の順に、
層になるように入れます。
冷暗所で保存し、6ヵ月ほど寝かせます。
蓋を開けずに、時々容器を振るようにして中身を混ぜます。
梅にシワができ、氷砂糖が溶けて、
味噌がとろ~っとしたら出来上がりです。
サラダのドレッシングや、焼き肉のタレとしても楽しめます。
★梅醤油
材料は、青梅200g 醤油200ml
青梅を水で洗い、たっぷりの水に2時間以上つけてアク抜きをします。
キッチンペーパーや布巾でやさしく梅の実の水気を取り、
竹串などでヘタを取り除きます。
風味を出すために、竹串で表面をつついて穴を開けます。
フリーザーバッグなどに梅と醤油を入れ、
冷蔵庫で寝かせれば出来上がりです。
10日から半月ぐらいで食べられるようになりますが、
ながく置いた方が、梅の実の風味が増します。
好みの風味になるまで保存しておけます。
酢醤油のようにさっぱりとしているので、
焼き魚や和え物にもよく合います。
どちらも漬け込んだ梅の実自体は、
エキスが出てしまっているので使いません。
梅シロップと梅酵素ジュース 作り方の違いは?カラダに良い効能は何?
https://kyoumi.click/48.html
あとがき
梅の実がカラダに良いということは、
昔から言われていることで、
祖母が話していたことを思い出します。
しかし、梅の実がカラダに良いといっても、
カラダにどのように良くて、
それは何故なのかということまではあまり知られていません。
梅の実がどのように体に良いかということを知ると、
ちょっぴり梅の実を見直します。