ケトジェニックダイエットの方法は、お肉をお腹いっぱい食べて痩せる方法!

美容と健康


ケトジェニックダイエットの方法では、
お肉をいっぱい食べても太らないと言われています。
痩せるためには食事制限が必要とわかっていても、
食欲との戦いで続けることが難しいのです。
筋トレやウォーキングもなかなか続けられません。
でも、お肉を食べることは続けられます。
ケトジェニックダイエットの方法が、
どうしてお肉を食べて痩せられるのかをお伝えします。

  

ケトジェニックダイエットの方法とは?

今、肥満で悩んでいる人はたくさんいます。
糖尿病や高血圧、食物アレルギーやアトピーで悩んでいる人も増え続けています。

そういった悩みの原因となっているのは食事です。

痩せたいと思う人や、痩せなくてはいけない人にとって、
運動が大切だということは良くわかっているのですが、
余程ストイックな人でない限り、なかなか習慣づけて運動をすることは出来ませんし、
少しくらいの運動では、ほとんど痩せられないのが現実です。

しかし、運動は習慣づけて続けることができませんが、
食事は毎日、習慣というよりは習性のように一日3回食べています。

つまり、体重や健康を左右することができるには、
毎日何を食べているのかという、食事の内容が大きく関わっているということになります。

肥満で不健康な人が増えるのは、不自然な食べ物を主食として食べ、
食べるべき自然な食べ物を食べていないからだということを、
提唱しているのが『ケトジェニックダイエット』です。

暴飲暴食や美食生活に甘んじてきた過食への反省から、
粗食や玄米食・菜食を薦める風潮があります。

ベジタリアンとか菜食主義というと、なかなかオシャレな感じで、
“自然を愛する人”みたいなイメージが良いですよね。

そういう人たちからすれば、
「お肉を主食にするなんてとんでもない!」って思われることでしょう。

でも、
人類はもともと肉食だったということですから、
ご飯やパンを主食にする現代人の方が変なわけです。

主食であるべき肉を食べないで、
ご飯やパンを主食として一日2食も3食も食べているから、
肥満や生活習慣病を引き起こすわけです。

ケトジェニックダイエットのやり方はどんなメニューをどのぐらいの期間するの?
「ケトジェニック・ダイエット」とは、 十分な量のタンパク質と上質な脂肪を摂取し、 炭水化物を可能な限り避ける食事療法のひとつです。 「ケトジェニック食」「ケトン・ダイエット」などとも呼ばれています。 食べてよいものや食べてはいけないものと、...

ケトジェニックダイエットの方法と人類の進化

人類は肉食の方が自然なかたちで、穀物は本来の食べ物ではなかったのです。

アフリカで誕生した人類の祖先は、10万年ほど前に世界各地へと広がり、
その一種である「ネアンデルタール人」は、
オオカミやホッキョクギツネのような肉食動物と、
たんぱく質の摂取量がほぼ同じだったそうです。

そして、人類が農耕を始める少し前、今から1万4千年ほど前の、
現世人類の骨がイギリスの『ガフ洞窟』で発見されました。

その人骨を調べると、
ネアンデルタール人と同じくらい大量のたんぱく質を摂取していたことが分かったのです。

大量のタンパク質を摂取するには肉食しかありません。

では、糖質を摂ると痩せられないというのはなぜなのでしょうか?

人がコメや小麦といった穀物の栽培を始めたのは、1万年以上前のことで、
農耕を始めてから穀物を食べるようになりました。

農耕開始のきっかけのひとつに、気象変動がありました。

地球の温暖化が進み、大型の動物の生息エリアが変わったり、絶滅したりして、
以前のように肉食だけでは必要なカロリーを得られなくなったのです。

その代り、農耕によって穀物を栽培し、それを主食とするようになりました。

地球温暖化で植物の生育に適したエリアが広がり、農耕も広がっていったのです。

安定した食料確保が見込める農耕では、
肉食時代よりも20倍から100倍もの人口を養えるようになります。

その結果、人口爆発が起こり、
人類は地球上のあらゆる場所へと広がったのです。

そして、コメや小麦、トウモロコシといった穀物の生産が盛んになっていきました。

しかし、およそ1万年前に農耕が始まったからと言って、
その瞬間からヒトが草食動物になれるわけではありません。

ヒトの栄養素とエネルギー代謝のメカニズムは、
およそ250万年前から肉食生活をベースにつくられています。

わずか1万年ほど前からの穀物中心の食生活では、
肉食を前提としているヒトの体は適応できていないのです。

私たち人間の体は、肉食中心の生活こそがデフォルト状態で、
穀物中心の食生活に適した体には出来ていなかったということです。

ケトジェニックダイエットの方法が人類に適している証拠は

ヒトが穀物中心の食生活に適応できていないことを教えてくれるのが、
体内で合成できない『ビタミンA』の存在です。

ビタミンAは皮膚や粘膜を保護する物質で、
肉類など動物性食品に多く含まれています。

これが不足すると目の粘膜が乾燥するドライアイの一因になります。

ニンジンなど緑黄色野菜に多く含まれている「βカロテン」は、
小腸から吸収されるときにビタミンAになります。

そこで、たとえ動物性食品からビタミンAを摂らなくても、
ニンジンなどから植物性のβカロテンを摂取していればビタミンA不足は避けられます。

しかし、βカロテンからビタミンAを合成する力の低い人がいることがわかりました。

欧州人のおよそ35%の人が、
βカロテンからビタミンAを合成する力が極めて低いことが分かったのです。

βカロテンからビタミンAを合成する力の低い人がこれほど多いのは、
本来人類は、
肉などの動物性食品からビタミンAを摂ることが前提になっていることだからです。

人類は肉食が前提なのに、穀物中心の食生活で穀物を毎食大量に食べる生活をしていると、
カラダに不調をきたすのは当たり前のことなのです。

その一つが肥満で、肥満が元となる糖尿病や高血圧、脂質異常症といった、
生活習慣病の多くも、
元をただせばご先祖様の食生活とかけ離れた、穀物中心の食生活がもたらしたものなのです。

とくにご飯やパンなどを大量に食べた後に眠くなる「反応性低血糖症」の人は、
穀物中心の食生活に適応できない可能性が濃厚で、
肥満や糖尿病などの生活習慣病には注意が必要です。

ただ、ケトジェニックダイエットには注意点があります。

ケトジェニックダイエットは肥満やメタボリックシンドローム、
脂肪肝や反応性低血糖症、2型糖尿病の人などに適しているのですが、
腎臓病や血栓症などの疾病を持っている人や、
ほかの病気で治療中の人は、主治医の先生と相談して実践しなければいけません。

また、血糖降下剤を服用している人も、ケトジェニックダイエットを実践すると、
低血糖発作を起こすかもしれません。

ケトジェニックダイエットでは、インスリンの分泌が減り、
カリウムが使われなくなるので、カリウム値が上昇する可能性があるのです。

お腹周りダイエットに効果的な運動の方法は何運動?時間帯や運動量は?
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あとがき

お肉は大好きです!
でも、ご飯も大好きです!
運動が苦手な私は、ケトジェニックダイエットで、
ご飯を我慢して、お肉をいっぱい食べて
ケトジェニックダイエットに挑んでいます。