イチョウ葉エキスの効果とは認知機能が向上する脳力活性化物質の効能

美容と健康

イチョウ葉エキスに含まれると言われる脳力活性化物質とは、
どのような物質なのでしょうか。
イチョウ葉エキスによる効能を、
効果的に取り入れ、
認知機能を向上させる生活習慣についてまとめています。

  

イチョウ葉エキスの効果は認知機能を高める

フラボノイドやギンコライドが、
脳の血流をよくするということをCMで見かけたことがあります。

日本でも、
イチョウ葉についての研究が進んでいます。

イチョウの葉を乾燥させて抽出したエキスを
『イチョウ葉エキス』といい、
イチョウ葉エキスには、
10種類以上のフラボノイドやギンコライドといった、
有効成分が含まれていることがわかっています。

イチョウ葉のフラボノイドは、
末梢血管を広げて血液の流れを良くし、
体内の活性酸素を取り除くと言われています。

また、
『イチョウ』の英名『GINKGO』(ギンコ)から付けられた『ギンコライド』は、
血小板の凝集を抑えて血流をよくしたり、
血管を修復したり、脳内の酸素欠乏を防ぐ作用があるとされています。

イチョウ葉エキスが血流を改善することによって、
脳の機能を向上させるとの指摘もあります。

たとえば、イチョウ葉エキスの飲用は、
認知機能の低下を抑制したり、
中高年の認知機能を向上させたりするのに有用であるとの、
研究結果も報告されています。

こうしたことから、
認知症の改善に繋がるのではないかと期待されています。

イチョウ葉エキスの効能と脳力活性化物質

冴えた脳を維持するためには、生活習慣の見直しも必要です。

イチョウ葉エキスの体内での主な働きは、
血管拡張作用、抗血液凝固作用、抗酸化作用、抗炎症作用、
神経伝達物質の活性化作用、
この五つがあります。

しかし、脳の健康を維持するには、
毎日の生活習慣を改善することが重要です。

その一つが食生活です。

脳の健康には糖質、脂質、タンパク質のすべてが必要です。

脂質の中でも魚の油に含まれるDHAとEPAは、
神経細胞の機能向上や脳の血管の健康に役立つと言われています。

次に運動です。

体に酸素を取り込みながら行う有酸素運動を習慣にすると、
脳の血流が増し、脳の活性化につながります。

単純な計算や読み書き、ゲーム、楽器演奏なども、
脳への刺激となり、『脳トレ』になります。

前向きに人と付き合い、いつまでも社会と繋がっていることも、
脳の健康を保つのに欠かせません。

また、意外と見落としがちなのが、
糖尿病などの生活習慣病の予防です。

認知症の進行を遅らせたり、予防、改善につながるとして、
大きな影響を与えています。

イチョウ葉エキスを活用しつつ、
脳の健康に良い生活習慣を取り入れて、
いつまでも冴えた頭をキープしましょう。

イチョウ葉エキスの体内での作用まとめ

血管拡張作用

イチョウ葉エキスの含まれるフラボノイドには、
血管を収縮させるトロンボキサンA2という物質を、
抑制する働きがあります。

抗血液凝固作用

血小板を凝固させる血小板活性化因子=PAFの働きを抑制するため、
赤血球が柔軟に保たれます。
血管拡張作用との相乗効果で、血流がよくなります。

抗酸化作用

強い抗酸化作用を持っているので、
悪玉コレステロールの酸化を抑制します。
細胞壁や血管壁の老化を防ぎます。

抗炎症作用

炎症が起こるときにはPAFが放出されますが、
イチョウ葉はPAFを強力に抑えるため、
気管支炎などのアレルギー症状を軽減させると期待されています。

神経伝達物質の活性化作用

脳内で神経同士が情報を伝達する際に働く物質を合成したり、
受容する物質が減るのを防ぐ効果があります。
そのため、脳の機能がよくなる可能性があります。

イチョウ葉エキスの効能について以上のようなことが期待されています。

あとがき

もの忘れが激しい!
もの覚えが悪くなった。
年のせいだからと諦めるのはまだ早いのでは?
イチョウ葉エキスに興味がわいてきました。