父の日の由来と起源はいつから プレゼントや花は何あげると喜ばれる?

夏の行事

父の日 お父さんに何をしますか?

父の日は6月の第3日曜日
2017年は6月18日ですね

父の日のプレゼントは もう買いました?
ラッピングはキレイにできていますか?

お父さんが欲しいものって何でしょうね
喜んでくれると嬉しいのですが・・・・

お父さんいつもありがとう いつまでも元気でいてね!

日頃の感謝をこめて
『ありがとう!』って ちょっと照れくさいですが
ちゃんとメッセージカードを
添えることも忘れないでくださいね

貴方が私のお父さんであることを幸せに思います。
貴方には愛と感謝の気持ちでいっぱいです!!

ここまでカッコイイ言葉は言えませんが
気持ちはきっと伝わりますから

  

父の日 発祥の由来と起源はいつから

6月の第3日曜が「父の日」とされたのは
母と日と同じく やはり発祥はアメリカでした

1909年と言いますから 今から108年前のこと

ワシントン州のソナラ・ドッドという女性は
ある日 教会で
「母の日」の説教を聞いていて
「父の日」もあるべきだと考えました

ソナラ・ドッドは 彼女の母親の亡き後
ソナラと5人の兄を男手一つで育ててくれた父親を
敬愛していたからです

彼女の父親が6月生まれだったため
ソナラは自分が通う教会の牧師に頼み
6月に「父の日」を祝う礼拝をしてもらいました

それが 1909年6月19日のことで 
その日は第3日曜日だったのです

これがもとで
ワシントン州では6月の第3日曜日が
「父の日」となりました

アメリカではその後 歴代の大統領によって
「父の日」に関する声明などが出されましたが
実際に国民の祝日として定められたのは
それから63年もたった1972年
今から45年前のことです

「母の日」がアメリカの記念日として祝日に制定されたのは
1914年といいますから 今から103年前のことで
アンナ・ジャービスという女性が
1907年の5月12日に 
教会で彼女の亡き母を偲ぶ会を行ったことが始まりです

つまり「母の日」が たった7年で祝日とされたのに対して
「父の日」が祝日とされるのには随分と時間がかかったようです  

日本で『父の日』を祝うようになったのは戦後の事で
1950年頃から広まり始め
一般的な行事となったのは1980年代と
意外と最近のことのようです

父の日プレゼント何あげると喜ばれるのか?

父の日が近づくと
デパートのギフトコーナーでは
たくさんの父の日プレゼントで飾られ
お父さんへの贈り物を探しに
『親孝行な子供たち』がやってきます

テレビやネットでも
父の日のプレゼント 定番商品や
人気商品のプレゼントランキングなどで
購買意欲を煽ります

父の日のプレゼントは何が欲しいですか?
というアンケートの調査では次のような結果が出ています

■ 1位:食事・グルメ
親子でお食事会 
普段は忙しくてなかなか時間が取れないようですが
この日ばかりはお父さんもウキウキ気分ですね

■ 2位:手紙・メール・家族が描いた絵
面と向かって言えないような感謝の気持ちを伝えられたら
思わず胸が熱くなってくるかも

■ 3位:酒類
お父さんの体を気遣うと これはチョットと思いますけど
成人した子供と一杯やりたいという願望は
父親の秘かな思いかもしれません

■ 4位:衣類
『コレ!ちょっと派手じゃないか?』と言いながらも
お父さんに いつまでも若くいてほしいと思う気持
嬉しいものでしょうね

■ 5位:現金・金券
いやはや“現金”なんて まさに現実的な思いですが
自由にできるお小遣いの少ないお父さんには
切実な思いも感じられます
確かに一番使い勝手のあるプレゼントですね

ところが
今までもらったもので最も嬉しかったプレゼントは何ですか?
という質問では このランキングが
微妙に違ってきています

■ 1位:手紙・メール・家族が描いた絵

■ 2位:食事・グルメ

■ 3位:現金・金券

■ 4位:衣類

■ 5位:酒類

1位の“手紙やメール 家族が描いた絵”という答えには
深い意味合いを感じます
お父さんは 高価なプレゼントが欲しいのではなく
あくまでも気持ちが嬉しいという
父親の本音が見えます

お父さんは無意識のうちに 些か疎外感を持っていたのでしょうか

保育園の頃
父の日にお父さんの似顔絵を描いてプレゼントした思い出があります
嬉しそうにいつまでも壁に貼ってあったけど
あの絵はどこへ行ったのでしょうか

笑えるような変な絵だったのですが 父は喜んでくれていたんですね
もっとお父さんの気持ちを理解して
傍にいてあげたい気持ちのなりました

父の日に贈るお花は何?色は赤白黄色 何色?

母の日にカーネーションを贈ることはよく知られていますが
父の日に花を贈る時 何の花を贈ればいいのでしょうか?

母の日にカーネーションを贈るという習慣は 
100年以上も前の事ですが
アンナ・ジャービスという女性が 
教会で彼女の亡き母を偲ぶ会で
白いカーネーションを捧げたことが始まりです

健在な母親には 赤いカーネーションを贈るという習慣は
その後になって付け加えられた習慣です

では 父の日に贈る花って何なんでしょうか?

それは 薔薇の花です

初めに父の日を提唱したソナラという女性が
父親の墓前に 白い薔薇を供えたことに由来しています 

母の日はカーネーション 父の日は薔薇
そして
健在な親に贈るときは赤い色
亡くなった親に供える花は白 という風になっていったようです

ですから
父の日に贈る花は“赤い薔薇”ということですが
最近 日本では“黄色い薔薇”を贈ることが定着しつつあります

なぜ父の日に“黄色い薔薇”?

それは
1981年に設立された
『日本ファーザーズデー委員会』が主催する
『父の日黄色いリボンキャンペーン』というものがあり

“ベストファーザー イエローリボン賞”を企画し
いいお父さんのイメージが強い
俳優やスポーツ選手など 
各界の著名人に賞を贈っています

その“イエローリボン”にちなんで
幸せの象徴である黄色を 
父の日のイメージカラーとしています

なので 父の日に“黄色い薔薇”を贈る
という風になったそうです

まとめ

『いつもありがとう!』
お父さんへの気持ち
直に口に出して言うのは照れるけど

メールでなら伝えられるかな?

返事なんていいよ!お父さんの気持ち 
ちゃんとわかっているから

“ありがとう!”って
何度言っても言いきれないくらい感謝してるの

だから 言い切れない分だけを
黄色い薔薇と
心をこめて選んだプレゼントに託して贈ります