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夏の行事

七夕送りの風習と食べ物の習慣 仙台の七夕祭りを復活させた理由とは

投稿日:2017-04-30 更新日:

七夕は7月7日ですが

全国的に有名な仙台の七夕祭りは 8月上旬です
夏の一番暑いときですね

短冊に願い事を書いて 笹につるす
七夕祭りは夏の風物詩として有名です

暑い夏も 夜ともなれば少しは涼しくなり
夜風に吹かれてみたいと思うものです

そんな時 ふと夜空を見上げて
天の川の伝説を思い出し
ちょっぴりロマンティックな気分に浸るのも
悪くはありませんね

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七夕送りは日本ならではの風習でしたが・・・

七夕が終わった翌日の7月8日に
笹飾りを川や海に流して 穢れを祓う行事が
『七夕送り』です

笹竹に迎えた天の神様を送り返すという意味合いも
この風習には含まれ
笹飾りが天の川に到着するころに
短冊に書いた願い事が叶うとされるものです

笹飾りは日本独特の習慣なので
それを川や海に流す七夕送りも同じように
日本独自の風習でした

ちなみに中国の伝説では
雨が降ると織姫と彦星が会えなくなるので
水はあまり良くないものと考えられていました

現在は自然環境への配慮もあって
笹飾りを川や海に流す習慣もなくなり
長い歴史を誇る 七夕送りの風習は
姿を消していきました

七夕祭りで食べる 食べ物の習慣は?

七夕発祥の地である中国では
熱病予防のため 7月7日に
『索餅』という唐菓子を食べる習慣がありました

7月7日に川で亡くなった後『霊鬼』となって熱病を流行らせた
帝の子供の祟りを鎮めるために
その子が生前好きだった『索餅』を供えたのが
その風習の由来です

『索餅』はそうめんのルーツともいわれ
小麦粉と米粉に塩を混ぜて練り
ねじりあげたお菓子のことで
奈良時代に日本に伝わり
七夕は麦の収穫時期にあたるため
当初は獲れたばかりの麦を使った『索餅』を口にしていたのです

しかし 歳月を重ねるにつれ
同じように麦から作るそうめんを食べるように変化していきました

江戸時代にはもう 七夕にそうめんを食べる習慣があり
徳川将軍や京都の貴族から 庶民にいたるまで
幅広い層に定着していきました

細長いそうめんが 棚機で使用する織り糸に似ていることもあり
七夕にそうめんを食べる風習が
日本中で広まった背景にあるとされています

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仙台の七夕祭りを復活させた理由

七夕という風習が
日本では一時期廃れた時がありました

江戸時代に七夕は 貴族や武士階級から一般庶民に至るまで
広い層に普及していました

ところが
太陽太陰暦の明治5年(1872年)12月3日を
太陽暦の明治6年1月1日とする
旧暦から新暦への切り替えを境に
七夕は年々 下火になっていきました

旧暦の7月7日は 新暦にすると8月上旬で
もうすでに梅雨が明けている頃

天候に恵まれて星空を拝める確率も高いのですが
一方
新暦の7月7日では
梅雨の真っ盛りで 星空を望める確率は低くなってしまい
せっかくの七夕飾りも雨で台無しになってしまいます

そうした 旧暦と新暦との時期の食い違いもあって
それが七夕祭りが衰退していく要因となったのです

さらに
1914年(大正3年)から1918年におきた
人類史上初の世界大戦である第一次世界大戦の終戦後
日本が甚大な不景気に襲われたことも
七夕離れに拍車をかけたようです

昭和2年(1927年)
大正時代から続く不景気を吹き飛ばそうと
仙台の商店街の有志たちが
仙台藩主・伊達正宗が奨励したといわれる
豪華絢爛な七夕飾りで名高い
『仙台七夕祭り』を復活させたのです

これをきっかけに 七夕祭りが商店街の夏の風物詩として
日本各地で開催されるようになり
七夕の風習は 往年の輝きを取り戻していきました

まとめ

そうめんを食べながら
七夕の夜の空を思い浮かべ
今年の七夕は天の川を観ることができるだろうか
なんて がらにもなくロマンティックに耽っています

旧暦や新暦という暦の読みかたは少々複雑ですね

そういえばテレビのニュースでも
8月になってから
仙台の七夕祭りの話題を大きく取り上げるのを見ますが

商店街の中に飾られた大きな笹飾りが美しく
一度は訪れてみたい夏の風物詩です

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