あまのじゃくとはどういう意味?語源や由来は何で言葉の使い方や類義語は?

あなたは『あまのじゃく』と言う言葉を最近使ったことありますか?

正直、私は最近は使ったことがないです。

小学校の時に使ったかな?といったくらいで、
久々に聞くような気がしています。

『あまのじゃく』は、相手の思っている意味を理解しているのに、
反対の事をワザワザすると言った、
ワザと反対の言葉を言ったり、行動をするような人に対して使っています。

しかし、
どうして反対の事をワザワザする人を『あまのじゃく』と言うのか、
不思議ですよね?

そんな事もあり、改めて『あまのじゃく』という言葉の意味や語源、
由来、また使い方を調べましたので、ご確認ください。

  

あまのじゃくとはどういう意味?

 
そもそも、『あまのじゃく』とはどのような意味があるのでしょうか?

今までの使い方が間違っていなかったか確認しつつ、
ウィキペディアで検索してみると次のようにありました。
  
 
あま の じゃく 【天の邪鬼】〔② が原義〕

① 人の言うことやすることにわざと逆らうひねくれ者。

つむじまがり。あまのじゃこ。

② 昔話に悪者として登場する鬼。「瓜子姫」に出るものが有名。

記紀神話の天探女(あまのさぐめ)に由来するともいわれる。

③ 仏像で四天王や仁王が踏みつけている小さな鬼。

また、毘沙門天(びしやもんてん)が腹部に付けている鬼面。

④ 鳥キタタキの別名。

 
何れにしても、
昔話で登場する小さな鬼の名前が『あまのじゃく』だったようで、
この鬼が行っていた事を指して、
『あまのじゃく』となったのが始まりのようです。

今までの使い方は間違っていなかったようで、
ワザワザ反対の事をする人を指す言葉でした。

 
改めて意味を調べる時は、
今までの使い方が間違っていなかったか少しドキドキするものですね。

間違っていなかった事にホッとしつつ、
新たな疑問が出てきます。

昔話に出てくる小さな鬼のことが気になりますね。

あまのじゃくの語源や由来は何?

由来
 
『あまのじゃく』は仏教で、
人間の煩悩を表す象徴とした悪魔の事を指すようです。

また、四天王の一人である毘沙門天の鎧のお腹に鬼面があるのですが、
中国の水鬼の「海若(かいじゃく)」が訓読されて、
『あまのじゃく』となったとも言われています。

語源
 
『あまのじゃく』は、
古事記や日本書紀の神話の中に出てくる悪神の、
『天探女(あまのさぐめ)』が語源になります。

この悪神は、
人の心の内を探り意に逆らうひねくれ者の神でした。

この『天探女』は、
『瓜子姫とあまのじゃく』という昔話に登場してきます。

あらすじは、
川に洗濯をしに行ったおばあさんが、瓜を拾います。

芝刈りから帰ってきたおじいさんと一緒に食べようとすると、
中から女の子が生まれました。

二人は瓜子姫と名付け、大切に育てました。
(ここまでは、桃太郎の女の子バージョンですね。)

ある日、
瓜子姫の婿探しにおじいさんとおばさんは出かける事になりました。

二人は、瓜子姫に、
「あまのじゃくが来ても、絶対に戸を開けてはいけないよ。」と、
約束して出かけました。

留守番をしている瓜子姫の所に、あまのじゃくが来て、
「戸を開けてくれ」と何度も頼みました。

仕方なく戸を開けてしまった瓜子姫は、あまのじゃくに騙されて外に出され、
着ていたキレイな着物は脱がされ、
あまのじゃくが着ていたボロボロの着物に着せ替えられ、
柿の木に縛られてしまいます。

瓜子姫に化けたあまのじゃくが、何食わぬ顔をして家にいると、
婿を見つけた二人が帰ってきて、
瓜子姫に化けたあまのじゃくを嫁に連れて行こうとします。

それに気が付いた瓜子姫は、歌で、
「自分は騙されてココ(柿の木)に居ます。そこに居るのはあまのじゃくです。」
と知らせます。

それに気が付いた二人は、あまのじゃくを懲らしめ、瓜子姫を助け出し、
無事にお嫁に連れて行った。
と言う昔話です。

 
昔話だと、
「人の心を逆手に取って騙す。」と言う事が大元の原語だったみたいですが、
実際に使う『あまのじゃく』の方がまだ可愛らしさがありますね。
 

あまのじゃくの言葉の使い方や類義語は?


 
では、『あまのじゃく』と言う言葉の使い方や類義語はあるのでしょうか?

もともとは、
「人の心を逆手に取ってイタズラをして騙す」と言った意味ですが、
現代に合わせて使う場合は、
「人(相手)の思想や言動か正しい事を認識しているうえで、
あえてその事に逆らうような言動をする人。」であったり、
「本心に素直になれなくて、周囲に反発的な行動をしたり発言をする人。」を指します。

 
つまり、類義語は“ひねくれ者”があります。

どの時代も、素直になかなかなれない事はとても多いと思います。

しかし、だからといって『あまのじゃく』な態度を取ったとしても、
逆に相手に伝わらず誤解を招いてしまう事も多いのではないでしょうか?
 

あとがき

素直になる事は、
相手に信頼がないとできない事ですから難しい事ではありますが、

どのような人でも素直な気持ちで、
コミニュケーションが取れるような時代に、
これからは変わっていくと良いですよね。


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