酢にんにくの作り方 電子レンジで臭いもなく効能効果はそのまま簡単に作れる

美容と健康


酢にんにくがカラダにイイということは良く知られています。

お酢もにんにくもそれぞれが有効な健康食材ですから、
二つを同時に摂れるのなら、
その効能効果は言うことないというものです。

健康食品としても多くの種類が販売されていますが、
酢にんにくの簡単に作れる方法で、
自家製酢にんにくを作ってみませんか?

酢ニンニクが
電子レンジを使うことで簡単に作れて、
臭いもなく効能効果はそのままです。

ぜひ作ってみてください!

  

酢にんにくの作り方 電子レンジで簡単に作れる

酢にんにくの材料

にんにく・・・2個

酢(何酢でもよい)・・・1カップ

酢にんにくの簡単な作り方

にんにくは、皮をむかずに丸ごと30秒ほど電子レンジにかけます。

冷めたら薄皮を剥いてスライスし、保存容器に入れて、
酢を注ぎ入れます。

冷蔵庫に入れて1日以上おきます。

冷蔵庫での保存の目安は 約2週間

黒酢で作れば テレビでおなじみの『黒酢ニンニク』が作れます。

お酢のクエン酸とニンニクのアリシンがダブルの効果で疲労回復でき、
こんなに簡単に作れるのですから、
酢にんにくを自分で作らない手はないいですよね。

お酢の種類と違いは何?凄い効果効能と便利に使うときの注意点は?

酢にんにくの作り方 電子レンジで臭くない酢ニンニク

酢につける前に加熱するのがミソなんです!

酢ニンニクは、生のニンニクをそのままお酢に漬けても作れますが、
そうすると強烈なニオイがまろやかになるまでに、
1ヵ月ほど待たなくてはいけません。

にんにくをあらかじめ電子レンジで加熱してから薄切りにして、
お酢に漬ける方法なら、それほど時間を待つことなく、
ニンニクのアリシンから多くのスコルジニンを得ることができます。

ニオイもすぐに消えて、漬けてから1日もたてばお料理などに使えます。

また、にんにくの薄皮を剥く作業は、意外と手間がかかるのですが、
電子レンジで加熱してからだとスルッと剥けます。

あらかじめ切って漬けておけば、
保存容器から取り出してすぐに料理に使えるので、
チョット疲れがたまっているなーと感じた時は、たっぷりと使ってください。

漬かっているにんにくだけでなく、漬けているお酢も料理に使えます。

お酢意外にあえて味付けしていないのは、
料理に使うときや、ドリンクとして飲むときに味付けができるので、
いろんな使い方ができるのです。

生のニンニクをお酢につける場合は、
ニンニクに含まれる『アルキルサルファイド化合物』が、
酢の刺激によって分解され、
にんにくの鉄分に反応して青色に変色することがあります。

時間が経てば反応も収まり、青色は退色し、
食べても問題はありません。

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酢にんにくの作り方 電子レンジで効能効果はそのまま

アリシンは熱を加えると、
『スコルジニン』という物質に変わります。

スコルジニンもビタミンB1の働きをサポートすることで、
疲労回復を促すのですが、
それだけでなく、血液中に溜まった疲労物質や老廃物を分解して、
体外に排出する作用が知られています。

また、スコルジニンは、末梢の神経を拡張させて、血行を良くする作用があり、
細胞がエネルギーを作り出すのに必要な栄養を素早く運びます。

さらには、心臓の筋肉に作用して、拍動を強くする作用や、
外の酸素を取り入れ、体内の二酸化炭素を排出する呼吸活動を、
強化する作用も知られています。

こうして、スコルジニンは、二重・三重の方法で、
疲労を速やかに回復させるのです。

ハツカネズミを強制的に泳がせた実験では、
スコルジニンを与えたグループは、与えていないグループに比べ、
4倍も長い時間泳ぎ続けたという実験結果の報告もあります。

にんにくと疲労回復効果

古代から滋養強壮の野菜として知られてきたにんにくは、
強烈なにおいの成分が疲労回復効果を発揮します。

古代エジプトでは、ピラミッド建設に従事する労働者が、
肉体疲労を回復させるために、大量のニンニクを食べていたと、
ギリシアの歴史家・ヘロドトスが記しています。

ニンニクの疲労回復効果は紀元前から知られていたわけですが、
それがお酢の力と出会うことで、より強力なものになるのです。

お酢はカラダのエネルギー源づくりをサポートすることによって、
疲労回復効果を発揮します。

そして、にんにくは高血圧対策効果もある、
辛みやにおいの成分『アリシン』が働いて、疲労回復効果をもたらすのです。

体内でエネルギーが不足しているときに疲労を感じますが、
そんな疲労感を早くなくすためには、エネルギーを素早く作る必要があります。

その時欠かせないのが、
疲労回復のビタミンと呼ばれるビタミンB1 です。

ビタミンB1は、糖がエネルギーに変わる過程をサポートするのですが、
そのビタミンB1が欠乏していると、エネルギーの生産が滞ります。

ビタミンB1は、カラダが吸収しにくいビタミンなのですが、
アリシンがそのビタミンB1の吸収を助けます。

ビタミンB1はアリシンと結合することで、
エネルギー生産のサポートを、
より効果的に行える物質アリチアミンに変わります。

そうして、よりスムーズに体内でエネルギーが作られるようになり、
疲労が回復されるのです。

ちなみに、大手メーカーが発売している疲労回復効果をうたう、
有名なドリンク剤の主成分は、
アリチアミンからニンニク特有のにおいを取り除いた物質です。

あとがき

お酢を使ったいろいろなものを作っています。

これが健康にいいとか、美容にいい、
ダイエットに効果がると聞いて、
いろいろ作るのが楽しみになっています。

サプリもたくさんあるけど、
お料理の方法もあれこれ工夫して、
自分はもちろん家族の健康を願い、
心を込めて作っています。

にんにくが疲労回復に効くというのは、
昔からよく言われていることですが、
何よりまずは元気が一番なので、
酢ニンニクはイチオシです。