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お彼岸とはいつからいつまで?彼岸入りに仏壇のお供え物は何をするの?

投稿日:2018-01-13 更新日:


お彼岸とはいったいいつからいつまでのことを言うのでしょうか?
季節の変わり目で仏教行事の日、
天文学にも、気象学にも関係する日ですが、
何をすればよい日なのか、
どういう意味がある日なのか、
ご先祖様へのお供えはどうするのか、
きっと、今の自分を見つめ直す日じゃないかと思います。

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お彼岸とはいつからいつまで?

お彼岸とは、もともとはお墓参りの日ではなく、修行のための日でした。

『彼岸』とは、春分の日と秋分の日を中心とした、
前後三日間のことで、計七日間のことを言います。

中間となる春分の日・秋分の日は
「中日(「なかび」ではなく「ちゅうにち」)と呼びます。
また初日を「彼岸の入り」、終日を「彼岸の明け」とも言います。

2019年のお彼岸は

春のお彼岸
彼岸入り  3月18日(月)
中日 3月21日(木)<春分の日>
彼岸明け  3月24日(日)

秋のお彼岸
彼岸入り  9月20日(金)
中日 9月23日(月)<秋分の日>
彼岸明け  9月26日(木)

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、
冬の寒さは春のお彼岸まで、
夏の暑さは秋のお彼岸を過ぎるころにはやわらいでいくため、
季節の境となる時期のことでもあるのです。 

お彼岸とは、仏教用語で“向こう岸”
つまり、ご先祖様の霊がいる極楽浄土のことを指し、
煩悩を脱して悟りを開いた涅槃の境地を言い、究極の安らぎを意味します。

彼岸に対して、さまざまな煩悩に苦悩する現世、
私たちが生きているこちら側の世界を『此岸』といいます。

春分の日や、秋分の日は、昼夜の長さが同じで、
太陽が真東から昇り、真西に沈む日です。

仏教では、西のかなたに極楽浄土があるとされていて、
この日、夕日が道しるべとなり、
此岸から彼岸へ渡る『白道』が現れて、
この世とあの世が繋がり、
その道を進めば極楽浄土にたどり着けると考えられていました。

そのため、お彼岸は元来、西に沈む太陽に向かって礼拝し、
極楽浄土にいるご先祖様の霊に感謝を捧げ、
自らが悟りの境地に達するための修行を行う日だったのです。

その後、お彼岸はご先祖様の霊を供養することを目的として、
家族で墓参りに出かけ、
一方で自宅の仏壇にお供え物をするという風習に変化していきました。

お彼岸の入りには何をするの?

彼岸入りの日には、まずお仏壇や仏具を清め、
お墓をきれいに掃除しましょう。

普段よりも時間をかけて、丁寧に仏壇や仏具の手入れをしましょう。

普段は忙しくてなかなかお墓や納骨堂へお参りに行けない場合もあります。

「彼岸入り」をお墓の掃除や墓石の手入れなどの機会にするのもいいでしょう。

お彼岸の際、
ご先祖様にお供えしたり、食べたりする『ぼたもち』と『おはぎ』があります。

名称が異なるので違うもののようにおもわれますが、
実はほとんどおなじもので、
蒸したもち米を丸めて、小豆の餡などで包んだ和菓子です。

呼び名の違いが生じたのは、
春のお彼岸の時期には牡丹の花が咲くことから『ぼたもち(牡丹餅)』
秋のお彼岸の時期には萩の花が咲くことから『おはぎ(御萩)』と呼ぶようになったからです。

名称のほかに、本来は形と餡にも違いがあります。

春のお彼岸のぼたもちは大きくて丸い牡丹の形を模して、
大きめで丸い形に仕上げてあります。

一方、秋のお彼岸のおはぎは、小さくて細長い萩の花に似せて、
小ぶりで俵型に整えてあるのです。

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餅を包む餡の材料となる小豆の収穫時期は秋です。

ひと冬を越して春になると、小豆の皮は硬くなるので、
ぼたもちには小豆の皮を取り除いた「こしあん」を用いたのだそうです。

一方、秋は穫れたての小豆を使えるので、
おはぎには皮ごと使った「つぶあん」を使用したのです。

ただし、時代が移り変わって、
そうした形や餡の違いへのこだわりは薄れていったようです。

お彼岸の仏壇のお供え物は何をするの?

お彼岸の仏壇のお供え物

お供え物は故人への贈り物です。

故人やご先祖さまを偲び、
感謝の心を込めて手向けるものなので、
お供え物には特にこれといった決まりがあるわけではありません。

お供え物には故人が生前好きだったものや、喜んでくれそうなもの、
先方のご家族やご親戚に配慮したものを選ぶようにします。

お彼岸の時期は7日間ありますので、
傷みやすいものや匂いの強い物、そして生ものは避けます。

仏前にお供えした物を、
私たちは仏さまからの「お下がり」としていただくことになります。

仏さまからのお下がりは、それぞれのお家に持ち帰ったり、
家族と分け合っていただくことが多いので、
「分けやすいもの」を意識するのも重要です。

一般的にはクッキーなどの日持ちする焼き菓子や果物、
故人の好きだったお酒やジュースなどの飲料をお供えしています

お線香などを持参するのも良いと思います。

絵柄に凝ったろうそくや、香りの上品な線香なども、
2,000円くらいからお供え物用として販売されています。

ちなみに、

お線香や抹香の香りは『香食(こうじき)』とも呼ばれ、
亡くなられた方があの世で食すという考え方があります。

お仏壇で良い香りのお線香を焚くことは、
故人や仏さま、ご先祖様に差し上げる最適なお供えともいえます。

お彼岸の仏壇に供えるお膳

お彼岸は、ご先祖様に感謝すると同時に、
自分の修行のための日でもあるということで、
ご先祖様に感謝を込めて、精進料理のお膳を供え、
自らもそれをいただくという修行を行うには最適な期間だといえます。

お盆の時と同じようにお膳をお供えすることも、
ご先祖様へのお供養になることだと思います。

仏膳椀、別名九重椀(フタを含めて9枚)とも言い、
亡くなられた仏様に供える精進料理の什器です。

お供えは生きている人にお給仕するのと同じように毎日欠かさずしたいものです。

【お椀の名称と料理】
飯椀:ご飯、
汁椀:お吸い物・みそ汁、
平椀:煮込みもの、
ツボ椀:煮物・ゴマあえ、
高皿:漬もの

あとがき

『暑さ寒さも彼岸まで』よく言ったものです。
お彼岸を過ぎると、見える景色まで違ってきます。
一年の四季はグルグル巡っているけど、
時間は同じ所へは戻らないのですね。

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