ビュールレコレクション2018 国立新美術館至上の印象派展チケット予約は？

ドガ、マネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、モネ、セザンヌ、マティス。
印象派・ポスト印象派の画家たちの作品が集まる
ビュールレコレクション。

今回、
日本では27年ぶりとなる展覧会が開催されます。

傑作ぞろいの珠玉のコレクション。
ビュールレコレクション選りすぐりの作品や見どころについて、
そして、
国立新美術館での
ビュールレコレクション2018 至上の印象派展の
チケット予約についてご案内します。

ビュールレコレクション2018 至上の印象派展とは
1. エミール・ビュールレ
ビュールレコレクション2018至上の印象派展の見どころ
ビュールレコレクション2018至上の印象派展チケット予約は？
あとがき
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ビュールレコレクション2018 至上の印象派展とは

世界を代表するプライベートコレクションから、
印象派選りすぐりの作品が日本にやって来ます。

ビュールレコレクション、
ビュールレは、傑作揃いのコレクションを一人で集めた男と言われています。

ドイツに生まれ、スイスに移住したエミール・ゲオルク・ビュールレは、
若いころから美術に関心を持ち、
実業家として成功してからはチューリッヒの自宅に飾るために、
様々な絵画作品を収集するようになりました。

レンブラントやファン・ゴッホの贋作をつかまされたこともありましたが、
ビュールレが集めた印象派・ポスト印象派の作品群は、
今日では世界有数のプライベートコレクションとして知られています。

ビュールレの死後、所蔵作品を展示した個人美術館を開設しました。

ビュールレの生誕100年を記念した1990年～1991年の世界巡回展では、
横浜が会場の一つとなり、初来日しました。

2008年にコレクションが盗難に遭ったことがきっかっけで、美術館は公開を制限、
2020年に完成予定のチューリッヒ美術館の新館に常設展示されることになりました。

ビュールレ・コレクション (Stiftung Sammlung E. G. Bührle) 公式ウェブサイトhttp://www.buehrle.ch/

エミール・ビュールレ

1890年ドイツ、ポルトハイムに生まれたエミール・ビュールレは、
大学では哲学と美術史を学んだ。

第1次世界大戦に兵士として出征後、
銀行家の娘との結婚を通し産業界で財をなす道を歩むことになる。

第2次世界大戦前からビュールレは敵味方の区別なく世界各国と取り引を行い、
まさしく当時の永世中立国スイスと同じ道をたどった商人でもあった。

一方、青年時代に傾けた美術に対する情熱が再び燃え上がり、
1934年頃から印象派を中心にその前後の絵画の収集を始め、
晩年には自宅の部屋に置かれた絵画を訪れた人に見せたりしていたという。

文化の後援者になろうと巨額の寄付を申し出ても、
断られることも多くチューリヒの上流階級からは完全に無視された。

ビュールレコレクション2018至上の印象派展の見どころ

スイスの大実業家エミール=ゲオルク・ビュールレ(1890-1956年)は、
生涯を通じ絵画収集に情熱を注いた傑出したコレクターとして知られています。

17世紀のオランダ派から20世紀の巨匠に至る作品、
とりわけ印象派・ポスト印象派の作品は傑作中の傑作が揃い、
そのコレクションの質の高さゆえ世界中の美術ファンから注目されています。

印象派は17世紀以来のアカデミズム絵画が主導してきた新古典主義への批判として、
細かな線描よりも豊かな色彩を重視して画風で知られます。

その後、画家たちが自らの技術や作風を追求することで、
ひとくくりにはしがたい豊かな作品が生まれました。

美術史上はポスト印象派と言われ、
20世紀の前衛芸術の前史ともいえる重要な作品群です。

こうした印象派・ポスト印象派の作品を多数収蔵したコレクターが、
エミール・ゲオルク・ビュールレで、
いずれも傑作ぞろいの世界有数のプライベートコレクションです。

2020年には、ビュールレ・コレクションの全ての作品が、
チューリヒ美術館に移管されることになり、
コレクションの全体像を紹介する最後の機会として、
日本での展覧会が実現することとなりました。

ビュールレが集めたコレクションは、
印象派やポスト印象派のなかでも時代を画した傑作ぞろいで知られています。

今回の展覧会では、印象派の前史である19世紀のロマン主義絵画から始まり、
印象派を方向付けた野外での絵画制作によって描かれた風景画、
そして鮮烈な色使いで表現された肖像画、
その後のモダンアートへの影響など、
テーマごとに印象派・ポスト印象派の様々な作品を展示しています。