二十四節気

豆知識

二十四節気の寒露とはどういう意味?2021年の時期はいつでこの季節に美味しい食べ物は?

寒露とはという前に、二十四節気とは何なのかを知る必要があります。古代中国では、暦に太陰暦が用いられていて、その暦は、日付と太陽の位置とは無関係でした。そのため、春夏秋冬の循環のよる“暖・暑・涼・寒”の往来にずれが生じていました。このずれを補完するために、日付とは別に、太陽の黄道上の位置、黄経制度(周天三百六十度のこと)を二十四等分し、各一期を約十五日として、それぞれに節気を配置して、気候の推移がわかるようにしました。これを定気法『二十四節気』と言い、日本では平安時代から使われてきました。現代の四季の分類では、春は3~5月、夏は6~8月、秋は9~11月、冬は12~2月になりますが、中国の二十四節気は、黄河の中・下流域の気候を基準にしているため、日本の季節とは若干異なり、ひと月ほど先取りすることになります。そして寒露とは、その二十四節気の中の、“秋”という季節の『晩秋』となり、旧暦月名は『九月節』といいます。
冬の行事

立冬とはいつのことでその意味や由来は?この日に食べる物や旬の食材は?

立冬(りっとう)とは、 「こよみの上では冬の始まり」 なんてフレーズをよく聞きますね。 「立」には新しい季節になるという意味があり、 立春、立夏、立秋と並んで季節の大きな節目です。 木枯らしが吹きはじめ、冬の気配が感じられる頃で、 暦の上で...
春の行事

二十四節気 雨水の意味は?春一番とは何で七十二候の暦の読み方は?

二十四節気の雨水という言葉には、 どのような意味があるのでしょうか? 二十四節気の一つ雨水と言われる節気はいつのことで、 雨水の言い伝えや、雨水のころの春一番とはどういうものなのか、 また、二十四節気の雨水や、 二十四節気の七十二候と言われ...