お風呂場のお掃除は、
お湯や湯気による湯アカ、カビやせっけんカスが付きやすいので、
重曹やセスキ・クエン酸を使います。
重曹やセスキ・クエン酸を上手に使い分ければ、
落ちにくい湯アカ、
カビやせっけんカスなどをきれいに落とすことができます。
お風呂場を清潔に保ち、体も心もリフレッシュできる場所にしましょう。
お風呂掃除の仕方 重曹を使って湯垢やカビを撃退!
★バスタブ
バスタブの湯垢は、重曹の粉で軟化・研磨し、
クエン酸水で発泡させてスッキリさせます。
皮膚や湯垢の汚れは、
重曹の粉で軟化させ、アクリルたわしで研磨して解消させます。
水で濡らしたアクリルたわしに重曹の粉を振りかけて、
バスタブ全体を磨き、水で洗い流し、
乾いた布で水気を拭き取ります。
アクリルたわしの繊維が汚れと重曹の残りかすを絡めとります。
★お風呂のフタ
お風呂のフタは、お掃除を怠りがちですが、
湯垢やカビが付きやすい場所です。
重曹の粉や重曹ペーストで汚れを軟化し中和させ、
研磨してきれいにしましょう。
水で濡らしたアクリルたわしに重曹の粉を振りかけて、
お風呂のフタ全体を磨きます。
細かい部分は、歯ブラシに重曹ペーストをつけて磨きます。
水で洗い流し、乾いた布で水気を拭き取ります。
★お風呂の床
お風呂の床の、湯垢やカビ、石鹸カスなどは、
重曹の粉と重曹ペーストで中和させて、
アクリルたわしで研磨して落とします。
特に、隅のほうが汚れが溜まりがちなので念入りに磨きます。
お風呂の床を水で濡らし、
水で濡らしたアクリルたわしに重曹の粉をつけて磨き、
水で洗い流します。
お風呂場によく発生するピンク色のぬめりは、
ロドトルラという物質で、
水さえあれば発生し、繁殖スピードがとても速い酵母の一種です。
お風呂場の乾燥を心がけることで、繁殖を防ぐことができます。
★お風呂場の床の溝
排水をするためにある床の溝には、汚れが溜まりやすいので、
歯ブラシなどを使い、重曹ペーストで中和させ、
研磨してこすり落としましょう。
床の溝の掃除したい部分を水で濡らし、
歯ブラシに重曹ペーストをつけて、溝の汚れをこすり落とし、
水で洗い流します。
重曹だけでは落とせない、頑固なカビには、
重曹に過炭酸ナトリウムを混ぜて使ってみましょう。
汚れへの浸透力と分解力がアップします。
仕上げにクエン酸水をスプレーしておけば、
カビ予防対策にもなります。
★お風呂場の排水口
お風呂場の排水口の、石鹸カスやカビなどの汚れは、
重曹の粉とアクリルたわしで研磨して、スッキリと落としましょう。
排水口に詰まったごみは、乾燥しているときにとると取れやすいです。
排水口が乾燥しているときに、髪の毛などのごみを取り除き、
水で湿らせたアクリルたわしに重曹の粉を振りかけて、
排水口を磨き、水で洗い流します。
お風呂掃除の仕方 クエン酸を使って湯垢やカビを撃退!
★バスタブの特にひどい汚れ
特にひどいバスタブにこびりついた湯垢やカビは、
重曹の粉とクエン酸の発泡作用で汚れを浮かせ、
アクリルたわしで研磨して落とします。
まず、落ちにくい汚れに重曹の粉を振りかけて、
クエン酸水をしみこませたアクリルたわしで研磨します。
最後にしっかりと乾拭きすることで、
次の湯垢の付着を防げます。
★お風呂場の壁
お風呂場の壁の、飛び散った石鹸カスや、目地などに繁殖したカビは、
重曹とクエン酸の発泡作用で、強力に除去しましょう。
お風呂場を使わないときは、
常に乾燥させておくことがカビの予防になります。
アクリルたわしに重曹の粉を振りかけて、
クエン酸水をスプレーします。
それで壁を磨き、水で洗い流して、乾いた布で水気を拭き取ります。
お風呂場の壁は、温度と湿度が高いことでカビが繁殖します。
入浴後は、バスルーム全体に水シャワーをかけて温度を下げ、
しっかりと換気をしましょう。
乾拭きして水気をとれば、なお完璧です。
★お風呂場の排水口の頑固なヘドロ
こびりついた頑固なヘドロは、悪臭の原因になります。
排水口の汚れには重曹の粉を振りかけて、
歯ブラシで汚れをこすり落とし、
クエン酸水をスプレーして、ラップでふたをします。
こびりついたヘドロには、重曹の粉とクエン酸で発泡させ、
ラップで密閉してしっかりと汚れを浮かせます。
30分ほど置いた後、お湯で洗い流します。
お湯で流すことでアルカリ度がさらにアップして落ちやすくなります。
★お風呂のドア
湯気などでついた湯垢は、クエン酸水で溶解し、
重曹の粉を加えて発泡させながら研磨すれば落とせます。
カビや黒ずみも一緒にこすり落としましょう。
クエン酸水を全体にスプレーして、
水で湿らせたアクリルたわしに重曹の粉を振りかけて磨きます。
水で洗い流し、乾いた布で水気を拭き取ります。
入浴後は、浴室のドアを閉めて換気扇をまわしておきましょう。
ドアを閉めることで換気扇をつけた時の浴室内の空気の流れが速くなり、
換気効果が上がります。
また、ドアの外側の壁がカビることを防げます。
★お風呂場の蛇口
湯垢だけでなく、
石鹸カスによる汚れで白くくもってしまうお風呂場の蛇口は、
重曹ペーストで軟化させ、
クエン酸水でしっかり発泡させて落としましょう。
★お風呂場のシャワーヘッド
シャワーヘッドの白くこびりついた湯垢は、
クエン酸水につけて、しっかり浸透、溶解させ、
重曹の粉とアクリルたわしでやさしく研磨してこすり落とします。
洗面器にぬるま湯1Lを入れ、クエン酸水の粉大さじ4杯を入れて溶かし、
その中へシャワーヘッドを浸けます。
しばらく置いておき、
シャワーヘッドを引き上げ、水で湿らせたアクリルたわしに、
重曹の粉をかけて磨き、水で洗い流したら、
乾いた布で水気を拭き取ります。
目詰まりしてシャワーの出が悪くなってしまったときは、
重曹ペーストを塗った歯ブラシで磨くか、
爪楊枝で穴をひとつひとつ刺して、穴に詰まった湯垢を取り除きます。
★お風呂場のシャワーホース
石鹸カスによる黒ずみや、湿気によるカビは、
重曹の粉とアクリルたわしで研磨して落とします。
ホースが床についているとカビやすいので注意してください。
重曹で落ちない黒ずみは、
お湯で溶かした過炭酸ナトリウムに浸けて殺菌します。
濡らしたホースをラップに包み30分ほど置けばさらに汚れに浸透します。
そのあと重曹の粉とアクリルたわしで研磨すれば完璧です。
★お風呂場の鏡
白くこびりついてお風呂場の鏡をくもらせているのは湯垢です。
クエン酸パックで汚れに浸透、溶解、剥離させ、
重曹の粉とアクリルたわしで研磨して落としましょう。
クエン酸水をスプレーして、その上からペーパータオルを貼りつけ、
さらにラップをして2~3時間置きます。
時間がたったらラップとペーパータオルを捨てて、
水で湿らせたアクリルたわしに重曹の粉を振りかけてこすります。
水拭きした後、乾いた布で水気を拭き取ります。
★洗面器
お風呂場の洗面器にこびりついた湯垢や石鹸カスは、
重曹の粉で軟化させ、アクリルたわしで研磨して落とせば、
スッキリきれいになります。
★バスラック
お風呂場のバスラックは、石鹸カスや湯垢が蓄積されやすいところです。
クエン酸水を汚れに浸透させ、溶解し、
水で湿らせたアクリルたわしに重曹の粉を振りかけて磨き、
水で洗い流します。
★シャワーカーテン
お風呂場のシャワーカーテンについた石鹸カスや湿気で発生したカビは、
重曹ペーストで軟化させ、
重曹の粉とアクリルたわしで研磨して落としましょう。
あとはできるだけ乾燥させておきます。
お風呂場のシャワーカーテンの全体の汚れは、
水1Lに重曹の粉大さじ3杯を溶かし、
一晩浸けた後、水で洗い流します。
★シャンプーの容器
シャンプーやボディソープなどのボトルの縁や底についた石鹸カスやカビは、
重曹の粉とアクリルたわしで研磨して落とします。
★ボディタオルを抗菌・消毒
毎日洗っているようで、
実は皮脂などの汚れが蓄積されているボディタオルは、
クエン酸水で抗菌・消毒して清潔に保ちたいものです。
使用していないときはしっかりと乾燥させておくことが大切です。
洗面器にぬるま湯を1L入れ、クエン酸の粉大さじ4杯を溶かし、
ボディタオルを2~3時間浸けます。
しっかりと水ですすぎ、干して乾かします。
お風呂掃除の仕方 セスキを使って湯垢やカビを撃退!
★お風呂場の換気扇
お風呂場の換気扇のこびりついたほこりやカビは、
セスキ水で中和させ、しばらく置いて浮かせて落とします。
お風呂場の換気は大切ですので、
換気扇はしっかりとキレイにしておきましょう。
換気扇のカバーを外し、乾いた布でほこりを払い落します。
カバーにセスキ水をスプレーして2~3分おきます。
アクリルたわしで磨き、水拭きします。
換気扇の故障の原因になるので、
換気扇本体にシャワーやセスキ水を直接かけないようにしましょう。
セスキ炭酸ソーダは、水に溶けやすいので、
水200mlに対してセスキ炭酸ソーダの粉を小さじ2分の1杯入れて溶かし、
スプレーボトルに作っておくと、
いろんなお掃除に使えます。
お風呂のお掃除にも、
バスピカやバスマジックリンのかわりになります。
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あとがき
お風呂場のお掃除も面倒ですが、
サッパリとキレイになったお風呂に入るのは気持ちいいですよね。
お風呂場の隅々まで、重曹やクエン酸、セスキ炭酸ソーダを使い分けて、
ピッカピカにして、
リラックスできるバスタイムを楽しみリフレッシュしましょう!