興味津々

部屋の臭い消しで効果的な方法は?消臭剤や芳香剤で嫌な臭いを消すには

よその家を訪問したとき、その家の臭いを感じることがあります。

飾ってある花の香りなのか、芳香剤の香りなのか、
しかし、良い香りばかりではありません。

なんだこれは?っていう独特の嫌な臭いを感じることもあります。

その家独特の臭いは住んでいる人にはわかりにくいもので、
きっと我が家を訪れた人も、
何かしらの臭いを感じているのかもしれません。

嫌な臭いでなければ良いのだけど…と、願うばかりです。

玄関を入ったその瞬間、感じた匂いは、
そこに住んでいる人の印象まで決めてしまいます。

香水の匂いをプンプンさせてごまかすのではなく、
自然な香りで、お客様を迎えたいものです。
  

部屋の臭い消しで効果的な方法は?

人は鼻で臭いを感知します。

そして臭いは空気に混じった状態で鼻から吸い込まれ、
匂いを感じます。

良い匂いか悪い匂いかは、においを感じた人によってさまざまで、
さらに同じ匂いの中にしばらくいると、
それほど強く感じなくなってくることもあります。

ですから、自分の家の臭いには、あまり気づくことはなく、
それまであまり感じていなかったよその家の臭いには、
敏感に感じてしまうのです。

玄関に漂っている空気の中にある匂いの原因を少なくするためには、
風通しを良くして空気の流れを作ることです。

部屋の中も同じことで、部屋に充満している空気を、
窓を開け放したり、換気扇などで放出し、
新しい空気を入れることで、部屋の臭いを少なくすることができます。

空気の中にある匂いの原因を、感じにくくするには、
温度を下げたり、湿度を下げることです。

匂いの原因となる物質は、常温または体温に近い状態で、
液体から気体になりやすい揮発性という性質を持っています。

温度が高くなると匂いの原因となる物質の揮発性は高くなり、
空気中の湿気に混じって鼻から吸い込まれ、匂いとして感じます。

梅雨時になると、嫌なにおいを感じることが多くなります。

晴れている日は空気が乾燥していることと、
上昇気流でにおいが上へ運ばれることで、匂いを感じにくくなります。

しかし、梅雨のように雨が良く降ったり、曇っている日は、
湿度が高くなったうえに、上昇気流がなく、
においが地上付近に留まることで、匂いをより感じやすくなります。

湿度が高く温度も高い梅雨の時期は、
嫌なにおいを発生させる“カビ”も発生しやすい環境です。

部屋の臭いを消すというより、
まず、部屋の嫌な臭いをなくすには、
カビなどの嫌なにおいの原因となる物質を取り除くこと!

そして、部屋の嫌な臭いを感じにくくするためには、
湿度を低くすることと、
風通しを良くして空気の滞留を防ぐことが、
部屋の臭い消しで効果的な方法といえます。

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部屋の臭いを消臭剤や芳香剤で消す効果的な方法は?

部屋の臭い対策として、
ドラッグストアなどで販売されているものはたくさんあります。

消臭剤・脱臭剤・芳香剤、あまりにもいろいろあり過ぎて、
どれを選んでよいのかわかりにくいものですが、
それぞれの特性を知って、場所に応じた適切なものを選ばなければ、
正しい効果を期待することはできません。

☆芳香剤

芳香剤は読んで字のごとく、良い香り・アロマのことですから、
良い香りを放つ効果のある薬剤のことです。

良い香りで嫌なにおいをごまかしてくれるのですが、
嫌なにおい自体をなくしてくれるものではありません。

☆消臭剤

消臭剤は嫌なにおいの元となる成分を、
化学反応で無臭化してくれる薬剤です。

消臭剤は比較的広い範囲の嫌な匂いをなくしてくれる効果が期待できるので、
キッチンやリビング、寝室などの広い部屋の匂いを消すことができます。

トイレ用の消臭剤の場合は、
トイレの臭いの元となっているアンモニア臭を無臭化する薬剤です。

それぞれの臭いのもとに適した消臭剤を使うことで、
その場所の臭いに対する消臭効果が得られます。

☆脱臭剤

脱臭するということは、臭いを抜き去ったり減らしたりすることで、
その臭いを取り除く効果のある薬剤が脱臭剤です。

よく知られている脱臭剤に、炭や活性粘土がありますが、
それらの特性を活かし、
炭や活性粘土に臭いを吸着させることで臭いを取り除くのです。

ただし、脱臭剤には脱臭ずる匂いを、
良い匂いと嫌な臭いに選別することができないので、
良い匂いまで消してしまうという欠点があります。

脱臭剤では、広範囲において嫌なにおいを吸着することができないので、
冷蔵庫や靴箱などの、狭くて臭いのこもりやすいところに効果的です。

脱臭剤での消臭範囲は限られてきますが、
安全で殺菌力にも効果が期待できます。

ですから、脱臭剤はキッチンのごみ箱やシンク下の収納棚のように、
空気がこもりやすく、雑菌やカビが生えやすいところに適しています。

消臭剤・脱臭剤・芳香剤、それぞれ販売されているものには、
適材適所がありますので、
注意書きをよく読んで、
用途に応じて用いるようにしなくてはいけません。

また、匂いの性質として、下の方に溜まる性質があるので、
置き場所も低い位置に置くと効果的です。

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部屋独特の嫌な臭いを消す効果的な方法は?

☆小皿にアロマオイルを垂らしておく

小さなお皿などの入れ物に、アロマオイルを2~3滴たらしておくと、
これだけで部屋中に良い香りが広がります。

窓辺に置いて、窓を開けて使うなど、
空気の流れを考えて置き場所を決めると良いです。

アロマオイルは香りがほのかなので、
強い香りが苦手な人にもピッタリです。

アロマオイルは、消臭効果や防虫効果も高い
レモングラスやユーカリがおすすめです。

☆柑橘類の皮と塩でエアーフレッシュナーを作る

オレンジやレモン、グレープフルーツなどを半分に切って、
スプーンで中身を取り出した皮に、
塩をたっぷりと詰めます。

それをキッチンやトイレなど、臭いが気になる場所に置いておくと、
塩の消臭効果もあいまって、
爽やかな香りが漂い、気分もスッキリとさせてくれます。

香りがなくなってきたら、
お手軽なバスソルトとして、入浴時に再利用することができます。

☆カーテンの臭いはハッカスプレーで

部屋のカーテンには、
意外といろいろな臭いが滲みついています。

カーテンや壁などに滲みついた臭いには、
アルコール大さじ1杯にハッカ油約3滴をスプレー容器に入れて振り混ぜ、
水を50㏄~100㏄、お好みで調節して入れます。

それをカーテンや壁にシュッ!と吹きかけておくと、
風が入るたびに、清涼感のあるハッカの香りがして、
暑い日でも快適に過ごすことができます。

☆いただきものの石鹸で香りの小袋を

香りのよい固形石鹸があれば、カッターなどで削って、
お茶のパックのような通気性の良い不織布や、
ガーゼのような薄い綿素材の小さな袋に入れて、
部屋の隅やトイレにつるして置いてみてください。

削った石鹸のほのかな香りが広がり、
ポプリのかわりになります。

石鹸は細かく削ることで、表面積が増えるので、
香り成分がより多く広がり、
石鹸をそのまま置いておくより、しっかりとした香りが楽しめます。

☆いい香りを一瞬で部屋中に

玄関のこもった匂いや、リビングに残った食事の匂いが気になる…
そんな時は、カップに熱湯を入れ、
香水をシュッとひと吹きして部屋に置いてみてください。

カップの中の蒸気とともに、香水のいい香りが、
フワッと立ち上がり、
お部屋の空気が一新します。

急にお客様が来られる時など、
玄関で香らせておけばおもてなしにもなりますし、
家の第一印象が良くなること請け合いです。

香水でなく、アロマオイルでも同じような効果が得られます。

☆竹炭には消臭効果があります。

竹炭には臭いを吸着する無数の穴が開いているので、
置いておくだけで優秀な消臭剤になります。

ラップの芯のような紙の筒に、キリで何か所か穴をあけて、
その中に竹炭を入れ、両側に布をかぶせて輪ゴムで止めます。

空気の対流がなく、匂いが溜まりやすい部屋の隅に置くと、
匂い防止に一役買います。

☆重曹は嫌な臭いも湿気もとります

脱臭効果が高い重曹を、ジャムの空き瓶のような口の広い瓶に入れて、
お好きなアロマオイルを10滴ほどたらし、
通気性の良い布でふたをすると、スペシャルな脱臭剤が出来上がります。

アロマの香りもほのかに漂うので、
玄関などの消臭や芳香にぴったりです。

重曹が匂いと湿気を吸い取るので、
靴箱やキッチンのシンク下の棚、洗面台の棚などの脱臭にも最適です。

2~3ヶ月を目安に交換するようにし、
使用済みの重曹は、お掃除に使ったり、入浴剤としても再利用できます。

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あとがき

よそのお家で匂いを感じた時から、
我が家の臭いが気になりだし、
いろいろな方法を試してみました。

玄関と言えば、その家の顔ですから、
訪ねてこられた方に、嫌な印象を与えないように
気を付けたいと思います。

できれば良い印象を感じていただけるように。

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