パワースポットと言われるところはたくさんありますが、
戦国武将 風林火山の武田信玄がお祀りされている神社とあれば、
そのパワーも申し分ないでしょう。
武田信玄の勝ち運のパワースポット
『武田神社』へのアクセスは徒歩で、
甲府の素晴らしい景色を満喫しながら行かれてはいかがでしょうか。
武田信玄公がお祀りされている武田神社には、
黄金の松葉や姫の井戸など、
たくさんのパワースポットがあります。
武田神社へのアクセスは甲府駅から徒歩でのんびりと
武田神社は、
信玄公のご利益で、ここぞ!と勝負に出る前に、
パワーチャージできるパワースポットです。
そのパワーは、信長も家康も恐れた、
信玄公の勝負運にあやかるものなのです。
武田神社へは、甲府駅からバスが便利ですが、
駅前から伸びる緩やかな上り坂を20分くらいかけてまっすぐ進むと、
そこが武田神社です。
武田神社の御祭神は、もちろん戦国武将の武田信玄です。
甲府市の高台にある武田神社は、
武田信玄の館『躑躅ヶ崎館』跡に建てられた神社ですが、
館とはいっても、お堀に囲まれた中にある城のようなものですから、
敷地は広大で、
遠くには南アルプスの山々も見渡せ、
一瞬、信玄公の時代に迷い込んだような錯覚に陥ります。
ところが武田神社は、
創建百年に満たない、まだ新しい神社なのです。
信玄公の住まいだった躑躅ヶ崎館は、
文禄三年(1594年)、信玄公亡き後に壊されてしまいました。
三百年余り時が経った日露戦争後、
ふたたび信玄公を軍神、武神として祀る気運が高まり、
明治天皇が巡幸され、
武田氏の史跡保存を提唱されたことも大きな後押しとなり、
大正八年(1919年)躑躅ヶ崎の館跡に社殿が建立されました。
武田神社のご利益は、何といっても『勝運』です。
軍略や知略に秀で、
織田信長が恐れ、徳川家康も脅かされたほどの武将、
武田信玄を祀った神社ということで、
この『勝運』のご利益にあずかりたいと、
人気のパワースポットになっているのです。
そのため、入学試験や入社試験、転職、起業など、
人生の転機に気合を入れたいときに訪れる人が大勢いるようです。
また、武田信玄は産業振興を奨励し、
特に治水工事や、農業・商業の隆興に力を入れ、
実績を残した人物として知られているので、
商売繁盛の神様としても人気を集めていて、
実業家や起業家、経営者もたくさん参拝に訪れます。
武田神社へのアクセス 黄金の松葉で『金運』ゲット!
武田神社は、勝運や商売繫盛以外にも、見逃せない御利益があり、
それは『金運』です。
信玄公の軍旗の文字を略した『風林火山』の旗がはためく境内には、
『三葉の松』という黄金色になって落葉する松があります。
金色の松の葉というのは全国的にも珍しく、
これが『金運』の霊験あらたかさとされているのです。
この松は信玄公が信仰していた高野山のもので、
信玄公が亡くなった際、信玄公を慕って、
黄金の松葉の種がこの地に飛来してきて根付いたものと言われています。
落葉した黄金色の松の葉は、先が三つに分かれていて、
これをお財布に入れておくと『金運』のご利益が得られるといわれていて、
同時に『延命長寿』のご利益もあるとのことです。
仕事や試験など、思い切った勝負に出るときや、
関門を突破したいときには、
ぜひ武田神社を訪れてパワーを頂きたいものです。
武田神社のお祭り、武者行列の『信玄祭り』は、
山梨県最大のお祭りです。
戦勝祈願式では、武田信玄公と本陣隊、山本勘助と勘助隊が、
武田神社に集まり、
甲州軍団の戦勝と祭りの成功を祈願する様子を見られる、
オススメのイベントです。
『信玄祭り』は、信玄公の命日である、
四月十二日の前の金・土・日曜日に行われます。
ちなみに2012年の『信玄祭り』では、
甲州軍団出陣において、鎧武者の数の世界一記録をかけて、
ギネス記録に挑戦し、
1061人が鎧武者と認められ、見事に世界一に認定されました。
武田神社のパワースポット姫井戸と水琴窟
武田神社の見どころは、
拝殿の左脇の方に行くと「姫の井戸」があり、
ご神水をいただけます。
信玄公の娘が産湯に使ったといわれる『姫の井戸』の湧水は、
茶を点てる時にこの井戸の水を使っていたとも伝えられ
延命長寿や病気平癒のご利益があり、
ペットボトルに入れて持ち帰ることもできます。
神符授与所でペットボトルが100円で売られていて、
そのペットボトルに湧水を詰めて持ち帰ることができます。
『姫の井戸』のすぐそばに「武田水琴窟」があり、
竹筒に耳を当てると音が聞こえるのですが、
水を落とすととてもきれいな音がして癒されます。
あとがき
神社から少し東の方にある竜華池、
この池は龍口水なんだそうです。
龍口水というのは風水用語で、
龍穴のすぐそばにある池や滝などのことを言い、
龍脈の気を活性化させる働きがあるのだそうで、
まさにパワースポットと言えるところです。