興味津々

目のかゆみの原因は花粉症かドライアイか?セルフチェックと目薬や対処法は?

目のかゆみを感じると、
無意識のうちに目をかいてしまっています。

この目のかゆみの原因は花粉症なのか、
それともドライアイなのか、
どっちにしてもこの目のかゆみを止める方法はないものかと、
悩んでいませんか?

実は、花粉症とドライアイには、深い関連性があります。

また、目のかゆみは、セルフチェックすることで、
その原因が花粉症かドライアイかを知ることができます。

目のかゆみの原因を知って、
目薬の選び方や、症状を緩和する対処法を見つけましょう。

目のかゆみの原因や、花粉症とドライアイについて、
まとめてみました。
  

目のかゆみの原因は花粉症か?ドライアイか?

目のかゆみの原因は花粉症か?

毎年やってくる花粉症のシーズンになると、
辛い花粉症の症状に悩まされる人も多いことと思います。

花粉症の主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、かゆみなどですが、
どの症状がひどいかは、人により異なります。

花粉症の目の症状では、かゆみだけでなく、
目が充血したり、涙が止まらなくなったりします。

微細な花粉が飛散し、
それを吸い込むことでアレルギー性鼻炎の症状が現れるので、
マスクをしている人をたくさん見かけるようになります。

花粉症による目のかゆみなどの症状はアレルギー性結膜炎ですが、
花粉を避けるために常にゴーグルをしているというわけにはいきません。

しかも、今年の花粉は6年ぶりの大量飛散との予報も出ていて、
ウェザーニューズの予測によると、
花粉は昨年の3倍近い飛散量ということです。

毎年花粉症で辛い思いをしている人にとって、
何か良い対処法はない物でしょうか。

もちろん、花粉シーズンに入る前に受診して、
お薬をもらっておくということも忘れてはいけません。

ところで、ドライアイと花粉症は、
密接に関係しているということをご存知ですか?

花粉症による目のかゆみは、
ドライアイにも深い原因があるのです。

目のかゆみの原因はドライアイか?

ドライアイとは『目が乾く』そのまんまですが、
実際に目が乾いていると自覚している人は意外と少ないのです。

今や日本人の六人に一人がドライアイだと言われているのに、
自分がドライアイだとは気づかない人がいるのです。

『目が乾く』という実感はなくても、

近頃、何だかかすんで見えにくい。
まぶしく感じる。
目がゴロゴロする。
目に不快感がある。
目が疲れる。

といった症状を感じている人は多いのです。

今すぐ眼科へ飛んでいくような症状でもないのでそのままにしている人も、
症状が進むと、肩こりがひどくなったり、
頭痛に悩まされたりするようになることもあり、
さらには、睡眠障害やストレス障害に繋がっていくとも言われています。

これらのドライアイの症状は、
涙の異常が原因で起こることが多いのです。

健康な人の目は、
涙が目の表面を覆っていることで、目を守ってくれているんです。

ですから、健康な人は目が乾くと、
涙が流れてくることで目の潤いを取り戻します。

悲しくなくても、
人は目の潤いを保つために涙を出しているのです。

常に涙で目が潤っていることで、
異物の侵入や乾燥から目の角膜を保護しています。

つまり、飛散した花粉が目に入り、
花粉症で目のかゆみを感じた時など、
ドライアイの人は、さらにその症状がひどくなるというわけです。

ドライアイと花粉症の関係

ドライアイで、涙の量が少なくなった場合、
花粉が目に入っても洗い流すなどして守ってくれません。

そのため、本来は発症しないレベルの少量の花粉でも、
その花粉が目の中に残ることで、
炎症や結膜炎を引き起こしやすくなります。

ですから、ドライアイで、しかも花粉症の人は、
花粉の飛散前にドライアイを改善しておけば、
目のかゆみがこれまでより軽くなり、
花粉から目を保護することにもつながります。

いままで自分がドライアイだとはに気が付かずに、
花粉症シーズンで苦しんでいた人も、
ドライアイかどうかを診断してもらい、
ドライアイである場合は適切な治療をすれば、
これまでのシーズンよりも、
花粉症の症状を軽くできる可能性があるのです。

ドライアイの原因

涙の成分は3つの層からできていています。

いちばん外側から、水分の蒸発を防ぐ「油層」、
次に、角膜に酸素や栄養を送る「液層」、
それらの涙を目の角膜に定着させる「ムチン」の3層からなります。

ドライアイは、目の潤いを保つ涙の量が少なかったり、
涙を構成する3層のバランスが崩れて、
“涙の質”が悪くなったりすることで、
目の表面を潤す力が低下した状態を言います。

目の表面を潤す力が低下した状態は、角膜が露出することがあり、
目が傷つきやすくなります。

ドライアイで病院を訪れる患者さんの多くは、
“涙の質”が悪いケースです。

ドライアイは、
血圧を下げる薬や向精神薬などの服用が原因となる場合もありますが、
一般的な原因の多くは、環境によるものと考えられています。

生活環境によるドライアイの原因には、
エアコン、パソコン、コンタクトレンズの
三つの“コン”との関わり方にあると言われています。

花粉が飛散する時期はまだまだ寒い日も多く、
エアコンを使用することがありますが、
エアコンは空気を乾燥させます。

パソコンやテレビ、スマートフォンなど、
画面を凝視しし続けていると、
知らない間にまばたきが減少するため、
角膜が空気に触れている時間が増えて、乾燥してしまいます。

コンタクトレンズは涙の層を分断してしまいます。

特にソフトコンタクトレンズは、
レンズ自体が水を吸収してしまうという性質があるので、
ドライアイになりやすいと言われています。

目のかゆみの原因 セルフチェックと目薬の選び方

自分がドライアイかどうかをセルフチェックする方法を、
「ドライアイのセルフチェック指標」として、
順天堂大学の研究グループが発表されてました。

この「ドライアイのセルフチェック指標」では、
まばたきを12.4秒間 我慢できない場合は、
ドライアイの可能性があるとしています。

ドライアイかどうかをセルフチェックする方法はこれ以外にも、
目がかかすんで見えにくい、まぶしく感じる、目がゴロゴロする、
目に不快感がある、目が疲れるなどの自覚症状に心当たりがある場合は、
ドライアイの可能性があると思われます。

ドライアイの原因と言われる“涙の質”を調べる検査は、
「BUT(ビーユーティー)」といい、眼科でできます。

この検査は、涙が何秒間、
目の表面の角膜を覆っているのかを調べる検査です。

10秒以上、涙が目を覆って守ってくれるようであれば正常とされ、
5~10秒がボーダーラインになります。

5秒以下の場合は、
“涙の質”が悪いとしてドライアイと診断されます。

しかし、他の病気が原因でも同じような症状が表れる場合もあるので、
眼科で受診をして、涙の質や量を調べることで、
正しく診断してもらったほうがよいでしょう。

ドライアイを防ぐ目薬は?

ドライアイの治療や予防に、市販薬を使う場合があります。

この場合、
できる限り防腐剤の含まれない目薬を選ぶことが重要です。

市販の目薬は、基本的に目の水分を補うものですので、
“涙の質”を改善し、
長時間、目を守ってくれるものではありません。

ドライアイの場合、目の乾燥を防ぐために、
何度も目薬をさすことになります。

殺菌作用の強い防腐剤を配合した市販の目薬は、
目の細胞に害を与えてしまう恐れがあるので、
使用する量に注意が必要です。

 
ドライアイで黒目の部分、角膜がむき出しになると、
傷がつきやすくなっている場合があり、
目薬がダイレクトに角膜に達してしまう可能性もあります。

ですから、
涙に近い成分のめにやさしい防腐剤が入っていない目薬が良いのです。

また、ドライアイの症状が、
市販の目薬では治らない場合もあります。

そういう時は、
眼科で目薬を処方してもらう必要があります。

眼科で処方してもらった目薬には、市販の目薬とは違い、
“涙の質”を改善できるムチンに作用するものがあります。

それでも、ドライアイの症状は、すぐに改善するわけではないので、
時間をかけて治療していく必要があります。

目のかゆみの原因 花粉症やドライアイの対処法は?

目のかゆみの原因となる花粉症やドライアイですが、
花粉の飛散するシーズンや、
空気が乾燥してドライアイになりやすいシーズン、
また、普段の生活の中でどのような対処法があるのでしょうか。

花粉症やドライアイの予防や対策として、
ドラッグストアにはたくさんのサプリメントや
グッズが売られていて、
マスクだけでも数十種類以上販売されています。

目のかゆみの原因 花粉症やドライアイの原因を知れば、
それに対しての今すぐからでもできる対処法が見つかります。

まず、花粉症やドライアイで起きる目のかゆみといった症状は、
加湿対策が効果的です。

つまり、花粉症にもドライアイにも効果があるのは、
周囲の湿度を保つことなのです。

湿度を保つために、
部屋の中ならば加湿器が役に立ちます。

家電量販店には、花粉シーズンに向けて、
加湿器のコーナーも増えていますし、
簡単でコンパクトな加湿グッズもたくさんあります。

眼鏡のフレームに水が入っていて、
目の周りの湿度を保つといったメガネも商品化されているので、
試してみる価値があるかもしれません。

花粉症だけどドライアイではないという人も、
まばたきの回数が減る、スマホの長時間使用などは避けて、
ドライアイにならないように注意することが大切です。

パソコンやスマートフォンを見る視線にも気を付けて、
目線を水平もしくはそれより下にすることが重要です。

パソコンやスマートフォンを見上げるような体勢で見続けると、
常に目を大きく見開かなくてはいけなくなるため、
目が乾く原因になります。

そういう場合も、
意図的にまばたきをすることで、
目の乾きを抑制することができます。

なるべく長時間、パソコンやスマートフォンを見る事を避けて、
十分な休憩をとることです。

どうしても仕事などでパソコンを使わざるを得ない場合などは、
一時間に一回程度は、休むことが必要です。

 
また、暖房などでエアコンを利用しているときは、
エアコンの風が直接、顔や目に当たらないようにしましょう。

職場などでエアコンが付けっぱなしの場合は、
仕事をしている近くの湿度が保てるよう、
加湿器を使用したり、
タオルを濡らしてそばに置いたりするなどの工夫が必要です。

コンタクトを使う人は、
できるだけ学校や職場にいるとき以外の移動の時間には、
眼鏡を使うようにすることで、
コンタクトを連続して装着する時間を短くすることです。

コンタクトをつけたまま寝てしまうのは良くありませんし、 
コンタクトレンズの種類も重要です。

コンタクトレンズの説明書などに書かれた「含水率」とは、
コンタクトが水を吸ってしまう率を表しています。

この数字が低いほど乾きにくいとされています。

シリコンハイドロゲル素材などを使ったコンタクトレンズは、、
低含水率で酸素も通すので、
目が乾きにくく、さらに目に優しい商品がたくさん出ています。

あとがき

花粉症の辛さは、
花粉症に人にしかわかってもらえません!

花粉症の症状で、鼻水や鼻詰まりも苦しいのですが、
目のかゆみも辛いものです。

普段の生活の中で、自分でできる対処法があれば、
今すぐにでも試してみたいですね。

もちろん、専門医を受診することがいちばんですが・・・

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