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住吉大社はなんの神様 創建の歴史やご利益は?初詣参拝のアクセスは?

住吉大社はどんな神さまをお祀りした、
何の神様なのでしょうか?
創建の歴史とともに、
どのようなご利益がある神社なのかをまとめました。
また、初詣に参拝するための、アクセスについて、
ご案内しています。
  

住吉大社はなんの神様『初詣はすみよっさん!』

⇒ 住吉大社の周辺案内はコチラ!(たびノート)

初詣といえば「すみよしさん」「すみよっさん」と
大阪の人は口をそろえて言います。

地元の人々に親しまれ、
関西財界の守り神としてもっとも崇敬されているのが、
大阪は住吉区にある住吉大社です。

全国に二千三百社ある住吉神社の総本社で、
下関の住吉神社、博多の住吉神社とともに、
日本三大住吉神社の一つでもあります。

この神様のご利益は、海の神、和歌の神、農耕の神として幅広く、
航海安全や船運送、歌道や神楽、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、
開運厄除けなど、霊験あらたかと信仰を集め、
初詣で参拝者は日本全国でベスト10に入る人気の神社です。

大晦日の夜から、どこからとなもく人が集まりだし、
門前は人々でいっぱいになります。

0時ちょうどになり太鼓が打ち鳴らされると、
1年の幸を祈願する人でごったがえします。

正月三が日の参拝者は毎年200万人を越え、
今も大阪人に愛され続けている神様なのです。

創建は古く、
何と1800年以上の歴史があると言われています。

西暦200年ごろ、第十四代仲哀天皇の后であった神功皇后が新羅に出兵して、
現在の大阪府堺市堺区七道に帰還したとき、
ご神託によって、
ここ住吉の地に、住吉三神を祀ったのが始まりといわれています。

住吉三神とは、
底筒男命(そこつつおのみこと)、
中筒男命(なかつつおのみこと)、
表筒男命(うわつつおのみこと)のことです。

古事記や日本書紀によると、
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)は、火の神の出産で亡くなった、
妻の伊邪那美命(いざなみのみこと)を追いかけて黄泉の国に行きますが、
妻を連れ戻すことができず、汚れを受けてしまいます。

それを清めるために海に入って禊をしたときに、
この住吉三神が産まれたとされています。

現在の住吉大社では、主祭神にこの住吉三神と、
神功皇后である息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)の、
四柱をお祀りし、
境内にある第一本宮に底筒男命、第二本宮に中筒男命、
第三本宮に表筒男命、第四本宮に息長足姫命が祀られています。

古代にはヤマト王権の外交、航海を守り、
遣隋使や遣唐使の守護神でした。

社伝は現在は大阪市内にありますが、
江戸時代までは海に面し白砂青松の風光明媚な場所であったといいます。

住吉大社の住吉三神 さまざまなご利益

この神様は禊祓いから生まれましたので、
禊祓いの神様ともいわれ、住吉祭りは「おはらい」と呼ばれるほど、
神道では重要な祓いをつかさどる神様でもあります。

航海安全の神様として古代より信仰されていたことは触れましたが、
海上交通が盛んになった江戸時代には、
海運業、漁業関係者の信仰は篤く崇敬されました

和歌の神様としては、
平安時代から歌を究めるため多くの人の参拝があったと言われています。

今でも言霊の霊力が強い場所とされ、
言葉の力や説得力が身に着く、
表現力が豊かになる、
コミュニケーション力が強くなるなどのご利益があると信じられています。

農耕の神様としては、
住吉大神が草を抜かずに苗代を作る方法を教えたという説があり、
神功皇后も田を作って五穀豊穣を祈願したと伝えられています。

そのほかのご利益として、
境内には潮の流れのような清々しい気の流れがあり、
邪気を払い心身を浄化してくれると言われるほか、
生駒山の生気が淀川から大阪湾に流れ込み、
それを淡路島が受け止め、
住吉大社にとどまるようにしているので、
強力なパワースポットになっているともいわれています。

家内安全、開運厄除け、商売繁盛のご利益はもちろんのこと、
大志を抱いたリーダーの出現を促すともいわれて崇敬されているのです。

また、末社の「おいといぼし社」には、「おもかる石」という、
丸くて人が両手で抱えるほどの大きさの石が安置されていて、
この石を持ち上げた時、軽く感じたら願いが叶うが、
重く感じたら叶わないと言われていて、
多くの人がご利益を得ようと持ち上げています。

住吉大社への初詣参拝のアクセスは?

住吉大社への初詣参拝の時間は?

住吉大社といえば大阪人にとっては初詣の神さんです。

住吉大社の初詣参拝者は200万人以上といわれていますが、
何だか年々増えていきそうな感じです。

初詣とは言え、大晦日の夜からもうすでに混雑は開始されています。

その住吉大社ですが、
大晦日は、17時にいったん門が閉まりますが、22時に再び開門されます。

それ以降は元旦の夜10時まで参拝できます。

時間でいうと、
12月31日の22時~1月1日の22時
2日~3日は6時~21時、
4日~5日は6時~18時、
6日は6時~17時、
7日以降は通常に戻ります。

天候などにより時間の変動がありますので、
詳しくは住吉大社にお問い合わせください。
問い合わせ先:住吉大社社務所(06-6672-0753)

お正月にご祈祷してもらいたい方は、

1~10日頃までは、第一本宮で行ないます。
※期間は毎年変更いたします。

受付時間
1~6日:9時~16時
7、8日:9時~16時
個人の場合5,000円
会社団体の場合10,000円~

初宮参りの場合、15日まで団体のご祈祷が多いため、
待ち時間が長くなる可能性が高く、お勧めできません。

受付はしていますが、
できれば1月下旬以降に参られることをお勧めします。

また、
車のお祓いも、9日以降にされることをお勧めします。

お正月の露店は、
5日くらいまでは出店しているお店が多く、
門が開いている時間帯に営業しているようです。

また、えべっさんのお祭りがある9、10日にも出店しています。

植木市は 毎月、第2日曜に行われます。

神馬(白馬)を見ることができるのは、
7月20日頃~8月1日と12月20日頃~1月10日頃、境内の神馬舎にいます。

8月1日の住吉祭神輿渡御では堺宿院頓宮まで御渡りし、
1月7日の白馬神事では本宮の周りを駆け巡る神事が行われます。

住吉大社へのアクセスは?

電車をご利用の方
南海鉄道 南海本線「住吉大社駅」から東へ徒歩3分
南海高野線「住吉東駅」から西へ徒歩5分
阪堺電気軌道 阪堺線 「住吉鳥居前駅」から徒歩すぐ
*路面電車になります。

車・バイクをご利用の方
北方面から 北方面から阪神高速15号堺線に入り「玉出」出口下車直進。
新回生橋交差点左折、塚西交差点を右折し、
路面電車沿いを約3分。
南方面から

阪神高速道路4号湾岸線「大浜」出口下車。26号線を北上し、
浜口交差点で右折、長居公園通を東に直進、
安立1交差点を左折し直進後、路面電車沿いに合流後すぐ。

大型車は通行不可。
交通規制がしかれますので、お車での来社はご遠慮下さい。

あとがき

住吉大社は、初詣にたいへん人気のある神様で、
毎年、お正月には混雑することで有名な神社です。
混雑するけれど、
それだけご利益が大きいということなのでしょうね。

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