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今宮神社のあぶり餅 どっちが元祖?玉の輿のご利益がある神社 御朱印の種類

今宮神社と言えばあぶり餅が名物です。
今宮神社には2軒のあぶり餅屋さんがあるのですが、
どっちが元祖なのでしょうか?
そして、
今宮神社にお参りすると、
玉の輿のご利益があるという理由は何か?
今宮神社にお参りして、
良縁に恵まれ、玉の輿に乗りたいのなら、
是非とも今宮神社の御朱印を拝領されてください。

  

今宮神社とあぶり餅の歴史は?

今宮神社がある土地には、794年の平安遷都以前から、
疫神スサノオを祀る社がありました。

平安遷都後にはしばしば疫病や災厄が起こり、
994年にも都で大規模な疫病がはびこったため、
朝廷は神輿2基を造って船岡山に安置し、
音楽奉納などを行った後、疫災を幣帛に依り移らせて難波江に流しました。

民衆主導で行われたこの「紫野御霊会」が今宮祭の起源とされています。

今宮神社は、

大己貴命(おおなむちのみこと)
事代主命(ことしろぬしのみこと)
奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)

を御祭神にお祀りする神社です。

この今宮神社の名物、あぶり餅屋さんは、今宮神社の東側の門前に、
「元祖 正本家 一和 一文字屋・和輔」さんと「本家 根元 かざりや」さんの2軒があります。

両方のお店は、元祖と本家をそれぞれ冠しています。

どちらも歴史と伝統があるのですが、
「一和」さんが創業1000年余り、そして、「かざりや」さんが400年だそうで、
つまり、あぶりもちは1000年以上の歴史を持つことになります。

平安時代、
疫除け等のために今宮神社へ参拝した人に振舞われたとも言われているそうです。

一見どちらも同じ様なたたずまいの茶屋で、
店頭では、お餅を竹串に刺したり炭火で焼いたりしています。

備長炭で、お餅をあぶっているとの事ですが、
この炭火で炙られる、
きな粉やお餅が焦げる匂いが何ともたまらない訳です。

あぶり餅(あぶりもち)は、
きな粉をまぶした親指大の餅を竹串に刺し、
炭火であぶったあとに白味噌のタレをぬった餅菓子です。

今宮神社のあぶり餅は、平安時代の頃からある日本最古の和菓子屋とされ、
今宮神社参道で応仁の乱や飢饉のときに庶民に振る舞われたといわれています。
また、
あぶり餅で使われる竹串は今宮神社に奉納された斎串(いぐし)であり、
今宮神社で毎年4月の第2日曜に行われるやすらい祭の、
鬼の持つ花傘の下に入ると御利益があるのをたとえとし、
食べることで病気・厄除けの御利益があるとされ、親しまれています。

今宮神社の山門を入って右手に、神馬の厩舎があります。
昔から神馬は白馬と決まっているようですが、
見るからにひょうきんそうな顔をした張りぼての白馬が鎮座しているのです。

今宮神社には、人気の「阿呆賢さん」と言われる石があります。
座布団の上に石が置いてあり、これが神占石なのです。

神占石は他の神社も同じですが、
ここ今宮神社でも、願をかけてこの石を撫で、
その手で体の悪いところをさすれば病気が平癒するとの言い伝えがあります。

しかし、この石はもう一つの御利益があると言われていて、
この石を、三度叩いて持ち上げると大変重く感じられ、
次に、
この石に心をこめて願を掛け、そして再び持ち上げた時、
軽く感じられたら、その願いは叶うという事だそうです。

今宮神社は玉の輿のご利益がある神社

今宮神社は、徳川綱吉の母である桂昌院(お玉)が崇敬した氏神さんです。

桂昌院は二条関白の家司の娘とされていますが、
同時代の文書にも、
西陣の八百屋の娘「お玉」だったという伝承がありました。

それが綱吉の母として女性では最高位である従一位を賜ったことから
江戸時代を通じて「玉の輿」の代名詞と認識されました。

ちなみに「玉の輿」の語源が「お玉」という俗説がありますが、
そんな俗説が生まれるくらい「玉の輿」を実現した女性だと思われていたことは確かです。

江戸城に大奥を作ったと言われる『春日局』が見初め、
二人を引き合わせたと言われています。

あまたの女性の中から将軍の目に留まり、
後の将軍に成りえる子を産んだお玉は、
家光と深く結ばれていたということです。

神様の縁結びのお力と、
ゆかりの神様から繋がる男女の深いご縁…

その彼女が崇敬していた神社ということで、
今宮神社も玉の輿の御利益がある神社として信仰を集めるようになりました。

また拝殿の前あたりに、徳川5代将軍綱吉の生母・桂昌院の像があります。

西陣の八百屋に生まれた娘「お玉」が、
徳川3代将軍家光の側室となったという、シンデレラストーリーを玉の輿というのですね!

そののち、
桂昌院は京都の寺社の復興に力を注いだといわれており、
特に氏神である今宮神社の復興に力を入れ社殿を修復して、
四基の鉾を寄進したと言われているのです。

★今宮神社★

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今宮神社の 玉の輿のご利益がある御朱印の種類

今宮神社の御朱印です。
珍しい、見開きでタイプの御朱印で、
「やすらい祭」で使用される花傘の押し印がとてもかわいらしい構図です。

平安時代、
桜の散る季節になると散る花びらとともに疫病も散ると考えられていました。

今宮神社はこの、疫病を鎮める神社として、
風流の装いを凝らして鎮静安穏を祈願したのです。

この祭を「やすらい祭」とよび、
京都三大奇祭のひとつに数えられています。

祭は桜などの花を上部に飾った花傘をもつ氏子を中心にして、
鬼が鳴り物を打ち鳴らして飛び跳ねて踊ります。

このとき、
花傘の下に入れば厄除けになるといわれています。

御朱印の傘の押し印はやすらい祭の花傘なのです。

オリジナルの御朱印帳を買った人が希望できる和歌が1,500円、
花傘の見開きが500円。

今宮神社の文字の御朱印が300円です。

専用の御朱印帳を購入すると、
記念に和歌もいただけるようです。

社務所(授与所)は、開いている時間が決まっています。

1月1日は、0時から19時頃まで。

1月2日から3日は、8時から18時までです。

そして、通常は9時から17時となっています。

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まとめ

今宮神社のあぶり餅屋さん、
一和さんとかざりやさんが向かい合う処、
よく時代劇に出てくるロケ地なんですね。
時代劇でも全然違和感がない風景です。

吉右衛門さんの鬼平犯科帳の
エンディングタイトルバックがココですね。

今宮神社の中も良く撮影が行われている所に遭遇しました。

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