チーズタッカルビは簡単に作れて美味しく、
栄養満点ですし、
みんなで楽しく食べることができるホットプレート料理です。
そんなチーズタッカルビの作り方で、
ホットプレートの温度調節や、
具材について、
そして味付けのアレンジなど、
チーズタッカルビの楽しみ方をまとめました。
チーズタッカルビはオシャレでカンタン、今人気の韓国料理です。
チーズタッカルビ、
またはチーズダッカルビとも言われることがあるこの韓国料理。
韓国語で、鶏のことを『タッ』といい、
あばら骨のことを『カルビ』といいます。
焼肉屋さんのメニューにある『カルビ』も、
骨のまわりの肉という意味です。
チーズタッカルビの『タッ』は鶏肉、
『カルビ』は、骨の周りにある肉、
そして、チーズを使った肉料理ということですね。
タッカルビは、
大韓民国 江原道春川市の有名な郷土料理で、
鶏肉やいろいろな野菜を使い、
甘辛いコチュジャン(唐辛子みそ)を鶏肉に絡ませ、
大きな鉄板の上で炒めるお料理です。
タッカルビは、プルコギやサムギョプサルと並ぶ、
朝鮮半島の代表的な肉料理の一つです。
プルコギは、
醤油ベースで甘口の下味をつけた薄切りの牛肉を、
野菜や春雨と共に焼く、
朝鮮戦争最中に庶民の間で生まれた料理です。
一方、サムギョプサルは、
スライスした豚のバラ肉を焼いて食べる、
朝鮮の豚バラ焼肉です。
「サム」は数字の3、「ギョプ」は層、「サル」は肉を表すので、
サムギョプサルは、3層の肉
つまり、日本でいう三枚肉=ばら肉を意味するものです。
ですから一般的に「サムギョプサル」と言えば、
この豚の三枚肉の焼肉料理のことを指すのです。
どれも肉や野菜をザックリと炒めた、
ピリ辛味の庶民のごちそうなんですね。
プルコギやサムギョプサルを原型にアレンジを重ね、
昨今人気のチーズを使ったり、
(チェダーチーズ・ゴーダチーズ・モッツァレラチーズ)
激辛ブームにも乗っかり、
若い女性の間でも話題になっているのがチーズタッカルビなんですね。
チーズタッカルビをホットプレートで作るときの温度調節は?
チーズタッカルビの作り方は簡単です!
肉野菜炒めにチーズを絡めていただくという感じです。
一口大に切った鶏肉にコチジャンなどで下味をつけ、
冷蔵庫で30分ほど寝かせおきます。
ホットプレートを160~170℃に温め熱し、
ゴマ油を全体に伸ばしておき、
火の通りにくいもも肉とさつまいもを、
早めに入れてよく炒めます。
全体に火が通たら、
ホットプレートの中央部分の具材を外側によけます。
ちょうどもんじゃ焼きの感じですね。
そこにとろけるチーズを入れて、
焦がさないように蓋をしてチーズを溶かします。
チーズが溶けたら、
お肉や野菜に溶けたチーズを絡めて食べます。
う~ん、おいしいです!
鶏もも肉650g(2枚)
玉ねぎ(ネギでもOK)1個
キャベツ1/4個
さつまいも1個
人参1個
ピーマン3個
トック(日本の切り餅でもOK)適量
チーズ(モッツァレラチーズがおすすめ)適量
お好みでたっぷり入れます。
【つけダレ】
◎ コチュジャン大さじ3
◎ 粉唐辛子大さじ2
◎ 料理酒大さじ2
◎ 醤油大さじ2
◎ 砂糖大さじ2
◎ 玉ねぎ(すりおろし)1/2個
◎ にんにく(すりおろし)大さじ1
◎ 生姜汁大さじ1
◎ カレー粉大さじ1/3
◎ ごま油大さじ1
◎ 塩コショウ少々
◎ 白ごま少々
チーズタッカルビに入れる具材は?
チーズタッカルビに入れる具材ですが、
鶏肉はもも肉を使います。
むね肉ですと少々あっさりした感じになりますが、
チーズと一緒にいただくので、
むね肉特有のパサパサ感はあまり気になりません。
もちろん鶏肉以外のお肉、
牛バラや豚バラでもおいしくいただけます。
一緒に炒める野菜は、
キャベツ、タマネギ、さつまいも、エゴマの葉、ニンジンなどのほかに、
ピーマンやキノコ類を入れると一層美味しくなります。
コチュジャンの辛さと、
さつまいもの甘さが絶妙に美味しいので、
韓国ではさつまいもを入れることが多いのですが、
かぼちゃでもおいしいですよ。
チーズタッカルビの味付けは自由自在!
つけダレに入れる粉唐辛子やニンニクの量は、
お好みで加減して、
激辛を楽しむのもアリです。
ほんの少し入っているカレー粉も、
微妙な隠し味になっていますよ!
ホットプレートでのチーズタッカルビも、
終盤を迎えた時、
ごま油をたして、ご飯を加え、
シメのチャーハンを作ると、さらに食が進みますね。
チャーハンの味付けは、塩コショウでもいいですし、
残っているチーズタッカルビの味でもいいですが、
ほんの少し醤油を垂らしても美味しいです。
ご飯と一緒にキムチを入れたキムチチャーハンにしても、
キムチの酸っぱさが何とも最高です。
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あとがき
実は、
本格的なチーズタッカルビを、
韓国料理店で食べたことがありません。
いろいろな人が作られているチーズタッカルビの作り方を、
自分でアレコレごちゃ混ぜにして楽しんでいます。
コチジャンもメーカーによって少しずつ味が違うので、
いろいろ取り寄せてみました。
うちの家族は全員チーズタッカルビが大好きです。
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