以前、晴天の日に庭の草抜きをしていた時、
軽い熱中症になった事があります。
喉が渇くので、水を飲むのですが、
飲んでも、飲んでも、乾きが止まらない。
フラフラするという症状もあったので、
家族のススメで塩分を含んだ、
スポーツドリンクを飲んだところ、
熱中症の症状が治まった事があります。
この経験から、
塩分は熱中症対策に効果があると思っています。
私の場合は、スポーツドリンクドリンクでしたが、
塩飴は効果があるのでしょうか?
塩飴は熱中症に効果があるのか、
塩飴を食べすぎた場合、
カロリーや塩分の摂りすぎにならないかをまとめてみました。
熱中症対策には塩飴が効果あるってホント?
熱中症とは?からお話したいと思います。
熱中症とは、
外の気温や湿度が高いことなどから体温が異常に上昇し、
体内の水分バランスや塩分バランスが崩れてしまうことを言います。
身体の中では、常に熱がつくられていますが、
私たちはその熱を身体の外へ逃がすサイクルのもとで
体温を平熱の36℃から37℃の間に保っています。
しかし、
高温多湿の外の環境や運動などで身体を活発に動かすことで、
身体の中で多くの熱がつくられ、異常に体温が上昇してしまいます。
体温が上昇すると、
身体はその熱をより外へ逃がそうとして、
皮膚の下に流す血液の量を増やしたり、汗をかこうとします。
すると、体内の血液や水分・塩分が足りなくなってしまい、
熱中症が引き起こされるのです。
熱中症にかかりやすい環境は
・高温多湿
・風が弱い日
・日差しが強い日
・照り返しが強い場所
などが挙げられます、しかしこれだけではないんです。
たとえば、
夜間の最低気温が25℃以上となる熱帯夜や、
雨や台風などで気温が急に下がった翌日なども、
身体が環境変化にすぐに対応できないことが予想されるため、
熱中症に注意が必要です。
熱中症対策方法ですが下記の5つが挙げられます。
①体力づくり
熱中症対策のためには、まず暑さに負けない体力づくりが大切です。
日常的にウォーキングやストレッチなど、
適度な運動をおこなうことをおすすめします。
②水分・塩分補給
水分補給は熱中症対策として一番有名ですね。
水分と一緒に塩分も補給しなければ、意味がありません。
私たちは汗をかく時に、
水分と一緒にカリウムやナトリウムなど塩分も、
身体から排出しているからです。
③服装対策
普段から衣服は、綿や麻など通気性のすぐれたものを選んだり、
下着は速乾性や吸水性の高いものを選ぶ工夫が必要です。
④屋内の環境整備
直射日光が当たらない屋内の場合であっても、
熱中症対策のために環境を整備することは大切です。
特に機密性が高いマンションなどでは、
室内の空気環境を整えることが大切です。
⑤情報収集
天気予報でも熱中症指数というものが流れることがあります。
天気情報だけではなく、
熱中症情報にも注意して見てみると良いでしょう。
★塩飴の効果についてまとめてみました。
熱中症対策は、水だけをとっても、
吸収のスピードがあまり良くないはため、
脱水からの回復があまり早くありません。
では、何をとれば、吸収スピードが早くなり、
効果的かというと、それが塩分ということになります。
また、汗をなめると少しだけしょっぱいものです。
これは、汗の中に塩分が含まれているからですが、
水分と同様、
塩分も一緒に外に出されてしまっているということを表しています。
よって、水分を補給するときには、
一緒に塩分を摂ることが 効果的だと言えます。
また、糖分を一緒にとることによって、
運動時のエネルギー補給を狙うという考えがあります。
長時間(例:1時間以上)の運動をしていると、
エネルギー不足となってくるといわれています。
その不足を補うために、糖分をとって、
エネルギーを持続させようとするものです。
塩飴とは、砂糖と水飴でできる飴に、
塩(食塩)を入れたものです。
つまり、水分(水、ミネラルウォーターなど)と一緒に、
塩飴を摂取すれば、
水分と塩分と糖分が摂取でき、
熱中症対策に効果があると考えられます。
熱中症対策に、
ドラッグストアーなどで塩飴を買っておくと安心できそうですね。
塩飴の食べ過ぎは塩分の取りすぎにならない?
塩飴の食べすぎが良くない理由は大きく分けて2つあります。
それは、塩飴に含まれる塩分の取りすぎが起こす問題と、
糖分の取りすぎが起こす問題です。
日本食の代表ともいえる醤油や味噌などの調味料や干物などには、
塩分が多く含まれているので、
日本食は注意しないと塩分過多になりがちとなってしまうことがあります。
普通の食事をする生活の中では、
わざわざ別途塩分を取る必要はないと言えそうですね。
ということは、汗をかくこともなく、
運動もあまりしないままに塩飴を食べることは、
「塩分の過剰摂取」につながるのです。
★なぜ塩分補給は熱中症対策に良いといわれているのでしょうか。
人が生きていくために必要だといわれる栄養素はいくつもあります。
その中で塩分は、
細胞を守ったり、脳の神経伝達に関わる役割、
筋肉の伸縮に関わる役割などを持っています。
疲労回復に有効なビタミンB1は、
塩分と合わさることで効率よく吸収できるようになります。
これらの塩分の役割から見る限り、
暑い屋外で長時間の労働や運動を行った場合に、
汗と共に塩分が排出されてしまうと、
体の機能が正常に働かなくなるのは想像できます。
なので、
汗を大量にかいた場合の熱中症対策には塩分補給が良いのです。
塩飴は、
たくさん汗をかいた時や運動をした時に食べるのが良い様ですね、
食べ過ぎには注意が必要です。
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塩飴の食べ過ぎでカロリーが心配!
塩飴は食べ過ぎて効果がでるものではなく、
寧ろ食べ過ぎると悪影響が出かねません。
糖分はもちろんですが、
塩分も取りすぎると高血圧や動脈硬化・脳卒中などの、
リスクを高めることになります。
厚生労働省が定める一日あたりの塩分摂取量の目標値は、
男性で8g、女性が7gといわれています。
製品によっても違いますが、
塩飴を食べ過ぎれば塩分が1gに達してしまうこともあります。
元々日本人は塩分を取り過ぎと言われていますから、
美味しいからと言って、
塩飴を一日に沢山食べるようなことをしてしまっては、
塩分過多になることは必死です。
それぞれの塩飴には、
一日に何個程度食べるのがおススメかを説明しているものもあるので、
そういった説明を参考にするとともに、
スポーツをしたり、
外出して汗を多くかいた時は少し多めに食べる等して、
塩分摂取量を調整したいものです。
塩飴の食べ過ぎは塩分と糖分の取り過ぎに繋がります。
塩飴の材料はその名前が示すとおり塩と砂糖から出来ていますから、
簡単に想像ができる事でしょう。
食べ過ぎによるカロリーの取り過ぎも問題になります。
塩飴一粒あたりのカロリー量は表記されていないことが多いのですが、
一粒あたりのカロリーは15~20キロカロリー程度のようです。
つまり、いくら小さいからと言って、
10個も食べてしまえば、
茶碗一杯分のお米を越えるようなカロリー摂取に繋がってしまうのです。
知らず知らずのうちにカロリーを積み重ねてしまう行為には、
細心の注意を払いたいところです。
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あとがき
塩飴は水と一緒に食べることをお勧めします。
熱中症対策には水分と塩分の両方を補給することが大切なのです。
どちらかだけで効果が上がるものではありません。
水と一緒に食べることで、
水分補給が出来ることに加えて、
体内の塩分濃度が高まりすぎるのを防ぐ効果も期待できます。
ですが、
塩飴の摂取は、注意が必要なのが今回よく分かりました。
屋外で、スポーツをする時はもちろんですが、
バーベキューを楽しんだり、海水浴を楽しんだりする時も、
熱中症には気を付けたいですね。