箕面の滝 紅葉の見頃はいつ?ライトアップやもみじの天ぷらを楽しむには?

秋の行事

箕面の滝の絶景は素晴らしいですね!

燃えるような真っ赤な紅葉があわさって、
その迫力は満点です。

紅葉に埋もれた山から噴き出し、叩きつけるように落ちる滝。

箕面大滝の紅葉の見頃はいつなのかをお伝えします。

大阪駅から30分で、
紅葉が映える名瀑と美しい滝道を散策でき、
大自然を満喫できる箕面の見頃と見どころ、
そして、
箕面大滝までのアクセスと駐車場情報をご案内します。

  

箕面の滝 紅葉の見頃はいつ?

日本の滝百選の一つとされる『箕面大滝』は、
関西を代表する紅葉の名所です。

もみじ越しに望む、落差33メートルの名瀑は、
迫力満点で、この時期ならではの絶景です。

滝の周辺にはイロハモミジやヤマモミジなどの木々が多く、
鮮やかな紅葉と滝のコントラスト必見の美しさです。

阪急箕面駅からは“滝道”と呼ばれる遊歩道も完備され、
ハイキング感覚で紅葉を楽しむことができます。

滝道沿いにはカフェや茶店などが点在し、
箕面川沿いの紅葉をめでながらお茶やお食事ができるスポットです。

箕面大滝の紅葉の見頃は、
11月中旬から12月上旬にかけてです。

箕面大滝のそば、朱色の瀧見橋からの景色は、
インスタ映え抜群の撮影スポットです。

例年、箕面公園周辺の紅葉の見ごろは、11月中旬~12月初旬ですが、
その年の天候や気温の違いにより、前後することがあります。

また縦長の渓谷の公園のため、場所により紅葉の進み具合に差があります
各ポイントの紅葉状況をチェックのうえご参考にしてください。

箕面周辺 紅葉の見頃のライトアップは?

朱塗りの瑞雲橋と紅葉のコントラストが美しく、
滝道沿いの紅葉スポットのひとつです。

残念ながら毎年、箕面の滝および箕面公園での、
紅葉のライトアップはありませんのでお間違いなく。

箕面周辺で、ライトアップを行っているのは、
『勝尾寺』です。

応頂山 勝尾寺

勝尾寺では期間限定のライトアップを行っております。

昼の厳かな雰囲気とはまた趣きの異なる、
神秘的・幻想的な世界をご堪能ください。

勝尾寺 特別夜間ライトアップ 『幻想の世界へ』

開催期間:11月初旬から11月30日までの土日祝日

開催時間:日没から19時30分(閉門)

お問合せ TEL:072-721-7010

応頂山 勝尾寺
〒562-8508 〒562-8508 大阪府箕面市粟生間谷2914-1

勝尾寺の草創は奈良末期に遡ります。

古流記によれば創建は神亀四年(727)、
善仲、善算の双子兄弟が草庵を構え修業されたことに始まります。

そののち天平神護元年(765)、光仁天皇の皇子開成が二師出逢い止住し、
宝亀六年(775)七月十三日般若台に大般若経六百巻を理経して一寺を建て、
彌勒寺と号し、開山に至ります。

開山堂には、善仲、善算と開成皇子の木像が安置され、
毎年十月二十九日は宮内庁と勝尾寺で御正辰祭が勤められます。

また彌勒寺当時、本堂のあった場所は、
いま彌勒菩薩の大仏が大阪平野を見下ろし鎮座されています。

山門から見上げる8万坪の境内と、
本堂や二階堂へ向かう参道を覆う紅葉のトンネルが人気の鑑賞スポットです。

頭上に広がるモミジのアーチは、
葉と葉の隙間からのぞく秋晴れの青空と幾重にも重なり、
その景色はまるで水面に落とした絵の具の様です。

また、観音池台地から多宝塔を見上げた風景など、
勝尾寺には紅葉の絶景スポットが溢れています。

絵になるパワースポットが多い為か、
勝尾寺には全国から大勢の紅葉ファンが訪れます。

箕面の滝で散策やもみじの天ぷらを楽しむには?

箕面公園

箕面公園は滝と紅葉で知られ、
その面積は83.8ha、なんと甲子園球場約20個分の広さです。

明治の森箕面国定公園の一角に位置しています。

大阪市内からも電車で30分程度とアクセスがよく、
春は新緑、夏は納涼、秋は紅葉、冬は鍛錬の場として、
年間を通じて多くの人々に親しまれています。

1986年「森林浴の森100選」に選ばれました。

明治の森箕面国定公園もみじまつり
2018年11月1日(木)~30日(金)
[問合せ先:箕面 交通・観光案内所072-723-1885]

時間:園内自由
種類:イロハモミジなど約6000本
ライトアップ:未定
住所:箕面市箕面公園1-18
問い合わせ:072-721-3014

箕面公園では、門のところで入園を制限していません。

夜でも見に行くことはできますが、
紅葉見物の時など、足元が滑りやすいので注意が必要です。

必ず注意を守って、数人で行くようにしてください。

箕面名物 もみじの天ぷら

箕面名物 もみじの天ぷらは、
紅葉の箕面観光のお土産に最適な伝統的な箕面銘菓です。

良質の小麦粉に白ごまと砂糖を加えた衣を、
上質の菜種油で揚げた「もみじのてんぷら」は、
カリッと香ばしくてほんのり甘い、
どこか懐かしい味のする揚げお菓子です。
老若男女問わず喜ばれ、お土産にもぴったりです。

天ぷらの材料になるもみじは、
一行寺楓という特殊な種類の木で、
紅葉が真っ盛りの11月中旬〜12月初旬に、
一枚一枚大切に手拾いで収穫されます。

収穫されたもみじの葉は、一枚一枚丁寧に水洗いされ、
アク抜きされ、葉の葉脈をキレイに取り除き、
一年間塩漬けされます。

一年塩漬けした後、しっかりと塩抜きし、
形の良いきれいな葉だけを選び、
天ぷらにします。

もみじの天ぷらは、約1300年前、
箕面山で修業していた役行者(えんのぎょうじゃ)が、
五香の滝に映えたもみじの美しさを賞賛して、
自然の風味を生かした天ぷらを作り、
修験道場を訪れる旅人に供したことに始まると言われています。

宝くじ発祥の寺 紅葉の瀧安寺

瀧安寺(りゅうあんじ)は、
658年に役行者が創建したとされる修験道の寺院で、
宝くじの起源『箕面富』を始めた寺院として有名です。

箕面川を挟んで両側にカエデなどの紅葉が広がり、
境内を彩る景色は見もので、
御本尊の弁財天は、日本四弁財天のひとつとされています。

紅葉祭り
2018年11月7日(水)瀧安寺採灯大護摩供
[問合せ先:瀧安寺072-721-3003]

2018年10月10日(水)宝くじの起源・瀧安寺「箕面富(みのおのとみ)」
[問合せ先:箕面富実行委員会事務局(箕面FMまちそだて内)072-724-5151]

2018年11月1日(木)~30日(金)明治の森箕面国定公園 もみじ祭り

瀧安寺
〒562-0002 大阪府箕面市箕面公園2−23

通行止めのお知らせ

平成29年に接近した台風第21号に伴う土砂崩落と倒木、
及び平成30年に接近した台風第21号に伴う多数の倒木や滝道の陥没により、
現在、修行古場から戻岩橋まで通行止めを行っています。

通行止め解除予定日時:平成30年11月1日(木曜日) 午前11時

応急工事が完了し、
暫定的に来園者の方が通行できる状態となる見込みのため、
通行止めの解除予定をお知らせします。

なお、これは暫定的な通行止め解除のため、
一部園路の狭い個所等があります。

紅葉シーズン後に引き続き、復旧工事を行います。

台風被害(土砂くずれ)により、
駅前から滝へのびる舗装された遊歩道(滝道)は、
一部区間(瀧安寺うえ-戻岩橋)が通行止めになっています。

復旧工事完了まで、通行止めが続きます。

また、資器材の搬出入等により、
一時的に「一の橋」から「修業の古場」についても、
通行止めを実施することがあります

【工事状況など詳細は大阪府池田土木事務所ページごらんください】
http://www.pref.osaka.lg.jp/ikedo/news/index.html

滝道(舗装された遊歩道)は、途中より通行止めになっていますので、
この道を歩いて滝までいけません

散策路(滝にむかって右がわの山道)は、通行できるようになりました。
(滝へ行くことが可能です)

ただし、道は舗装されていませんし、外灯もありませ。

道には階段やアップダウンの段差がありますので、 
自転車やベビーカー等での通行できません。

箕面大滝へは、車でドライブウェイ(府道43号)をあがり、
大日駐車場より滝へ歩いて行くことができます(徒歩15分)

11月の土・日・祝日は、
箕面ドライブウェイ(府道43号線府道豊中亀岡線)
一部区間で一方通行規制が実施されます。

箕面大滝へのアクセスは?

🚋 公共の交通機関で、箕面公園へ行くときは、
阪急電車を利用することになります。

阪急大阪・梅田駅から、阪急電車・宝塚線で『石橋駅』へ、
『石橋駅』から阪急箕面線に乗り換えて、
終点の『箕面駅』で下車します。

箕面駅の北口に『滝道』へ行く案内標識がありますので、
案内通りに道なりに歩いていけば、
箕面大滝に到着します。

🚙 車でのアクセス

車で箕面へ向かわれるときは、名神高速道路を利用されると便利です。

茨城インターチェンジから約30分
吹田インターチェンジからも約30分で、
箕面駅周辺へ到着します。

阪急箕面駅周辺と箕面大滝周辺の駐車場は?

箕面公園内および駅前からの滝道沿いには駐車場はありません。

また公園内滝道への一般車両乗入れは禁止です。

紅葉シーズンは、
かなりの交通渋滞が予想されます。

また、11月の土・日曜日、祝日の午前9時から午後6時まで、
箕面ドライブウェイ(府道43号豊中亀岡線)は、
みのお山荘前から、箕面川ダム下の三叉路までの区間が、
上りの一方通行になります。

自転車もその規制対象になっています。

箕面へお越し際は、公共交通機関をご利用ください。

★阪急箕面駅周辺の駐車場

阪急電車箕面駅近くには、駅前駐車場が二つあります。

🅿 市営箕面駅前第一駐車場

場所:箕面市箕面6-4-10

収容台数:285台

駐車料金:8時~20時 30分¥100円
     20時~8時 60分¥100円
     最大料金   ¥1600円
電話: 072-720-6051

🅿 市営箕面駅前第二駐車場

場所:箕面市箕面5-12-67

収容台数:281台

駐車料金:8時~20時 30分¥100円
     20時~8時 60分¥100円
     最大料金   ¥1600円

電話: 072-721-1903

その他、駅前にはコインパーキングが数カ所あります。

★箕面大滝周辺の駐車場

🅿 箕面大日駐車場

箕面大滝から歩いて10分のところにありますが、
紅葉のシーズンは、毎年大変混雑します。

駐車場までたどりつけないこともあるようですので、
ご注意ください!

紅葉が見頃のシーズンは、箕面駅前の駐車場を利用し、
歩いて箕面大滝まで行かれる方がよいかと思います。

場所:箕面市箕面1656付近

有料営業日:4月14日から12月9日までの、
      土曜・日曜日と祝日、そして行楽シーズン

ただし、秋は 10月27日から12月9日までは、毎日利用できます。

その他、ゴールデンウィークや夏休み期間中も有料となります。

営業時間:平日は、9時から17時
     土曜・日曜日と祝日は、8時から17時

収容台数:70台

駐車料金:普通車 1回¥1000円
     大型バス 1回¥3000円

電話: 072-722-2885

あとがき

箕面の紅葉は、大滝とともに大自然を感じられますが、
自然の力は凄いですね。

箕面公園一帯は、台風で被害を受け、
通行止めになったところもあります。

紅葉シーズンまでには、
何とか通行できるようになるとのことですが、
行かれる前には、道が通れるかチェックが必要です。

また、箕面はお猿さんも出没するので、
お気を付けください!