煽り運転対策にドライブレコーダー録画中のステッカーを貼る効果はあるの?

豆知識

煽り運転が原因で起きた交通事故のニュースで、
ドライブレコーダーに録画された、
映像が映し出されることがあります。

社会問題にもなった煽り運転の抑止対策として、
ドライブレコーダー搭載の効果が話題になっています。

事故が起きた後の原因究明に、
ドライブレコーダーの映像記録が役立つだけでなく、
ドライブレコーダー録画中のステッカーを貼ることで、
煽り運転の抑止対策になっているということです。

そのステッカーを貼る効果について考えてみました。

  

煽り運転対策にドライブレコーダー録画中のステッカーの効果

ドライブレコーダーとは、
搭載する車両に大きな衝撃が加わった前後十数秒の時刻、
位置や映像などを記録する車載カメラ装置のことです。

交通事故などの際は、当事者の証言が食い違うことがよくあり、
そうなると、正確な状況の把握が難しくなることもしばしばあります。

また、ドライブレコーダーの映像は、話し合いの過程の記録や、
保険の過失割合算定の根拠になることもあります。

さらには、警察に提出することで、
注意や検挙の“証拠”にもなるのだそうです。

ドライブレコーダーは需要の高まりを受け、
各メーカーの研究が進み、性能がどんどんアップしています。

画像の精度は200万画素が一般的で、
急ブレーキや急ハンドル程度の衝撃でも、
自動的に録画が行われ、
車両の前方と後方の両方をカバーする製品も登場しています。

エンジンを切った後、
数十秒から数時間程度撮影が続く製品も開発されています。

後方車両からの急接近や強引な追い越しを受けた時の、
トラブル対策として、
ドライブレコーダーを取り付けたいという声をよく聞きます。

これは今、社会問題となっている、
“煽り運転”への対策です。

ドライブレコーダーの記録は、言い逃れできない証拠になり、
証拠が残るのは困るということで、
煽り運転自体を抑止する効果もあります。

煽り運転対策にドライブレコーダー録画中のステッカーを貼る

車の車体に『ドライブレコーダー録画中!』のステッカーを貼るなどして、
ドライブレコーダーを搭載していることをアピールするのも、
煽り運転防止対策には効果があるようです。

煽り運転とは、前を走行中の車に対して
車間距離を詰めて異常接近したり、執拗に追い回したり、
ハイビームやパッシング、幅寄せなどによって相手を威嚇し、
嫌がらせ行為などをする危険な運転のことです。

煽り運転は危険運転の一つに分類され、
相手を事故や死傷などに追いやった場合、
危険運転致死傷罪が適用され最長で20年以下の懲役に処され、
免許取消の行政処分を受ける可能性がある行為です。

しかし、煽り運転をする車に対して注意することも、
たいへん危険なことで、何をされるかわかりません。

車はとても便利な道具ですが、
ひとつ間違うと、とても危険な凶器と化してしまいますし、
凶器を持った狂人に立ち向かうことは避けるべきです。

何の意図があって煽り運転をするのか?ということは別として、
とにかくそういう危険なことには巻き込まれたくありません。

そんな時、ドライブレコーダー録画中のステッカーを貼ることが、
煽り運転に巻き込まれないための対策になるのです。

ドライブレコーダー録画中のステッカーが貼ってあるということは、
煽り運転する車が近づいたら録画されるということです。

煽り運転を警察に通報すれば、
ドライブレコーダーの画像は証拠にもなり、
煽り運転した車が特定されるということなのです。

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ドライブレコーダー録画中のステッカーは多彩

各自動車メーカーの販売店やオートバックスのようなカー用品専門店では、
いろいろなタイプのドライブレコーダーが売られています。

ドライブレコーダーを搭載していることで、
万が一事故にあった時、その時の様子が録画されていることで、
事故の原因が究明されたり、映像が証拠になることもあります。

煽り運転の被害にあった時も、警察に提出する証拠になりますが、
出来ることなら煽り運転などされない方が良いに決まっています。

そんな時に、煽り運転する車に『ドライブレコーダー録画中』ということを、
アピールする必要があります。

ドライブレコーダー録画中のステッカーは、
煽り運転に対する抑止力となりますので、
後ろからくる煽り運転者によく見えるように貼らなければいけません。

ドライブレコーダー録画中のステッカーを貼っている車は、
貼っていない車と比べると、
煽り運転に遭遇する確立は半分以上低くなっているようです。

実際にドライブレコーダーを設置していなくても、
貼るだけで効果があるという話もあります。

ドライブレコーダー録画中のステッカーは、
それほど高価なものではありません。

シールで貼り付けるものやマグネットタイプのもの、
吸盤で取り付けるものなど、種類もいろいろありますが、
趣向を凝らして自作する人もいるようです。

あとがき

ドライブレコーダー録画中のステッカーだけ貼って、
ドライブレコーダーを搭載していない人もいるらしいのですが、
これはこれで詐欺罪になるのでしょうか?

煽り運転から身を護る、護身方法の一つですよね。

とは言え、すべての車にドライブレコーダーの搭載が義務付けられたら、
何だかすべて、管理されているようで・・・・
それはそれで困る人も出てくるのでしょうね。