おにぎりの具 定番ランキングと人気の変わり種 極上おにぎりの作り方は?

グルメ

おにぎりの具にはいろいろなものがあります。

おにぎりは、自分の好きな具材を入れて作ればいいので、
アイデア次第でいろいろな変わり種の具材を工夫して楽しめます。

ここでは一般的なおにぎりの定番と言われる具のランキングと、
変わり種の具材を紹介しています。

また、おにぎりの具材をよりおいしく味わうための、
美味しいご飯の炊き方と
極上おにぎりの作り方をまとめました。

  

おにぎりの具 定番ランキングは変わった?

おにぎりはシンプルなだけに、ご飯と具材と海苔の調和が大切で、
この調和がおにぎりとしてのおいしさを決定づけます。

海苔や定番の具材も、
お米(ごはん)の味を消さずに存在感があることがポイントです。

どんな具材がいいのか悩むのも、おにぎりの楽しみの一つです。

おにぎりの具材は、オーソドックスなところで、
『梅干し』『おかか』『サケ』『たらこ』『昆布』が人気です。

🍙梅干し
おにぎりの具は、ご飯との調和を考えて選ぶことが大切になりますが、
梅干しを選ぶときも、塩分の強いものや甘みが際立ったものは、
梅干しが主張しすぎてしまう恐れがあります。

🍙おかか
おかかは削りたてをご飯にまぶすような感覚で使う場合と、
醤油などで味付けをしていれる場合があります。

🍙サケ
サケは種類が多いので、どれを選ぶかでおにぎりの味も変わってきますが、
あっさり目なら時鮭を、濃い味が好みなら紅鮭を使います。

また、塩加減も甘塩・中辛・辛口などありますので、
好みのものを選び、握るときの塩の加減も注意します。

鮭の切り身をレアな状態に焼いて、食べやすいようにほぐして使います。

🍙たらこ
北海道産のたらこが一番美味しいです。

おにぎりの具にたらこを使うときは、焼きたらこ・半生・生のたらこなど、
いろんなバリエーションがありますが、
生のたらこの粒感はご飯に程よく絡んで、絶妙なおいしさがおすすめです。

🍙昆布
佃煮などの加工品には、甘口のものや山椒の効いたもの、
シイタケが入ったものなどがあり、
潮吹き昆布などを使うときも、ご飯を握るときの塩加減に注意します。

最近のコンビニのおにぎりは種類が多彩ですが、
昔ながらの定番は、やはり根強い人気があります。

人気ランキングにも、今までは変わり種と言われていた具材が、
すっかりおにぎりの定番の具材となって、たくさん売られています。

『ツナマヨネーズ』『海老マヨネーズ』『明太マヨ』など、
マヨネーズ物は、ますます人気上昇中です。

おにぎりの具 人気の変わり種ってどんなの?

近頃は、これまではおにぎりの具として、
考えられなかったような具材が登場しています。

「何これ!こんなのがおにぎりの具だなんて邪道じゃないの?」
っていう頭の固い人も、
食べてみると意外に美味しかったりして、
その中の幾つかは、いずれ定番となって行くのかもしれません。

ツナマヨも明太マヨも、ちょっと前までは変わり種だったのですから、
結局おにぎりの具には、何を入れてもいいわけです。

『梅干しとカツオ』のように、
定番と言われる具材を組み合わせてみてもいいわけですが、
それくらいでは変わり種とは言えません。

かと言って、チョコレートや生クリームを入れるというのも、
お好みですから誰も文句は言いませんが、
それは変わり種というよりも、むしろ変わり者です。

CMでカレーをおにぎりに入れるというのを見ましたが、
そういう手を使うのなら、
『すき焼きおにぎり』とか『クリームシチューおにぎり』というのも、
全然ありなわけですね。

ただし、時間が経ったとき、食べ難かったりするような気もします。

うちで一番人気のあるおにぎりの具は『卵焼き』です。

その卵焼きも、日によって『お醤油味』にしたり『マヨネーズ風味』、
『チーズ風味』と、いろいろアレンジします。

混ぜご飯をおにぎりにするなら、
アレンジおにぎりのレパートリーは無限に広がっていきます。

極上おにぎりのご飯の炊き方とむすび方

子どもの頃からなじみが深く、
究極の家庭料理と言われるおにぎりの、
調理法はいたってシンプルなのですが、
その味わいは、作り手によって大きな差が出てきます。

美味しく食べてもらえるおにぎりを作りたい!
そんな思いで、極上のおにぎりの作り方をまとめました。

おにぎりと言えば、基本となるご飯の炊き方が重要です。

まず、お米をボウルに入れて水を注ぎながら研ぐのですが、
それは素早く研ぐことがポイントです。

研ぐ前のお米には糠が付いていますが、
その糠をキレイに洗い流す必要はありません。

糠はお米の旨みでもあるので、
落とし過ぎると、せっかくの味わいが薄くなってしまいます。

お米を研ぐときにザルを使ってはいけません。

ザルの網目にお米が引っかかって、お米の粒を傷つけ、
割れたり、砕けたりしてしまいます。

お米を研ぐときは、
表面がつるつるとしたボウルを使うようにしましょう。

計量したお米をボウルに入れて研ぐのですが、
米粒と米粒をすり合わせ、糠や汚れを取ることが目的ですが、
研ぎすぎると旨みが損なわれてしまうので、
かき混ぜる程度に素早く、2~30秒程度の短時間で済ませるようにします。

手早く研いだお米は、ザルに移して水を切り、
約45分間 寝かせます。

表面が乾き、内部に水分が残った状態にします。

時間をかけすぎると、乾燥でお米が割れて、
べちゃべちゃな仕上がりになってしまいます。

その後、お米を釜に移し、
30分間水に浸してから炊き上げるようにします。

この時、新米はお米自体に水分があるので短めに、
古米の場合は少し長めにと、
お米の状態に合わせて時間を調節します。

また、お米の芯は、
水に浸してから約1時間半でなくなってしまいます。

芯は、ある程度残っている方が美味しいと感じるので、
水に浸し過ぎないように気をつけましょう。

直火で炊く場合は、噴きこぼれに注意します。

炊飯方法や炊飯器によって炊き上がりの時間は異なりますが、
炊飯器で炊く場合は、早炊き機能を使って炊くと、
おにぎりに適した炊き上がりが得られます。

炊きあがったお米(ごはん)は、お釜から保温器に移すのですが、
このご飯を移すという工程で、
炊きあがったご飯の水分を程よく飛ばします。

ご飯を十字に切ってかき回すといいといわれますが、
かき回すと米が潰れて、うまみや食感が損なわれますので、
かき回してはいけません。


おにぎりを握るときは、
アツアツの炊き立てご飯で握る方がだんぜん美味しいです。

熱すぎると火傷する恐れもありますが、
一度ご飯を移し替えるとか、手を水で冷やすとか工夫して、
それでもできるだけアツアツご飯の方がおいしいので、
熱さは気合で乗り切ってください。

作るおにぎりの数ごとにお茶碗などの取り分けておくと、
熱いご飯も少し冷めて握りやすくなりますし、
同じ大きさに揃えやすくなります。

一合で3~4個のおにぎりを作ります。

おにぎりに入れる具材の量はお好みによって調節します。

具材をたっぷりと入れると満足感は得られますが、
入れすぎると形が崩れやすくなります。

また、味の濃い具材や水分の多いものは、
気持ち少なめにします。

手のひらにご飯を乗せて、軽くまとめたら広げ、
中央部分にくぼみを作り、具材を乗せます。

塩は、もう一方の手の指先に少しつける程度で、
あまり主張しすぎない食塩が合います。

中央の具材を外側から包むようにご飯を被せ、
全体をまとめます。

三角形に握るときは、形が均等で、同じ固さになるように、
3の倍数で握っていきます。

3度回転させ仕上げるのが理想ですが、
6度または9度回転させても大丈夫です。

丸型に握るときも、
力を入れすぎずに素早く握るようにします。

最後に海苔を巻いて出来上がりですが、
海苔の巻き方も、全体を覆うタイプと、
細長き切った海苔を、帯のように巻くタイプがあります。

お弁当などで持ち歩く場合は、
形が崩れないように、全面を覆うタイプがおすすめです。

あとがき

お弁当を広げた時に、驚くようなおにぎりを作ろうと、
日々、アレンジおにぎりに挑戦しています。

でも、おにぎりの基本『食べやすい』ということを、
忘れないように心がけています。

なのに「どんなおにぎりが好き?」と訊くと、
『塩おにぎり』って言われるのが残念です!