お腹周りダイエットに効果的な運動の方法は何運動?時間帯や運動量は?

美容と健康


お腹周りのダイエットに効果的な運動って、
どのような運動なのでしょうか?

何度もいろんなダイエットに挑戦し、
挫折を繰り返している人はたくさんいると思います。

お腹周りについた脂肪たちをどうにかするための、
ダイエット法について、
どのような運動方が適しているのか、
その運動は、いつ、どのくらいすることで効果が得られるのか、
時間帯や運動量についてまとめてみました。

  

お腹周りダイエットに効果的な運動の方法は何運動?

お腹周りのダイエットを始めようとするとき、
「とにかく食べることを減らせば痩せられる!」そう信じて、
サラダだけとか、こんにゃくだけを食べるというような、
極端な食事制限をする人がいます。

特にダイエットの初心者にありがちなことで、
ダイエットというと体重にばかり目が行きがちです。

しかし、重要なのは体重を落とすことよりも、
体脂肪率を落とす方法かどうかという点です。

本気でお腹周りのダイエットをしたいのなら、
体重ではなく体脂肪率を落とす方法でないと意味がありません!

なぜ、体重を落とすのではなく、
体脂肪率を落とすようにしなければならないのでしょうか?

それは、体重を落とそうとすると、筋肉まで一緒に落ちてしまうので、
基礎代謝が落ちて、リバウンドの原因になるからなのです。

さらに痩せたり太ったりを繰り返していると、
リバウンドの悪循環にハマってしまい、抜け出せなくなってしまいます。

そのため、筋力不足と重力によって、
肉が垂れ下がり、カッコ悪い体型になってしまいます。

食事を制限する方法は、一時的に痩せる効果がある方法だとしても、
結果的に太ったのでは意味がありません。

これに対し、
体脂肪率を落とす方法で、お腹周りのダイエットを行うと、
お腹周りには、脂肪が少なく筋肉が多くなりますので、
基礎代謝がアップしてリバウンドの危険性も少なくなり、
バストアップ・ウエストのクビレ・ヒップアップなどの効果で、
美しいスタイルになれます。

そしてその答えとなるのが、有酸素運動です。

有酸素運動を行うと20分までは血液中の糖質や筋肉中のグリコーゲンが使われ、
その後、血液中の遊離脂肪酸が使われます。

これら血中の糖質や脂肪が足りなくなる20分以降になると、
内臓脂肪や皮下脂肪が使われ、消費していきます。

有酸素運動のウォーキングやジョギングのことで、
長時間に渡って行う運動です。

ジョギングなどの有酸素運動では、
20分以上続けないと脂肪燃焼が始まらないと言われています。

特に内臓脂肪は、有酸素運動で減りやすくなり、
生活習慣病の予防にもなります。

スロージョギングなどの持久力を高める運動は、
免疫力をアップする効果もあり、
さまざまな病気になるリスクを下げることができます。

最近では、
運動で記憶力や認知機能が高くなることもわかってきているそうです。

有酸素運動は無酸素運動と比べると瞬発的に消費するカロリーは少ないのですが、
長時間行えるため結果的に多くのカロリーを消費できます。

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お腹周りダイエットで運動するとき効果的な時間帯はいつ?

食後の運動が良いのは、糖尿病の人と筋肉を大きくしたい人の場合です。
脂肪を減らしたい人の場合は、食前に運動するのが良いのです。

朝食前と朝食2時間後と昼食2時間後、
どっちの時間帯に走るのが最も脂肪がよく燃えるかを調べたものに、
朝食前の運動が最もよく燃えるということがわかっています。

昼食後の運動では、
運動開始25分後から脂肪の燃焼が多くなっていますが、
朝食前なら最初からもっとよく燃えることがわかります。

体脂肪は、皮下脂肪と内臓脂肪の2つに分けられます。

皮下脂肪とは皮膚組織にある脂肪で、
少しずつ蓄積される特徴があり、
下腹部やお尻、太ももなどにつくことが多く、
一度ついてしまった皮下脂肪は落ちにくいのです。

内臓脂肪とは腹筋の内側の壁、腹腔内についている脂肪のことで、
主に小腸を包んでいる腸間膜という場所に付くことが多く、
皮下脂肪とは逆に短期間で蓄積されやすいのですが、
落ちやすいという特徴があります。

体脂肪は、もともと空腹に備えて蓄えられたエネルギーなので、
空腹にすると溶け出してきますので、
空腹時に運動すると、最も効率的に脂肪を消費できるのです。

エネルギーには脂質と糖質がありますが、
運動の際には糖質を先に燃焼します。

脂質は体に蓄えられる基礎エネルギーで、
糖質より後から使われるのですが、
痩せるためには脂質を減らさなければなりません。

食事した直後は、糖質が多くなります。

食事した直後に運動した場合は、先に糖質が使われますから、
体に蓄えられている脂質が使われるまでには、
余計に時間がかかってしまいます。

ところが、空腹時は糖質が少ないので、
食事前に運動した場合は、食事した直後よりも早く糖質が消費されてしまい、
脂質が使われるのが早くなります。

ということで、
食事前に運動した方が、
よりお腹周りダイエットに効果的なのです。

つまり、
空腹時の有酸素運動がお腹周りダイエットに効果があるということです。

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お腹周りダイエットに効果的な運動の運動量や頻度は?

お腹周りダイエットに効果的な運動の運動量は、
前の食事時間からどれくらい時間が空いているかということで、
体が飢餓状態になっているかどうか、また、朝昼夕夜によっても変るのです。

お腹周りダイエットに効果的なウォーキングする時間は、
20分以上休まず行うと、21分目から脂肪が燃焼されます。

つまり、
内臓脂肪の脂肪燃焼には、空腹時の有酸素運動が一番効果的で、
その有酸素運動の運動量は、
運動を開始してから20分を経過した時がスタートとなるのです。

ですから、お腹周りダイエットに効果がある有酸素運動は、
一回が30分程度のジョギングや、
30分から1時間程度のウォーキングとなります。

一度に何時間もするというのではなく、
適度な量を毎日続けるということが、効果を得られる方法なのです。

有酸素運動は脂肪が使われ、無酸素運動は糖質が使われますので、
脂肪を減らすには有酸素運動が効果的だといえるのです。

ただし、毎日有酸素運動を続けているから、
食事をいくら食べても良いということではなく、
無理な食事制限は必要ないということです。

お腹周りダイエットに効果がある有酸素運動を、
さらに効果があるものにするためには、
バランスの良い適量の食事を摂るということです。

お腹周りダイエットに効果があるとされる有酸素運動のジョギングですが、
その消費カロリーはどのぐらいなのでしょうか?

ジョギングなどの有酸素運動でのカロリーが消費されるシステムは、
血液中の糖質と肝臓や筋肉に蓄えられたグリコーゲンが、
エネルギーとして消費され、20分以上ジョギングをしていると、
脂肪が燃焼されるようになってくると言われています。

しかし、体重60キロの人が30分間ジョギングをしても、
わずか240kcalしかカロリーは消費できないのです。

これは、ご飯1杯半のカロリーと同じで、
脂肪を1キロ減らすには、15時間も走らなければいけないそうです。

だからといって、ジョギングによるカロリーダウンは期待できないのかというと、
必ずしもそうではなく、
ジョギングなどの運動を習慣化することによって、
さらに脂肪が燃えやすい体質になっていくことがわかってきているのです。

ジョギングで効率よくカロリー消費するには、
食事でのカロリーコントロールと併用して、毎日走ることが大切だといえます。

まとめとして、
お腹周りダイエットに効果的な運動の方法は有酸素運動で、
なるべく食事前に、30分から1時間程度のウォーキングを、
毎日続けること。

そして、バランスの良い食事を適量摂るようにするということですね。

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あとがき

毎日単調なことを続けるというのは、とても難しいことで、
いろんな誘惑に負けてしまいがちです。

目標地点をしっかり決めて、
たとえば、何日続けられたら自分へのご褒美があるとか、
楽しみを作って頑張ってみるのも一つの方法だと思います。

アスリートのようなストイックな精神力って、
なかなか持つことができませんので。。。。