足の臭いニオイの原因は菌それともストレス!対策の仕方と対策グッズ

美容と健康


夏場に向けて、足のニオイが気になりませんか?

面と向かって『臭い!』といわれなくても、
足のニオイが臭いと思われているかもしれません。

自分でも「ちょっと臭う!」なんて感じるようでしたらもう最悪です。

足の臭いニオイの原因は何なのか、
原因がわかれば、
そのニオイの原因をなくせばいいのです。

足の臭いニオイとその原因について、
また、足が臭いと言われないようにするにはどうすればよいのか、
足のニオイの対策の仕方をお伝えします。

  

足の臭いニオイの原因は菌それともストレス!

夏でなくても、長時間の外出や仕事で靴履き続けた時など、
家に帰ってやっと靴を脱げる!
やっと素足になれる!
というその瞬間、
自分でもゾッとするような臭いに襲われるということはありませんか?

寒い時期など、ブーツを履いている人も多いので、
ブーツの中で足がムレムレξ
足が蒸れている人は少なくありません。

しかし、寒い時期だけでなく、
一年中 足のニオイに悩まされているという人、
その臭いの原因は“菌”なのです。

靴の中は通気性が悪く、常に高温多湿です。

湿度があって温かい、これはもう常在菌には格好の環境で、
どんどん常在菌が増えやすい状態なんです。

常在菌というのは、多くの人の体に共通して存在する微生物のうち、
病原性を示さないものを指します。

常在菌は「健康な身体にも存在する菌」ですが、
「全ての人間が持っている菌」という意味ではありません。

基本的には人の健康に影響を与えず、共生関係にあるものなのですが、
免疫力が低下しているときなどに、日和見感染することがあります。

日和見感染(ひよりみかんせん)というのは、
抵抗力が弱まったため、
普通は病原性を示さない菌により感染が起こることなのです。

たとえば、
弱毒微生物・非病原微生物・平素無害菌などと呼ばれる菌が原因で、
病原性のきわめて弱い微生物の増殖を許すことになり、
日和見感染の重要な誘因になるのです。

ここで問題なのは、
常在菌は免疫力の低下のよって異常をきたすということです。

そしてこの免疫力の低下は、
ストレスによる自律神経の乱れから起こるものなのです。

常在菌は、安定して多数で存在することにより、
侵入した病原性微生物の繁殖を抑制し、
発病を防ぐ効果もあると考えられています。

また、
強力な抗生物質の使用などにより常在菌が極端に減少すると、
他の細菌やカビなどが爆発的に繁殖し、病原性を示す事があります。

常在菌の種類は多種多様で、
数百種類が互いに関わり合いながら棲息しているのです。

つまり、常在菌は『つねに存在する菌』ということで、
無くなっても困るけれど、多くなりすぎるのも困る菌なのです。

足の臭いニオイの原因 対策の仕方は?

そんな常在菌は、
角質や皮膚の老廃物などをエサに繁殖していきます。

そして、常在菌の代謝産物には、炭素鎖の短い低級脂肪酸が多く、
これが分解されて『イソ吉草酸』になると“臭う”と考えられています。

足の粘るような臭いはイソ吉草酸が犯人だったのです。

足が水虫になっていて角質が厚くなっているような人は、
特に強く臭うのです。

水虫だったらそれはもう皮膚科を受診して、
きちんと治療を受けることがまず第一です。

常在菌の代謝産物『イソ吉草酸』が、
足の臭いニオイの原因だとしたら、
その原因を作る原因をなくすことですね。

常在菌の原因は、温度と湿度ですが、
人間の足には常に温度と湿度があります。

そこで、足の臭いニオイの原因を抑える対策としては、
足の通気性をよくして乾燥させることなのです。

どうしても靴を履いていないといけないとき以外は、
サンダルに履き替えるようにするなど、
通気性を確保することが大切です。

また、家に帰ったらすぐに靴下を脱ぐようにして、
足を蒸れから解放してあげるようにしましょう。

ただし、それが水虫だった場合は、自分専用のスリッパを履くなどして、
家族にうつさない心掛けてください。

脱衣所のバスマットも感染源になりやすいので、
清潔を保つように注意してください。

足の臭いニオイの原因対策は、
清潔にして乾燥させるということです。

足の臭いニオイの原因 対策グッズは?

≪足を清潔にして乾燥させる≫

足を清潔にするための抗菌作用のある石鹸があります。

また、足を洗うとき、
水150㏄につき 5g程度のミョウバンを溶かした溶液で、
足を洗うようにすると、抗菌作用で菌と臭いを減らすことができます。

靴の中に10円玉を入れておけば、
銅の抗菌作用を期待することができます。

何より足のニオイを少なくするためには、
臭いの根源となる靴の蒸れをなくすことです。

毎日同じ靴を履かず、3日程度は間を空けるようにして、
靴の中を乾燥させるようにしましょう。

足の指と指の間は、いつもしっとりとしていて乾燥しづらいところですので、
5本指の靴下をお勧めします。

5本指の靴下は、指と指の間を乾燥させるだけでなく、
足の血行促進にも大きな効果があります。

あとがき

人の足のニオイを感じても、注意しづらいですよね!

ということは、
自分が感じていない足のニオイを、
誰かが“臭い!”って思っているかもしれない、
そう思うと、靴を脱ぐのが怖くなってきます。