ルーベンス展ーバロックの誕生 国立西洋美術館2018期間限定早割チケット情報

芸術


ルーベンスは、
壮麗華美な美術様式が栄えたバロック期の欧州を代表する画家で、
外交官としても活躍しました。

そんなルーベンス作品の中から、
『エリクトニオスを発見するケクロプスの娘たち』
『眠る二人の子供』『セネカの死』など、
純度100% ルーベンスの習作を見ることができます。

美術史には欠かせない存在のルーベンス作品を、
古代彫刻やルーベンスに先行する16世紀のイタリア芸術、
さらにその時代以降のイタリア・バロック作品とともに展示されます。

そこにはルーベンスが果たした役割が深く理解できるものです。

そんなルーベンス展ーバロックの誕生
期間限定の早割チケット情報をお伝えします。

ルーベンス展-バロックの誕生では、
ルーベンスの作品を中心に、
彼が影響を受けた古代美術やルネサンスの作品、
そしてルーベンスから刺激を受けたイタリア人画家の作品が一堂に展示されます。

  

ルーベンス展ーバロックの誕生 国立西洋美術館2018 開催日程と観覧料

ルーベンス展ーバロックの誕生 国立西洋美術館2018

【会場】

国立西洋美術館

【会期】

2018年10月16日(火)~2019年1月20日(日)

【開館時間】

9:30~17:30(入館は閉館の30分前まで)

金土9:30~20:00(但し、11/17(土)は9:30~17:30)

【休館日】

毎週月曜日

(但し、12/24(月)・2019.1/14(月)を除く)

【年末年始の休館日】
12/28(金)~2019.1/1(火)・1/15(火)休館。

【観覧料】

観覧料 (税込) 一般   大学生  高校生
当日    1,600円   1,200円  800円
前売・団体  1,400円   1,000円  600円

中学生以下は無料。
障がい者手帳をお持ちの方および付添者1名まで入場無料。

ルーベンス展 国立西洋美術館 期間限定早割チケット情報

お得な企画チケットをご案内します。

最速早割ペアセット券(2枚1組)

一番お得! 最速早割ペアセット券(2枚1組)
販売価格 2,000円(税込)

ルーベンス展-バロックの誕生 | 最速早割ペアセット券
最速早割ペアセット券 1,000円 ※2枚単位での販売/1名分
販売期間中 ~2018/4/26(木) 23:59

発売開始:2018/4/2(月) 0:00~
本サイトでの発売開始日時となります。
予定枚数終了しだい発売終了となります。

期間限定早割ペアセット券(2枚1組)

期間限定 早割ペアセット券(2枚1組)
販売価格 2,400円(税込)

ルーベンス展-バロックの誕生 | 期間限定早割ペアセット券
期間限定早割ペアセット券 1200円 ※2枚単位での販売/1名分

2018/4/27(金) 0:00より発売

発売開始:2018/4/27(金) 0:00~
本サイトでの発売開始日時となります。
予定枚数終了しだい発売終了となります。

一般発売(前売)

ルーベンス展-バロックの誕生 | 一般発売(前売)
前売一般 1400円 、前売大学生 1000円 、前売高校生 600円

2018/7/2(月) 0:00より発売

発売開始:2018/7/2(月) 0:00~
本サイトでの発売開始日時となります。
予定枚数終了しだい発売終了となります。

一般発売 〈数量限定プレスリリースセット券〉

非売品のプレスリリースが付いたお得なチケットです。
販売価格 1,400円(税込)

ルーベンス展-バロックの誕生〈数量限定プレスリリースセット券〉
数量限定プレスリリースセット券 1400円

2018/7/2(月) 10:00より発売

発売開始:2018/7/2(月) 10:00~
本サイトでの発売開始日時となります。
予定枚数終了しだい発売終了となります。

ルーベンス展 国立西洋美術館 バロックの誕生 見どころは?

ルーベンスは、1577年ヤン・ルーベンスと妻マリアとの間に、
ドイツのジーゲンで生まれました。

17世紀バロック期を代表する画家ルーベンスが、
多くの王侯に愛された理由は、画家としての才能と、
宮廷人としての類まれない教養を身に付けていたからでした。

『フランダースの犬』で、少年ネロが一目見たいと憧れ、
最期に願いが叶った絵は、ルーベンスの描いた祭壇画でした。

17世紀、イギリスのチャールズ1世やスペインのフェリペ4世など、
各国の王侯貴族から次々と注文を受け、
ヨーロッパ中にその名を轟かせたルーベンス。

絵画の才能があるだけではなく、宮廷人としての圧倒的な教養を持つ、
トップ・オブ・ザ教養人だったからです。

その教養は、卓越した構想力に表れていて、
古代神話の場面に人物を組み入れ、
ギリシアやローマの古代彫刻などから学んだ造形やポーズで、
生き生きと物語性のある歴史画や宗教画、寓意的な神話画に仕上げました。

王侯貴族は、この本歌取りともいうべき知的な遊びを理解し、
ルーベンスの幅広い教養や、独自の作品に昇華させる画力魅了されたのでしょう。

ルーベンスは幼年期にラテン語学校に通い、人文学を学んでいるのですが、
父の死後、学業の道を断たれると、風景画家に弟子入りし、
21歳で工房を率いる親方画家の資格を得て、
芸術の中心地イタリアへ渡り、宮廷画家としてのスタートを切ったのです。

王侯に仕え、肖像画などを描く傍ら、宮廷内のコレクションを管理し、
外交使節としての役割を果たすようになったのです。

当時、外交官は最高の知識人であることが求められ、
古代思想や文学にも造詣の深いルーベンスは、
外交官として重用され世界各地を巡ります。

その時同時に、精力的にラファエロやティツィアーノらの作品を見て研究し、
さらに教養と絵画の幅を広げるのでした。

ラテン語だけでなくフランス語やドイツ語も理解し、
手紙はイタリア語で書くというほど、外交官としても超一流だったのです。

1630年には、イギリスとスペインとの和平交渉への尽力に対し、
チャールズ1世からナイトの爵位を授けられています。

工房運営にも優れた能力を発揮します。

当時は工房制作が前提の時代でしたが、
ルーベンスは、油彩スケッチに構想を描き、
弟子たちに大きなキャンバスに写して描かせました。

さまざまな角度から描いた頭部習作などを示して、
弟子の技量に応じて何を描かせるかを指示し、自ら加筆修正をしています。

重要なパトロンの作品は自分で仕上げるなどして、
どこに手を入れればいいのかもわかっていました。

荘厳な宗教作品から、世俗的なものまで、
躍動感がある構図、豊富な色彩で、
劇的な効果が強調された大作を次々に仕上げていきました。

まさにルーベンスは、『王の画家にして、画家の王』だったのです。

あとがき

画家史上最高の教養人といわれるルーベンスは、
古代彫刻の筋骨たくましい男性や、
豊満な女性の肉づきやポーズを研究したのですね。
どの角度の表情なら、どんな感情が表現できるかまで、
研究しつくされたのでしょう。
頭の良い人が描いた、計算された表現なのでしょうか。