『スマホ指荒れ』で悩んでいる人が増えているそうです!
以前から冬場になると手荒れがひどくて悩んでいました。
でも、
冬場は空気も乾燥するし、水仕事でお湯を使うので、
仕方ないと諦めていました。
しかし、気が付くと夏場になっても指先の荒れが治りません!
手の甲のカサカサは治っているのに、指先の爪の横が硬くなり、
気になるので取ろうとして傷つけたり、
時にはパカッとひび割れて、飛び上がるほど痛いことも・・・
もしかしてこれが“スマホ指荒れ”?
指先が荒れているとネイルも楽しむことはできませんね!
『スマホ指荒れ』なんていう新しい言葉ができて、
指先が荒れる原因がスマホにあると言われているようですが、
それ以外の原因も多いのです。
スマホ指荒れの原因と、それ以外の指先が荒れる原因について、
そしてそれぞれの症状に応じた、
ハンドクリームの選び方についてご紹介します。
スマホ指荒れの原因は?
スマホを頻繁に使うことで指先をよく擦りますが、
指先が荒れる原因がスマホにあると言われるのは、
それだけではないのです。
スマホのタッチパネルを指で触れることで発生する微弱な電流や、
長時間の使用によって帯びる端末の熱が、
すでに肌荒れした指の小さな傷に働きかけるからだと言われています。
健康状態の肌ならば問題ない程度の刺激であっても、
微弱な電流や端末の熱が、少しずつ傷口を広げ、
やがてはあかぎれなどの大きな傷となり、
症状を悪化させてしまう可能性があるのです。
指荒れの初期症状は、指先のカサツキです。
カサカサした状態がゴワゴワしてきて、ひび割れになり、
ひび割れたところに雑菌が入り、炎症を起こします。
ひどくなると出血したり膿が出たり、
炎症が血管にまでとどくと、細菌による感染症の危険もあります。
指荒れの症状が初期の段階であったとしても、
スマホは雑菌がいっぱいだといいますから、
感染する危険が多いということですね。
スマホ指荒れの対策 爪脇の角質化にはハンドクリーム
『スマホ指荒れ』
これはスマホを頻繁に使うことで、
指先に少なからずダメージを与えるために起こる症状です。
そしてダメージを受けた指先は、
スマホに潜んでいる雑菌によって症状が悪化することがあるのです。
ですからスマホ指荒れの対策として、
スマホを清潔にすると同時に、手洗いは重要です。
特に手洗いの方法には気を付けなければいけません。
冬場、水仕事で手が荒れるのは、熱いお湯を使うからで、
熱いお湯(体温以上)を使うと、
手に必要な油分までが洗い流されてしまうからです。
手の油分は手を保護してくれています。
お湯を使うことだけでなく、
新聞紙などの紙を良く触る人、布を良く触る人も、
必要な手の油分を取られてしまいます。
ぬるめのお湯(33~35度)で、
肌への刺激の少ない洗浄剤を選んで洗い、
清潔なハンカチやタオルで水分をしっかりと拭き取るのが理想です。
また、マッサージなどで指先の血行をよくして、
新陳代謝を上げることも、指荒れの対策に繋がります。
スマホ指荒れの症状は、
爪のまわりの皮膚がだんだん硬くなっていきます。
適切なハンドクリームを選び、
指先をマッサージするなどして血行を良くすることで、
指先荒れを予防しましょう。
スマホ指荒れの対策にはハンドクリームの選び方が重要!
スマホに限らず、
たくさん刺激を受けるところの皮膚は硬くなりがちです。
たとえばペンダコのように、
ペンがいつも当たるところの皮膚は硬くなっていきます。
仕事によって特殊なところにタコができる人もいますが、
皮膚が刺激に対して強くなろうとするからです。
そういう時には肌の荒れを予防するためにも、
ビタミンE入りのハンドクリームを使用するといいですね。
ハンドクリームを塗るタイミングはいつがいいのかということですが、
水仕事をするたび、手を洗うたびと、
気が付いたら塗るようにすることです。
特におすすめのタイミングは寝るときです。
寝る前にハンドクリームを優しく撫でるように摺込むことで、
血行を良くします。
綿の手袋をして寝ると、
ハンドクリームが布団についてしまったりせず取れにくいです。
ところで、ハンドクリームを買おうとドラッグストアへ行っても、
あまりに種類が多すぎて、どれと買ったらいいのか難しいです。
指荒れぐらいと軽く考えず、
症状を見極めてハンドクリームを選ぶようにしましょう。
指荒れは、カサカサした初期症状から、
だんだん硬くなり、ひび割れやあかぎれになったら重症です。
指先がカサカサしている指荒れは、
保湿系のハンドクリームを塗ります。
保湿系ハンドクリームとは、
ヒアルロン酸やセラミド、グリセリン、シアバターなどの、
保湿成分が多く含まれているものをいいます。
また、ヘパリン類似物質が乾燥肌に効果的といわれています。
弱まってしまった保湿力とバリア機能を取り戻し、
新陳代謝を促す作用があると考えられているためです。
炎症を抑える効能も期待できるため、
乾燥によって荒れてしまったお肌の修復を早めるとされています。
類似物質って変な名前ですが、
体内にある「へパリン」という物質と似た成分で、
「保湿」「血行促進」「抗炎症作用」の3つの働きがあり、
乾燥肌に優れた効果があります。
この3つの働きは、肌の内側から新陳代謝をうながすため、
一時的な保湿とは違い、
乾燥肌の根本的な解決に繋がる成分だということです。
指先が硬くなりかけている指荒れは、
尿素系ハンドクリームが有効です。
尿素が配合されたクリームは、
角質を柔らかくするので手荒れやかかとの角質除去に効果を発揮してくれます。
しかし尿素配合クリームは、
ヒビやあかぎれといった症状が出ている人には向いていません。
尿素はタンパク質を分解して角質を柔らかくする効果はあるものの、
尿素を使い続けると角質を分解し続けて、
肌のバリア機能をダメにしてしまうためです。
ひび割れやあかぎれの症状には抗炎症系です。
抗炎症有効成分グリチルリチン酸ジカリウムが乾燥・ひび・あかぎれを防ぎ、
外部刺激から手肌を守り、荒れにくい手肌に導きます。
グリチルリチン酸は甘草の根に含まれる有効成分です。
ひび割れやあかぎれになったらドラッグストアよりも、
皮膚科を受診して、適切なお薬を処方してもらいましょう。
ドラッグストアで箱の裏をよく読んで、
自分にあったものを選ぶようにしましょう。
処方箋薬局で相談して見てはいかがでしょうか。
傷になってしまって痛かったり、腫れているようなときは、
皮膚科を受診しなければいけません。
あとがき
【スマホ指荒れ?】荒れた手を見られるのは嫌ですね!
ストッキングは破れるし、細かい手仕事もやりづらくなります。
スマホ指荒れってスマホのせいだけではないのですよね。
高校生もスマホで指先が荒れているのでしょうか?