ルーヴル美術館展2018 大阪市立美術館 肖像芸術-人は人をどう表現してきたか

人生を楽しくする情報

ルーヴル美術館と言えば、
世界で一番有名な絵画とも言える、
レオナルド・ダ・ヴィンチが1503~06年頃に描いたとされる油彩
「モナ・リザ」があります。
東京の国立新美術館で開催されたルーヴル美術館展2018でも、
テーマを『 肖像芸術-人は人をどう表現してきたか』と題して、
多くの肖像画も公開されました。

そして、ルーヴル美術館展
『肖像芸術 一 人は人をどう表現してきたか』
国立新美術館に続いて、
大阪へやって来ました!

ルーヴル美術館展2018オフィシャルサポーターは高橋一生さん!
心に響く低音のささやきと、
ルーブルの肖像画たちに見つめられ、
ゆったりとした時間をお過ごしください。

  

ルーヴル美術館展2018 大阪市立美術館 特別展

会期:平成30年9月22日(土)~平成31年1月14日(月・祝)
※会期中展示替えなし。

会場:大阪市立美術館

〒543-0063 大阪府 大阪市天王寺区茶臼山町1−82

osaka-art-museum.jp

TEL:06-6771-4874

時間:午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日:月曜日 
    12月28日~1月2日
 
(祝休日の場合は開館し、翌火曜日休館。ただし12月25日は開館)
※災害などにより臨時で休館となる場合あり。

料金:一般 1,600円(1,400円)
   高大生1,200円(20名以上の団体1,000円)

※中学生以下、
 障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)

※高校生は土曜日無料(要証明)

※本展は、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。

大阪市立美術館 特別展記念講演会

◆「ルーヴル美術館の肖像芸術」
日時:2018年9月22日(土)14:00~(約90分) ※逐次通訳
講師:本展監修者 コーム・ファーブル氏(ルーヴル美術館 絵画部門 学芸員)

◆「王たちの肖像:ルーヴルの名品から読み解く権力のイメージ」
日時:2018年10月5日(金)14:00~(約90分)
講師:岡田裕成氏(大阪大学教授)

◆「肖像芸術の嘘と真実」
日時:2018年11月30日(金)14:00~(約90分)
講師:宮下規久朗氏(神戸大学教授)

いずれも
会場:美術館1階 美術ホール
定員:先着100名
(事前申込不要・聴講無料。ただし、当日の特別展観覧券が必要。)
当日13:30から整理券を配布します。

特別講演会
日時:2018年11月16日(金)、12月14日(金)、12月21日(金)
14:00~(約90分)
講師:篠雅廣(大阪市立美術館館長)
会場:美術館1階 美術ホール
定員:先着100名(事前申込不要・聴講無料。
ただし、当日の特別展観覧券が必要。)
当日13:30から整理券を配布します。


古代から19世紀まで全8部門から肖像美術の傑作が集結
世界の“ルーヴルの顔”が日本に!

肖像芸術。。。人は人をどう表現してきたか

有史以来、
人間は自らの顔立ちや姿形を絵画や彫刻によって表現してきました。

古代から19世紀まで、
さまざまな地域や年代から集められたルーヴル美術館全8部門のコレクションを、
代表する肖像芸術の傑作が、一度に日本へやって来ます。

ルーヴル美術館が太鼓判を押す、
『美しきナーニ』も出品、日本で見られる数少ないチャンスです。

人間が人間を表現するルーヴルの肖像芸術

肖像とは人の顔立ちや姿かたちである“像”に似せたものという意味で、
数ある芸術のジャンルの中でも、
肖像芸術は古代から今日まで制作され続け、
さまざまな社会的役割を持ってきました。

エジプトで出土したミイラ化した遺体の頭部に飾られた『女性の肖像』や、
パルミラの墓所で発見された『女性の頭部』のように、
肖像は遺影として故人を偲んだり、顕彰したりする役目を担っています。

また、ときには権力者を象徴し、讃えるものであったり、
逆に風刺するものであったりと、政治的な意味合いもありました。

フランス新古典主義の巨匠ジャック=ルイ・ダヴィッドと工房が描いた
『マラーの死』は、
フランス革命の指導者であり友人でも会ったマラーの最期を題材に、
自らの政治思想を反映させて描いた名作です。

今回の国立新美術館での展示では、
ルーヴル美術館に集められた選りすぐりの肖像芸術の名作が来日。

日本にいながらルーヴル美術館に『行く』ことができるまたとない機会です。

ルーヴル美術館展2018 国立新美術館

ルーヴル美術館展2018は、東京の国立新美術館で、
5月30日(水)から9月3日(月)まで開催

ルーヴル美術館展2018-人は人をどう表現してきたか

世界最高の肖像芸術コレクション

ナポレオン1世やマリー=アントワネットの肖像が展示

ヨーロッパ芸術の中心地でもあるパリを代表するルーヴル美術館。

そこに集められた肖像芸術もまた、
いずれも芸術的価値や歴史的価値のある傑作ぞろいなのです。

なかでも、
ヨーロッパの英雄ナポレオン1世(ナポレオン・ボナパルト)にまつわる作品や、
悲劇の王妃マリー=アントワネットの彫像など、
時代の権力者を描いた作品が多数展示されます。

ナポレオン1世の死に顔をかたどったデスマスクは、
セントヘレナ島で非業の死を遂げたわずか二日後に制作された物の複製です。

世界史のハイライトをこの目で確かめることができる貴重なチャンスです。

また、肖像は人間の似姿をそのまま描くだけでなく、
巧みな表現技法を生み出す契機ともなりました。

イタリア・マニエリスムを代表する
画家ジュゼッペ・アルチンボルドが描いた『春』は、
春の草花によって女性の横顔を描いたものです。

時の神聖ローマ皇帝マクシミリアン2世から、
ザクセン選帝侯への贈り物として制作された名品です。

ルーヴル美術館展2018-集められた世界各地からの至宝

歴史あるルーヴル美術館では、コレクションは全部で8つの部門に分かれています。

古代オリエント美術・古代エジプト美術・古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美術、
絵画、素描・版画、彫刻、美術工芸品、イスラム美術の8部門です。

今回、国立新美術館で開催されるルーヴル美術館展では、
この全8部門から選りすぐりの作品が日本にやって来ます。

3000年以上前の古代エジプトから19世紀のフランスまで、
名も知れない古代エジプト人女性の肖像から、
ハンムラビ王やアレクサンドロス大王といった、
世界史ではお馴染みの人物たちの肖像作品もあれば、
画家たちがその腕を振るって描いたパトロンたちの肖像などと様々です。

全8部門の名作を一挙に展示することで、
まさしく人類史上の肖像芸術の全貌を見ることができるのです。

ルーヴル美術館展2018オフィシャルサポーターは高橋一生さん!


俳優の高橋一生さんが2月8日に都内で行われた、
『ルーヴル美術館展 肖像芸術一人は人をどう表現してきたか』の記者発表会に出席。

オフィシャルサポーターに起用され、
「普段からお芝居をしていて、顔の表現は興味がある。
先人たちの作品を観て、勉強をしながら務めさせて頂きます」と笑顔で話した。

ルーヴル美術館が誇る肖像画の傑作、ヴェロネーゼの『美しきナーニ』をはじめ、
3000年以上前の古代エジプトの棺用マスク、
ルイ14世やナポレオンの君主像など、
さまざまな“顔”の肖像が並ぶ。

高橋一生さんはオフィシャルサポーターとして、
音声ガイドにも挑戦!

持ち前の低音ボイスは魅力の一つとして親しまれているが
「周りから眠くなる声と言われ、自分でも声がこもりがちだと思うので、
皆さんが決して眠くならないようにハキハキと、少しでも楽しめるようにしゃべりたい」と、
ジョークを交えつつ
「コンプレックスなのかな? 人と話している時にも『何?』と聞き返されることがある。
これから収録なので、そういうことがないようにしたい」と意気込んでいた。

 また、実際にフランス・パリのルーヴル美術館に足を運ぶ予定とあって
「とてもうれしい。初めてなんです。
実際に観させていただいて、どのように心が高揚するのか楽しみです」と、
声を弾ませていました。

ルーヴル美術館とは


芸術の都パリにある国立美術館で、
世界最大級の美術館の一つルーヴル美術館は、
12世紀に時の国王フィリップ2世が要塞として建設した、
ルーヴル城が元となっていて、史跡としても有名です。

歴代フランス王の王宮として使用されていたルーヴル宮殿でしたが、
1682年にフランス王ルイ14世が、自身の王宮にヴェルサイユ宮殿を選び、
ルーヴル宮殿の主たる役割は、
1692年以来収集されてきた古代彫刻などの王室美術品コレクションの収蔵と、
展示場所となりました。

パリ中心部の1区、セーヌ川右岸に位置し、
収蔵品は38万点と言われています。

現在常設の展示は、
先史時代から19世紀までの8部門に分けられた美術品三万五千点ほどが、
総面積 約6万平方メートルの展示場に一般公開されています。

とりわけ有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの、
『モナリザ』もその一つです。

年間800万人以上という世界最多の入場者が訪れる美術館なのです。

ルーヴル美術館https://www.louvre.fr/jp

あとがき

一度は行ってみたい美術館、ルーブル美術館ですが、
なかなか行くことができません。
ルーブル美術館展が、日本にやって来る!
しかも大阪へ!
チャンスを逃がさないように!