高千穂神社のパワースポットは天孫降臨の地 高千穂峡 夜神楽へのアクセスをご案内!

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高千穂神社は天孫降臨の地とされています。
天孫降臨、つまり神々がこの国に降り立った地ということで、
高千穂神社がパワースポットと言われるのです。
「神話の里」と言われ神話の舞台と言われている高千穂町。
神様の力が漲るパワースポット高千穂神社を
ご案内します。

  

高千穂神社のパワースポットは天孫降臨の地

山頭火も吟じた神話の国の自然の神秘

分け入っても分け入っても青い山

高千穂神社奥の遊歩道に、こんな句碑が立っています。

作者は種田山頭火

昭和十五年(1940年)に、五十七歳で没するまでの生涯のうち、
晩年の十四年を僧の姿に身をやつし、
物乞いをしながら各地を旅した自由律俳句の作家で、
「漂泊の俳人」と呼ばれました。

この句は熊本県の最東端、
馬見原から高千穂へ行く途中の作であろうと言われています。

今では国道218号線が通じる便利な道ですが、
山頭火がこの地を旅した大正末期から昭和の初めは、
行けども尽きぬ細くて険しい山道と青い山並みが続いていたことでしょう。

そうして辿り着いた高千穂峡は、『天孫降臨の地』でした。

天照大神に「地上の国を治めるよう」命じられた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が、
多くの神を従えて、高天原(たかまがはら)から降り立ったところとされています。

そこからさまざまな神話が生まれた『高千穂峡』には、
のちの世に五百余りの神社が建立されました。

その中でも格上にあたる八十八社を取りまとめ役が高千穂神社で、
高千穂神社は、約1900年前の第十一代、垂仁天皇の時代に創建されました。

高千穂神社のパワースポット縁結びの『夫婦杉』

高千穂神社の境内に、
根元がひとつになった二本の杉の大木が立っています。

樹齢は約八百年。
何があっても離れることのないその姿から『夫婦杉』と呼ばれ、
夫婦円満や家内安全、子孫繁栄をお願いすれば、
かならず叶えていただけるという“霊木”とされています。

好きな相手と手をつないで、
その杉の周囲を三回まわると幸せが叶うとされ、
恋人たちにも大人気なのです。

高千穂渓谷には、神話にちなんだ名所が数多くあります。

『眞名井の滝』は、天孫降臨の際、天村雲命(あめのむらくものみこと)が、
水のなかったこの地に水種を移したところとされている滝です。

『天安河原』(あめのやすかわら)は、天照大神の岩戸隠れの際、
八百万の神々が集まって相談したところなのです。

はるかなる神代はここに創まりぬ 高千穂の山青くして

六十代半ばにして人妻と愛し合い、
自殺未遂までした芸術院賞歌人、川田順の歌です。

なぜ、高千穂の山々は『青い』のか、
それは人の力の及ばない清浄と神秘の世界。

川田は恋を実らせました。

高千穂神社のパワースポット高千穂峡 夜神楽へのアクセス

高千穂神社の御祭神は、
神日本磐余彦(かむやまといわれひこのみこと=神武天皇)の兄の、
三毛入野命(みけいりのみこと)をはじめ、皇子女十柱をお祀りしています。

高千穂神社の境内には、
稲荷社、荒立神社・四皇子社、門守神、八坂神社、御霊社、
羽居高天神、比波里天神、鎮守社などがあります。

高千穂神社の神事

例祭(4月16日)
当年の豊作等を祈る祭りで、槵触神社では秋に感謝祭を行う。
また、お旅所である天真名井まで神輿の巡幸があり、そこで神楽が奉納される。

神話の高千穂夜神楽まつり(11月22-23日)
夜を徹して重要無形民俗文化財に指定されている高千穂の夜神楽全33番が奉納される。

猪掛(ししかけ)祭(旧暦12月3日)
鬼神鬼八の慰霊のために始められたもので、
かつては16歳になる生娘を生贄として捧げていたが、
天正年間(1573-93年)に三田井氏の家臣甲斐宗摂がこれを悪習と嘆き、
高城山で巻狩を行って獲た16頭の猪(しし)を代わりに捧げ、
以後「鬼餌の狩」と称する狩りで獲た猪を捧げるようになったと伝える。


国指定の重要文化財=鉄造狛犬一対、本殿、


宮崎県指定の有形文化財=神像四躯


高千穂町指定文化財=神面九面


高千穂神社文書、秩父杉

高千穂神社のその他のご利益は、縁結び・夫婦円満などです。

高千穂神社
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井字神殿1037

高千穂町企画観光課
TEL 0982-73-1212
高千穂町観光協会
TEL 0982-73-1213(休日・祝祭日も可)
高千穂町観光協会(宿泊関係)
TEL 0982-73-1800

高千穂神社への交通アクセス
高千穂バスセンターから車で3分 徒歩なら15分

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あとがき

多くの神様が降りてきた高千穂がパワースポットと言われる理由を、
体で感じることができる自然の神秘溢れる景色は、
訪れた人の人生観にさえも大きな影響を与えるようです。