プーシキン美術館展 旅するフランス風景画2018。
フランス国内でも再現することが難しい、
珠玉の近代フランス絵画の風景画コレクションの展示が、
日本で開催されます。
今回で3回目の『プーシキン美術館展』の、
チケット情報と、
会場での音声ガイドについてご案内します。
プーシキン美術館展 旅するフランス風景画
プーシキン美術館展 旅するフランス風景画が東京都美術館で開催されます。
プーシキンとは
ロシア、モスクワにある美術館のことで、
モスクワの救世主ハリストス大聖堂の北、ヴォルホンカ通りをはさんだ場所にあり、
ヨーロッパ最大の美術館として、
収蔵品の数は約10万点でエルミタージュ美術館に次ぐ世界2位を誇っています。
正式名称は『国立A.プーシキン記念美術館』
現在の呼称である“プーシキン美術館”と呼ばれる前は、
開館した1912年には“モスクワ大学付属アレクサンドル3世美術館”と呼ばれ、
1923年には国立モスクワ美術館と呼ばれていたそうです。
後の1937年に、アレクサンドル・プーシキンの没後百年を記念して
現在の名称に変更されたと言われています。
プーシキン美術館という名前は、
ロシアを代表する国民的文豪の、
アレクサンドル・セルゲーヴィチ・プーシキン(1799年~1837年)から
由来しています。
2018年は、珠玉のフランス絵画コレクションで知られる、
モスクワのプーシキン美術館から、17世紀から20世紀の風景画65点が来日します。
神話の物語や古代への憧憬、あるいは身近な自然や大都市パリの喧騒、
果ては想像の世界に至るまで、
描かれた時代と場所を軸にフランス近代風景画の流れをご紹介します。
様々な情景を舞台にした風景画は、その土地のにおいや太陽の煌めき、
風にそよぐ木々や街のさざめきをも感じさせてくれます。
なかでも、初来日となるモネの《草上の昼食》では、
同時代の人物たちとみずみずしい自然の風景が見事に調和しています。
印象派の誕生前夜、26歳となる若きモネの魅力溢れる作品です。
ほかにもロラン、ブーシェ、コロー、ルノワール、
セザンヌ、ゴーガン、ルソーらの作品が集います。
初夏の上野で、巨匠たちが愛した光と色彩が躍る
美しい風景を巡る「旅」をどうぞお楽しみください。
プーシキン美術館展 2018チケット前売り情報
プーシキン美術館展~旅するフランス風景画~2018 東京都美術館
プーシキン美術館展 旅するフランス風景画|東京都美術館
会場 東京都美術館 企画展示室 (東京都)
〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
TEL : 03-3823-6921 FAX : 03-3823-6920
開催日程 2018/4/14(土) ~ 2018/7/8(日)
開室時間 9時30分~17時30分(金曜は9時30分~20時まで)
(入室は閉室の30分前まで)
休館日 毎週月曜日(但し、4/30(月)を除く)休室。
観覧料
前売券
一般 1,400円 / 大学生・専門学校生 1,100円 / 高校生 600円 / 65歳以上 800円
当日券
一般 1,600円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000円
団体券
一般 1,400円 / 大学生・専門学校生 1,100円 / 高校生 600円 / 65歳以上 800円
※団体割引の対象は20名以上
中学生以下は無料
身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料
いずれも証明できるものをご持参ください
お問い合わせ先
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
【公式】プーシキン美術館展ー旅するフランス風景画 http://pushkin2018.jp/
プーシキン美術館展 2018年 全国巡回あんない!
2018年7月21日~10月14日
国立国際美術館(〒530-0005大阪市北区中之島4-2-55) チケット料金未定
京阪中之島線 渡辺橋駅(2番出口)より南西へ徒歩約5分
淀屋橋駅(7番出口)より土佐堀川を越え西へ徒歩約15分
地下鉄四つ橋線 肥後橋駅(3番出口)より西へ徒歩約10分
御堂筋線 淀屋橋駅(7番出口)より土佐堀川を越え西へ徒歩約15分
JR大阪環状線 福島駅/東西線 新福島駅(2番出口)より南へ徒歩約10分
大阪駅より南西へ徒歩約20分
阪神福島駅より南へ徒歩約10分
阪急梅田駅より南西へ徒歩約20分
前回(2013年)横浜でのプーシキン美術展 大盛況の様子です。
プーシキン美術館展 音声ガイドと展覧会サポーターをご紹介!
プーシキン美術館展 音声ガイドと展覧会サポーターを務めるのは
俳優として、監督として、そしてあの“相棒”でおなじみの、
杉下右京こと水谷豊さんです。
「プーシキン美術館展」のスペシャルサポーターとして、
また旅の案内人として音声ガイドを務めさせて頂くことになり、
とても嬉しく思っております。
珠玉のフランス絵画コレクションで知られるモスクワのプーシキン美術館。
初めて訪れた時の感動と、
その時に見た絵画の記憶が僕の中に鮮明に刻まれています。
今回は初来日となるモネの《草上の昼食》のほか、
19世紀後半から20世紀初頭にかけて収集された名品の数々を通して、
フランス風景画の旅へ皆さまをご案内できるのを楽しみにしています。
と、水谷豊さんは語っています。
そのほかの公式サポーターとして、
声優の上坂 すみれさん
この度はプーシキン美術館展の開催、おめでとうございます!
モスクワが誇る素晴らしいコレクションの数々が、
うっとりするような夢の世界に皆さまを誘ってくれることでしょう。
ロシアの人々に愛され続けてきたフランスの名画たちを、
是非一緒に楽しみましょう!
さらに、楽曲協力は、
ピアニストの 三浦 友理枝 さん
絵画と音楽は密接な繋がりがあると、
10代当時師事していたロシア人の先生に説かれて以来、
美術館通いが趣味で、
特にフランス絵画が大好きな私が、
この度プーシキン美術館展にちなんだコンサートをさせて頂けることになり、
大変光栄に存じます。
皆さんと一緒に様々な風景の世界へと旅ができるのを楽しみにしています。
プーシキン美術館展 学術協力は、
東京大学教授の 三浦 篤 さん
「夜明け前がいちばん美しい」。
かつてプーシキン美術館でモネの《草上の昼食》を目にしたとき、
思わず口にした言葉です。
ここにはまだ印象派の画家として花開く前のモネがいます。
二十代半ば、恋人カミーユと出会い、
ルノワールやバジールら若い仲間たちと一緒に画家を目指す、
青春真っ只中のモネ。
《草上の昼食》には、
1860年代半ばの初期印象派の魅力がいっぱい詰まっているのです。
伝説のコレクターが集めた珠玉のコレクション!
ロシアからやってきた貴重なフランス絵画の数々を、
東京都美術館でお楽しみください!
17世紀から20世紀にかけてのフランス画壇における
風景画の変貌を見ることができます。
あとがき
印象派の巨匠“モネ”の作品『草上の昼食』が、
初来日します。
そのほか、誰もが知っている有名画家の作品が、
惜しげもなく一堂に会します。
今回も『細かいところがとても気になる!』という
この人の繊細な音声ガイドが楽しみですね!