八重垣神社 鏡の池のコイン占いは当たる?縁結び良縁祈願へのアクセスは?

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島根県松江市にある八重垣神社は、
縁結びや良縁祈願にご利益があると有名です。
鏡の池のコイン占いは当たるのか?
縁結びの良縁を願う女性の間で話題となっています。
出雲大社のお膝元、八重垣神社の縁結びの御守と、
八重垣神社へのアクセスをお伝えします。

  

八重垣神社 鏡の池のコイン占いは当たるのか?

縁結び占いの池が女性たちに大人気
稲田姫命にあやかる「鏡の池」のコイン占いとは。。。。。

島根県松江市の八重垣神社は、
出雲大社と並ぶ婚活パワースポットです。

良縁祈願に訪れる女性参拝者のお目当ては、
神社の奥の森にある鏡の池(姿見の池)のコイン占いです。

社務所でもらった用紙に、10円または100円硬貨を乗せて、
池の水面にそ~っと浮かべ、
硬貨が沈むまでひたすら待つというものです。

鏡の池で占いに使う紙は、
八重垣神社のお守りが売られている“社務所”で買うことができます。

100円を巫女さんに渡すと、上から順に紙をもらえます。

水に浮かべると、その紙に文字が浮かび上がってきますが、
その文字は1枚1枚違います。

おみくじのような感覚ですね、
どんな文字が出てくるのかが楽しみです。

硬貨が早く(15分以内)沈めば良縁が早く、
遅く(15分以上)沈むほど縁遠いと言うのです。

八重垣神社には、野生のイモリがたくさん生息しているそうで、
もし、野生のイモリが鏡の池に現れて、
紙をつっついたり、
紙の上をイモリが横切って泳いでいくと、
大変な吉縁に恵まれるということです。

占いの紙を流すとき、
イモリを見かけることができたらラッキーですね。

また、占いの紙が岸の近くで沈むと身近な人に嫁ぐことができ、
遠ければ遠方に住む人と結ばれると言う印だそうです。

縁結びの神様の御加護により、
この縁結び占いの的中率が高いと評判です。

主祭神の素戔嗚尊(スサノオノミコト)と、
稲田姫命(イナダヒメノミコト)は、
日本神話で初めて正式な結婚をした夫婦神様です。

地元には、
『早く出雲の八重垣様に、縁の結びが願いたい』という、
古い民謡があるほどで、
夫婦円満、縁結びにゆかりの大神として信仰を集めています。

鏡の池のある森は、有名な「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」伝説で、
素戔嗚尊が稲田姫命を大蛇から隠した場所です。

小泉八雲が「神秘の森」と呼んだ佐久佐女(サクサメ)の森に、
隠れている間、稲田姫命が水を飲んだり、
姿を映して身繕いをしたと伝えられ、
こんこんと清水が湧き出て枯れることのない湧水池は、
今も美しい水をたたえています。

八重垣神社 縁結び良縁祈願のご利益

御祭神の新婚生活の地と言うだけあって、
神社内には夫婦円満のさまざまなシンボルがあります。

森には神聖な夫婦杉の巨木があり、
境内には、多くの椿があります。

なかでも、一心同体・愛の象徴と言われるのが、
三本の「夫婦椿(連理の玉椿)」です。

三本の幹が途中から一本になっている「夫婦椿」で、
年によっては二つに分かれた葉が現れたり、
一度枯れてもまた新しい二股の木が生えてくるのだそうです。

鏡の池の入口にあるのは「子宝椿」とも呼ばれていますが、
二柱の御神徳の表れと、神聖視されています。

手水に連理風二股の竹の杓が並ぶのも、神社の粋なお計らいなのでしょうか。

どんなにケンカをしても、いつまでも仲良く夫婦でいられますように。
これが、
夫婦円満のご利益を頂きに多くの人が訪れる理由です。

【祈年祭あわせて身隠し神事】
五月三日(15時~)の『身隠し神事』は、神話故事にならったもので、
鏡の池の水で炊いた名残のご膳を備えて行われます。

稲田姫命の分霊を御輿に移して行列を仕立て、
「ヤイトウ、マイトウ」と連呼しながら本殿のまわりから、
夫婦杉まで練り歩いた後、夫婦杉の前に安置して、
八重の垣を巡らせて終わります。

その年の作物の豊作を祈るお祀りで、
あわせて、
八岐大蛇退治の時、稲田姫命がこの地に御避難された故事による、
奥の院まで行列を組み、お身を隠される神事です。

【例祭】
十月二十日(15時~)八重垣神社の三大祭りの一つで、
神社本庁ほかより幣帛料をいただき御供えして世の安泰を祈るお祭りです。

【新嘗祭】(にいなめさい)あわせ環幸(かんこう)祭
十二月十五日(15時~)
その年の作物の収穫を感謝するお祭りで、
あわせて、
五月に奥の院の森に御避難された稲田姫命が、
本社に還られるお祭りです。

この神事を目撃すると、
良縁に恵まれると言うジンクスもあるようです。

八重垣神社へのアクセスと縁結び良縁祈願のお守り

日本最古の障壁画が残る八重垣神社

また、宝物殿には、素戔嗚尊と稲田姫命のお姿を描いた障壁画、
「板絵著色神像」があります。

稲田姫命の絵はもっとも保存状態が良く、
鮮やかな唇の紅まで残っているようです。

板壁は、年輪年代測定法によって、
十三世紀に伐採された杉板ということがわかっていて、
神社の障壁画としては日本最古の貴重なもので、
国の重要文化財に指定されています。

『八雲立つ 出雲八重垣 妻込みに 八重垣造る その八重垣を』

大蛇を退治して、正式に稲田姫命をめとった喜びを、
素戔嗚尊が詠んだものです。

八重垣神社は、旧名を佐久佐社でしたが、
明治になってからこの歌にちなんで改称されました。

これが三十一文字で詠まれた日本最初の古歌とされるため、
素戔嗚尊は芸能の神様としても崇められ、
和歌上達や芸道上達のご利益もあるのだそうです。

八重垣神社へのアクセス

八重垣神社は、島根県松江市にある神社で、
旧称佐久佐神社といいます。

出雲國神仏霊場第十四番で、
素盞嗚尊と櫛稲田姫の故事から縁結びの神社として信仰を集める神社です。

〒690-0035 島根県松江市佐草町227
拝観時間 9時~17時
電話: 0852-21-1148
fax:0852-22-9156
松江駅からバスで約30分
JR松江駅・4番乗場 市営バス【八重垣神社行き】250円

八重垣神社http://www.shinbutsu.jp/

八重垣神社 縁結び良縁祈願のお守り

八重垣神社の境内で授与されるものには、
縁結びのお札のほか、御守りを中心に各種神札があります。

絵馬・椿の木の神像・鏡の池で浮かべる占い用紙などが授与されます。

貝の形をした『縁結び』の御守り

茄子の形をした『子宝』の御守り

稲田姫命の姫お守り

椿の花の形をしたお守りもあります。

あとがき

縁結びの神様は出雲大社が有名ですが、
八重垣神社の鏡の池のコイン占いも有名です。
なかなか沈まないお札が、一瞬にして沈むとき、
池の周りでは若い女性の歓声が響きます。