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2018年の初詣 戌年の守護神 京都・三宝寺の歴史と見所へのアクセスは?

2018年は戌年です。
戌年の守護神と言われる
京都鳴滝の三宝寺には、「洛陽十二支妙見」のひとつ
”戌”の妙見・北辰妙見大菩薩をまつる妙見堂があります。
その三宝寺の歴史と、妙見さんの見所を紹介します。
2018年の初詣にはぜひ戌年の守護神 
三宝寺・妙見堂へお参りしましょう!
三宝寺へのアクセスをご覧ください。

  

2018年の初詣は 戌年の守護神 三宝寺へ

2018年は十二支の干支でいう『戌年』です。

初詣は、この戌年に、干支の『戌』をお祀りし、
戌年の守護神と言われる『三宝寺』へお詣りをしてみてはいかがでしょうか。

戌年の2018年は、戌年の守護神様のご利益で良い一年になりますよ!

三宝寺は、京都府京都市右京区鳴滝松本町にある日蓮宗の寺院で、
寺号の金映山妙護国院三寳寺は後水尾天皇より賜ったと伝わっています。

境内には宝暦年間に移植された名桜御車返しの桜があり、
旧本山は大本山本圀寺、親師法縁。

年間を通じ「先祖供養」「水子供養」「ペット供養」や「交通安全」
「開運厄除け」「安産祈願」「合格祈願」などの各種祈祷を受け付けています。
人生の悩み、信仰の悩み、相談事などお気軽にお寄せくださいとのことです。

戌年の守護神 三宝寺の歴史

三宝寺は寛永5年(1628年)
右大臣菊亭(今出川)経季卿と中納言今城(冷泉)為尚卿が、
後水尾天皇の御内旨を受け中正院日護上人を御開山に迎え建立された、
日蓮宗 中本山で、
「金映山妙護国院三寳寺」の号は後水尾天皇より賜ったと伝えられています。

爾来、大いに栄え塔頭寺院は十二ヶ寺を数え、
開山日護上人、二祖日英上人、三祖日逞上人の学徳を慕って笈を負い来る者、
また文人雅客の杖をひく者数多くありました。

特に茶道宗徧流の流祖山田宗徧(1627~1708)は、
若年の時、東谷の塔頭「凉池院」に住し茶室「四方庵」にて、
茶道に専念しついにその奥義を究めました。

後年彼は江戸に入り赤穂義士の大高源吾に、
吉良邸の茶会の日を教え討ち入りを助けたことで有名です。

現在その「四方庵」旧跡には、
十世山田宗徧家元によって記念碑が建てられています。

幕末維新の変動と堂上貴紳の東上等により一時衰微荒廃をみましたが、
昭和天皇の即位式の建物を下賜せられ本堂とし、
また妙見堂改築、大黒堂再建をはたし寺観を整え現在に至っています。

昭和56年宗祖日蓮大聖人七百遠忌の折、
増改築等の大修理を加え寺観を整えました。

堂内には日蓮大聖人、日朗上人、日像上人の御真骨を奉安し、
開山日護上人御作の釈迦如来・多宝如来・日蓮大聖人・子育鬼子母神・七面大明神等を
お祀りしています。

戌年の守護神 妙見堂の歴史

妙見堂は、
人間の運気と方位、寿福を司る北辰妙見大菩薩を祭祀しています。

開山日護上人の御作で江戸時代初期より
「洛陽十二支妙見」の「戌の妙見さま」として開運厄除け、
方除け、寿福の神様として尊信せられ
「鳴滝の妙見さま」また願が叶うところから「満願妙見宮」と親しまれています。

特に戌歳生まれの人の守護神として、
また戌が安産に通じるところから安産祈願所としても有名です。

現宮殿は昭和47年再建、
参道両脇の「花梨」の木は東宮御所より下賜せられ根分けしたものです。

戌年の守護神 三宝寺・妙見堂の見所は?

三宝寺の境内には、
「洛陽十二支妙見」のひとつ
“戌”の妙見・北辰妙見大菩薩をまつる妙見堂があります。

日護上人の御作で、開運厄除け・方除け・寿福の神として崇敬を集め、
「鳴滝の妙見さま」と親しまれる妙見さま。
戌年の守護神としての信仰も篤いです。

“戌”にちなみ、十二支の方位盤を台座に
母犬と可愛い子犬たちの石像「子宝犬」もあります。

三宝寺の周辺には「世界文化遺産」や、
観光名所がたくさん点在しています。

妙見宮大祭

平成29年11月3日  於 妙見堂において行われます。

祈祷時   午前11時、午後2時

『ほうろく灸祈祷』

一年の内で最も暑い日とされている
「土用の丑の日」に行う「頭痛封じ、暑気封じ、中風封じ」の祈祷です。

じっとしていても汗の出る土用の丑の日に呪文を書いた「ほうろく」を、
頭の上に乗せ「もぐさ」を置いて火をつけ、
木剣で九字を切り悪鬼邪霊を払う祈祷は日蓮宗の独特の秘法によるものです。

三宝寺の「ほうろく灸祈祷」は、
毎年多くのテレビや新聞、雑誌に紹介されています。

ほうろく灸祈祷は全く熱くありません。

もぐさを直接肌の上に置くのではなく、
頭の上にのせた素焼きの『ほうろく』の上に置いて行います。

小さなお子様も安心して受けて頂ける御祈祷です。

平成30年の『ほうろく灸祈祷会』は
7月20日 午前9時~午後2時 於 本堂において行われます。

商売繁盛の「あじさい祈祷」諸病封じの「きゅうり封じ祈祷」も併せて行われます。

ほうろく灸祈祷(お一人様)・・・・2000円

きゅうり封じ祈祷(お一人様)・・・1000円

あじさい祈祷(一件)・・・・・・・2000円

厄落としの大根焚き

12月第一日曜日は、大根焚き で厄払い。
(祈祷会)
平成29年12月2日 午前10時~午後3時

祈祷会(きとうえ)では終日読経が響き
一年の罪や汚れを落とす日蓮宗秘法の「厄落としの祈祷」が行われます。

団体参拝者様には下記の祈祷時間以外でもご予約時間にてさせて頂きます。

京豆腐有名店の油揚げと一緒に大釜で何時間も焚かれた
熱々の「大根焚き」と香り豊かな「ゆず御飯」をご用意致し、
皆様のご参拝を心よりお待ちしております。

接客時間・・・・午前10時より午後3時
大根焚き・・・・700円
ゆず御飯・・・・800円

祈祷時間・・・・午前10時30分 午前11時30分 午後1時 午後2時
祈祷料・・・・・無料(特別祈祷はお一人様 1,000円)

(御会式)御会式法要 午前11時厳修
平成29年12月3日 午前10時~午後3時

御会式(おえしき)は日蓮大聖人を偲び讃える報恩法要で、
日蓮大聖人・日朗上人・日像上人の御真骨を御開帳して
毎年12月の第一日曜日に行われます。

三宝寺の「大根焚き」は日蓮宗秘法であるご祈祷を修しております。

香り豊かな「ゆず御飯」は、
大聖人が冷えたお身体を温める良薬として「ゆず」を珍重された故事によるものです。

この「ゆず御飯」は当山のオリジナル品で他所には無く、
皆様よりご好評をいただいております。

みくじダルマも楽しいですよ!

「御車返しの桜」枝垂れ桜

境内には宝暦年間に京都御所菊亭家邸内より根分け移植された、
名桜「御車返しの桜」があります。

その名のとおり余りの美しさに帝が車を返したと言われる名桜で、
毎年美しい花を咲かせ、見る人の心を豊かにさせてくれています。

この「御車返しの桜」は市民に親しまれ後世に残す価値ある樹木として、
平成16年京都市より「保存樹」として指定されました。

同じく境内の枝垂れ桜は円山公園の枝垂れ桜と姉妹の名桜です。

境内の中心にある楊梅(やまもも)は樹齢七百年の古木で、
「御車返しの桜」と共に平成9年に京都府より
「府民の木」に認定、親しまれています。

納骨墓所「蘇生廟」

「蘇生廟(そせいびょう)」は一生独身でおられる方や、
お子様の無い方、
身よりの無い方等 色々な事情で墓地を持たれない方のお墓です。

従来、この種の供養塔は納骨者の法名や名前を書く所が全く無い為、
知人の方がお参りされても供養の実感に乏しく、
また納骨を願う人にとっても墓地のイメージに程遠いものでした。

三宝寺の蘇生廟は「法名石版」に法名、俗名等を記入し、
半永久的に 納骨者の菩提を弔うものです。

希望される方に、
パンフレットが送付していただけます。
気軽にお申し込んで見てはいかがでしょうか。

納骨のみ 二十五万円
法名石版に法名等を記入し納骨 三十五万円 とのことです。

詳しくは三宝寺までhttp://www.sanbouji-kyoto.or.jp/

ペット供養

可愛いペットにもしもの事があった時、
ちゃんと火葬し納骨してあげたい・・・。

それは可愛いペットちゃんを大切にされているご家族の自然な想いでしょう。

三宝寺では、
関西地方で最も歴史あるペット火葬業者の『関西動物霊園』との提携により、
ペット霊園を開園されています。

ペットの火葬は関西動物霊園が、
納骨供養・追善供養は三宝寺で真心込めてご供養していただけます。

愛するペットに安住の地と安らかなる眠りを・・・。

戌年の守護神 三宝寺・妙見堂へのアクセスは?

所在地: 〒616-8256 京都府京都市右京区鳴滝松本町32
電話: 075-462-6540

京都駅から

市バス26号・・・ 福王子下車 徒歩20分
JRバス・・・・・ 三宝寺下車 徒歩5分
タクシー・・・・・約30分

阪急 西院駅から
市バス26号・・・ 福王子下車 徒歩20分
京阪 三条駅から
市バス59号・・・ 福王子下車 徒歩20分
地下鉄 太秦天神川駅から
市バス8号・・・・ 三宝時下車 徒歩5分
JR 花園駅から
タクシー・・・・・約12分

あとがき

2018年は戌年、
戊戌(つちのえいぬ、ぼじゅつ) となります
陰陽五行説によると、戊(土性の陽)と戌(土性の陽)
比和(ひわ)の関係 になります。
比和とは?
同じ気が重なると、その気は盛んになる。
その結果が良い場合にはますます良く、
悪い場合にはますます悪くなる。
ということだそうです。
どうか良いことが重なる年でありますように!

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