興味津々

L-カルニチンで脂肪燃焼を促進させる効果的な摂取方と不足を補うには

L-カルニチンが脂肪燃焼を促進させるといわれています。
脂肪燃焼といえば、余分な脂肪が減るということで、
多くの人が抱える悩みの一つです。
その余分な脂肪を燃焼させてくれるL-カルニチンを、
効果的に摂取する方法や、
不足の補い方についてまとめています。

  

L-カルニチンで脂肪燃焼を促進させるには

「近頃、体重が落ちにくくなった」そんな人に効果てきめん!

食べ過ぎや運動不足には注意を払っているつもりなのに、
若いころに比べて体重が落ちにくくなった。。。
そう感じたことはありませんか?

その原因は『L-カルニチン』不足なのかもしれません。

主に赤身肉に多く含まれる『L-カルニチン』は、
脂肪燃焼を促進させる効果が高く、
ダイエット中に積極的に摂りたい栄養素です。

『L-カルニチン』を味方につけて、スリムな体を維持しましょう。

体重や体脂肪が増える仕組みとは?

健康を保つためには、体重の管理が欠かせません。
しかし、
いくら生活習慣に注意を払っても、
年齢を重ねるにつれて脂肪が落ちにくくなると感じることはありませんか?

若いころと食事の量は変わっていないのに、
体重や体脂肪率が増加したり、
洋服のサイズがアップしたりなど、
昔より痩せにくくなったと実感する人も多いのではないでしょうか。

そもそも体脂肪や体重が増える仕組みはどのようになっているのでしょうか?

私たちが食事で摂取したエネルギー(カロリー)は、
体内で様々な形で消費されます。

そのエネルギー変換を『代謝』といいます。

ひと口に代謝といっても、呼吸や心臓の動きなど、
生命維持に必要最低限のエネルギー消費を指す『基礎代謝』や、
身体を動かすことによって消費されるエネルギー『生活活動代謝』、
そして、
ものを食べることによって消費されるエネルギー『食事誘導性熱代謝』に分かれます。

これらの代謝により、摂取したエネルギーが多いと、
消費されずに残ったエネルギーが体内に残り、
体脂肪として蓄積されてしまうのです。

加齢とともに基礎代謝が低下し痩せにくくなる。

では、
なぜ年齢を重ねるにつれ脂肪が落ちにくい身体になってしまうのでしょうか?

その一因が3つの代謝の中の
『基礎代謝』が低下してしまうことにあるのです。

代謝の中でも基礎代謝は、全体の7割を占めています。

個人差はあるものの、16歳~18歳をピークに基礎代謝は低下し始め、
40歳を過ぎると急激に下降し、
エネルギーを消費しにくい身体になって行きます。

そのため中高年の人が、若いころと同じ量を食べていると、
消費しきれず太ってしまうのです。

このように基礎代謝の低下が、
年齢を重ねてからのダイエットを難しくさせているのです。

極端な食事制限が基礎代謝の低下を招く

年齢とともに基礎代謝が低下することを考えると、
食事を制限し、
摂取エネルギーを抑えることがダイエットの近道と考えてしまいがちですが、
極端な食事制限は、さらに基礎代謝を低下させてしまいます。

食事を抜いたり、行き過ぎた糖質制限などを行えば、
一時的に体重は落ちるかもしれません。

しかし、食事制限は脂肪だけでなく、筋肉量も落としてしまいます。

基礎代謝の大部分は、筋肉によって行われるもので、
筋肉量の低下は基礎代謝の低下の繋がるのです。

つまり、
もっと痩せにくい身体になってしまうということです。

そのため、
極端な食事制限はリバウンドの原因になるのです。

ダイエットの基本はあくまで、
食事の量と質を見直すことで、摂取エネルギーを調整しながら、
運動量を増やすことで消費エネルギーをアップさせることができるのです。

脂肪を燃焼させるL-カルニチンとは?

食べながら痩せるダイエットでは、一日に必要な栄養素をしっかり摂りながら、
運動量を増やして基礎代謝を上げます。

特に、脂肪を燃焼させるために是非とも摂取したい栄養素が『L-カルニチン』です。

『L-カルニチン』とは、
必須アミノ酸のリジンとメチオニンから合成されるアミノ酸の一種です。

通常、
食事などから体内に通り入れた栄養素は分解され、脂肪になります。

そして、
細胞内のミトコンドリアに取り込まれてエネルギーとして消費されます。

この脂肪酸がミトコンドリア内部に入る際に、
欠かせないのが『L-カルニチン』なのです。

L-カルニチンはエネルギー変換を行うための運搬役のため、
不足すると消費されなかったエネルギーが脂肪として蓄積されてしまいます。

このようにL-カルニチンには脂肪酸の代謝を促進する働きがあるため、
高い脂肪燃焼効果が期待できるのです。

ほかにもL-カルニチンには、
疲労回復や筋肉をつけやすくする効果もあるとされています。

脂肪燃焼だけでなく、
私たちの健康にも欠かせない成分なのです。

年齢とともに体内のL-カルニチン量は減少していきます。

実は、『L-カルニチン』は、私たちの体内でも合成されています。
しかし、
年齢を重ねるとともに合成される量は少なくなってしまうのです。

人間の体内で合成されるL-カルニチンの量は、
大体20歳頃から減りはじめます。

個人差はあるものの、
80歳の頃にはほとんど合成されなくなってしまいます。

年齢を重ねるごとに身体に脂肪が付きやすくなるうえ、
容易に落ちなくなる一因には、
体内のL-カルニチンの合成量の減少が関係しているとも考えられます。

L-カルニチンの不足を補うには

L-カルニチンを積極的に摂って脂肪の燃焼を促進させる

体内で合成されるL-カルニチンの量が少なくなっても、
食事によってL-カルニチンを補うことも可能です。

では、どのような食材を取り入れればよいのでしょうか?

L-カルニチンは様々な食材に含まれていますが、
特に赤身のお肉がおすすめです。

L-カルニチンが豊富に含まれる羊肉や牛肉などの赤身肉は、
タンパク質や鉄分も豊富に含まれていて、
多くの女性が抱える、鉄欠乏性貧血の改善にも繋がります。

健康的に痩せるためにも、
赤身肉は積極的に摂ってほしい食材です。

しかし、
羊肉などは、手に入りにくく、
食卓にはまだあまりなじみがありません。

また、肉ばかりたくさん食べられません。

そんな時は、サプリメントなども活用しながら、
L-カルニチンを上手に補うようにすると良いのです。

これから寒いシーズンが訪れます。
消費エネルギーを増やすために運動をしようと思っても、
気後れしやすい季節です。

だからこそ、L-カルニチンを積極的に摂取して、
脂肪を燃焼しやすいカラダを目指していかなければなりません。

あとがき

一度ついた脂肪って、なかなか取れません!
特に年齢を重ねると、
「若いころはこんなことなかったのに!」ということが
たくさんあります。

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