アントシアニンの効果は目や肌にいい抗酸化力 含有量豊富なアサイーベリーとは

美容と健康

アントシアニンの効果が注目されています。
アントシアニンには抗酸化作用があって、
その効能はというと、
アンチエイジングには欠かせないというではないですか?
これはもうアントシアニンの効果に注目しないわけにはいきません。
アントシアニンの効果が、ブルーベリーの4.6倍という、
アサイーについて大いに注目して見ます。

  

アントシアニンの効能効果は目にいい抗酸化作用

目がとても疲れる、視界がかすむ、急激に視力が低下した。
近頃、そういった症状を感じながらも、
「年だから・・・」と諦めていませんか?

年齢とともに目の機能は低下していきますし、
加齢によって目の病気が起こりやすくなっていることも、
わかっていながらなかなか注意することは難しいことです。

例えば、視野が欠けていく「緑内障」
ものが歪んで見える「加齢黄斑変性」などは、
放っておくと失明する危険があるのです。

高血糖から引き起こされる「糖尿病網膜症」も、
中高年には要注意の眼病です。

大切な目を守るには、
目の病気や老化対策について、良く知っておく必要がありますし」、
目を大切にするためには、栄養面からのケアも重要なんです。

そこでアントシアニンには目にいい効果がたくさんあると言われています。

アントシアニンの効能 抗酸化作用で目の老化を防止する

眼病の発症要因となる活性酸素を除去して、目の水晶体や網膜の老化を防ぎます。

体をサビ(酸化)させて老化を早め、様々な病気を引き起こす「活性酸素」は、
増えすぎると当然、目への影響も懸念されます。

活性酸素は、老眼・白内障・加齢黄斑変性といった加齢に伴う眼病の大きな要因とされています。
では、活性酸素を減らすにはどのような方法があるのでしょう。

本来、人の体には活性酸素を抑える力が備わっていますが、年齢とともにその力は弱まります。
そこで、抗酸化物質を食事などで補うと、活性酸素の過剰発生を抑えることが出来ます。
アサイーベリーに含まれる「アントシアニン」も抗酸化物質の一種で、
活性酸素を除去する強い抗酸化力を持っています。

アントシアニンの効能 視力改善作用

 
アサイーベリーに多く含まれる
アントシアニンには、ロドプシンの再合成を助ける効能があります。
ロドプシンとは、目の網膜にある紫色の色素で、
ロドプシンに光が当たる事によって生じる信号が脳に送られて、
『目が見える』と、認識されます。

しかし、ロドプシンは光にあたる事により、ビタミンAに分解され、
もう一度ロドプシンに再合成されます。

長時間目を酷使し続けると、
再合成が間に合わず、ロドプシンは減少していきます。

アサイーベリーなどに多く含まれる色素のアントシアニンには、
ロドプシンの再合成を促進し、眼精疲労を回復し、視力を改善する働きがあるとされています。

この色素のアントシアニンの作用こそが、
アサイーベリーは目によいとされる一番の理由なのです。

アントシアニンは網膜に張り巡らされた毛細血管の保護・強化作用、
血液循環を向上させる効果や、
角膜・水晶体などに含まれるコラーゲンを安定させる作用もあるようです。

アントシアニンの効能 機能改善作用の即効性

アントシアニンの眼精疲労回復、視力改善作用には、
高い即効性が報告されています。

アントシアニンの摂取後4時間程で回復が見られ、
24時間程度で消失するとされています。

ウサギによる実験では、アントシアニン投与後約10分後で、
アントシアニンを投与されていないウサギに比べて、
約2倍のロドプシンが確認されたとの報告があります。

また、ある釣り人達のグループで
「釣行の直前にアントシアニンを摂取すると、浮子の動きが良く見える」と、
誰かが言い出して、釣行の直前にアントシアニンを摂取することがグループ内で流行したそうです。

彼らは、それを「(アントシアニンの)ドーピング」と呼んでいたとか。
少々不謹慎な言い回しですが、
それほどアントシアニンの即効性が感じられたということなのでしょう。

アントシアニンを摂取すると暗い場所でも良く見える

アントシアニンの摂取によって、夜間の視覚機能、暗順応機能を促進し、
いわゆる「夜目が効く」という効果が確認されています。

アントシアニンの研究は1915年くらいから始まっていたそうですが、
1964年には、アントシアニンで視力が改善し、
夜目が効くようになったとのアントシアニンに関する臨床データが発表されています。

アントシアニンの効果はアンチエイジングに欠かせない

アントシアニンの効果は、目の疲れに効能があることは特に有名ですが、
高い抗酸化作用があるため、加齢とともに進みやすくなる生活習慣病の予防や、
美肌効果などのアンチエイジング効果も期待されています。

アントシアニンの効果 糖尿病性網膜症の予防効果

糖尿病の怖さはいろいろな合併症を引きおこしやすいと言う事です。
その合併症のひとつ、毛細血管のトラブルによる網膜剥離などにおいて、
アントシアニンの予防効果が注目されています。

特にアントシアニンの一種、デルフィニジンには、
毛細血管のトラブルを正常化する高い効果があるとされています。

アントシアニンの効果 抗酸化作用

アントシアニンは、
目を始めとする体の老化や種々の疾患に深いかかわりがあるといわれている、
活性酸素を除去する抗酸化作用が認められています。

活性酸素は、紫外線やストレスなどで体の中に発生し、
大量に発生すると、ガンや脳卒中、動脈硬化を引き起こすこともあるといわれています。

アントシアニンと同じ抗酸化作用のあるものとして、
ビタミンCがありますが、アントシアニンはビタミンCより安定した抗酸化作用を示し、
さらに、
数あるアントシアニンを含む食品の中でもアサイーベリーは特に強い抗酸化作用を示しています。

アントシアニンの効果 毛細血管保護・強化作用、循環改善作用

アントシアニンには、ビタミンPに似た働きがある事が分かっています。
ビタミンPは、ビタミンに似た働きのビタミン様物質で、
フラボノイドとも呼ばれています。

体内組織に栄養や酸素を送る毛細血管には、
適度な透過性が保たれている必要があります。

ビタミンP(フラボノイド)は、
毛細血管の透過性が良くなり過ぎるのを抑える効果が知られています。

またビタミンP(フラボノイド)は、血小板の凝固を抑制し、
血液をさらさらにするので、アントシアニンにも血管の保護・強化、循環機能の改善が期待できます。

アントシアニンの効果 抗炎症作用と抗潰瘍作用

 
アントシアニンには局部の血行を高め、
潰瘍などの粘膜の欠損を埋める抗潰瘍作用があるとされています。

また、アントシアニンには炎症を押さえる働きも確認されており、
その強さ(アントシアニンが炎症を抑える効果)はアスピリンの10倍もの効果がありながら、
胃にも負担がかからないという、大変優れた力をもつとされています。

アントシアニンとは、
古代米、ブルーベリーやアヤムラサキという種類のサツマイモに含まれている紫色の色素。

抗酸化物質ポリフェノールの一種で、
視神経の働きを支えているロドプシンという色素の再合成を促して、
疲れ目を改善し、視力を向上させます。

活性酸素の生成を抑制し、血液をきれいにする作用もあります。

農林水産省の実験で、肝障害のラットにアントシアニンを含むアヤムラサキジュースを飲ませると、
血液中の有害物質が3分の1まで抑えられました。
このことから、アントシアニンは肝機能を向上させることが分かりました。

最近の研究では、
アントシアニンが血圧を上昇させる酵素の働きを阻害することが分かっており、
血圧抑制効果が期待できます。

アントシアニンの効果 コラーゲン安定作用

アントシアニンにはコラーゲンを安定させる作用があります。

コラーゲンとは、皮膚の弾力性を保つたんぱく質で、
みずみずしい肌を保つのに不可欠なものです。

また、コラーゲンは目の角膜や水晶体にも多く含まれています。
アントシアニンはこの大切なコラーゲンの合成を促進する作用が認められています。

同時に、アントシアニンが傷などの回復を早める作用もあるそうです。

アントシアニンの含有量豊富なアサイーベリーとは

アントシアニン含有量は、ブルーベリーの4.6倍といわれるアサイーベリーですが、
アサイーベリーとはいったいどのようなものなのでしょうか?

近年、目に良いフルーツとして南米アマゾン原産の
「アサイーベリー」が脚光を浴びています。

アサイーベリーは、もともと栄養価の高い食材として有名ですが、
強力な抗酸化力を持つ色素・アントシアニンを豊富に含んでいます。

アサイーベリーに含まれるアントシアニンこそ、
見る機能を高めると注目されている成分なのです。

アメリカ・ブラウンズウィック研究所の調査によると、
アサイーベリーのアントシアニン量は、ブルーベリーの約4.6倍。
ほかの果物と比べても含有量は群を抜いています。

アサイーベリーは、アントシアニンを含有するブルーベリーと、
同じ仲間だと思われがちです。

他にもビルベリーやハックルベリーなども含め、
ブルーベリーの仲間のように思われていますが、

ブルーベリーは、
ツツジ科スノキ属シアノコカス節に分類される北アメリカ原産の落葉低木果樹の総称で、
ビルベリーやハックルベリーなどもツツジ科スノキ属シアノコカス節に分類される植物です。

この『ベリー』というのは
ベリー (berry)とは、小さく多肉で、しばしば食用にもなるような果実の総称である。
とあるように、“食用”という意味です。

アサイー(アサイ、和名:ワカバキャベツヤシ、
学名:Euterpe oleracea、ポルトガル語: açaí(açaí.ogg 発音[ヘルプ/ファイル]))は、
ブラジル・アマゾンが原産のヤシ科の植物である。
果実の外見はブルーベリーに似ており、食用にする。

アサイーベリー (açaí berry) などと表記される場合もあるが、
植物学的にはブルーベリーやその他ベリーとは近縁ではない。
アサイーはヤシ科の1種であり、
そのため英語では植物そのものをアサイー・パーム (açaí palm)、
果実をアサイーと表記するが、
エウテルペ属の他種のヤシもアサイー・パームと呼称することがある。

とあります。

つまり、アサイーは食用ですが、ブルーベリーの仲間ではなく、ヤシの仲間なのです。
ただ、見た目にはブルーベリーとよく似ているところからアサイーベリーと呼ばれているようです。

アサイーの実は非常に栄養価が高く、
アサイー果実100g中に含まれるポリフェノールは約4.5gで、
ココアの約4.5倍、ブルーベリーの約18倍ともいわれています。
他にも、鉄分はレバーの3倍で、食物繊維、カルシウムなども豊富です。

そしてアントシアニンは、ポリフェノールの一種です。

あとがき

ブルーベリーやアサイーもそうですが、
サツマイモの皮の色や、紫キャベツ、紫たまねぎ、
あの紫色に抗酸化作用、つまり、若返りの秘密があるのでしょうか?
アンチエイジングが気になりますもんで・・・・